I am the bone of my sword.
Steel is my body, and fire is my blood.
I have created over a thousand blades.
Unknown to Death.
Nor known to Life.
Have withstood pain to create many weapons.
Yet, those hands will never hold anything.
So as I pray, unlimited blade works.
赤い。どこまでも赤い夕日の中、一人の青年がいた。
力なく倒れる青年の体にはいたる所から血が流れている。
それもそのはずだ。青年、|衛宮(えみや) |士郎(しろう)は魔術協会から封印指定を指定されてしまい、何度も魔術師との戦闘を行ってきていたのだ。そのせいで、士郎はろくに食事も休息も取れず、体力は限界となってしまいここまで傷ついてしまったのだ。
衛宮士郎の傷は、既に致命傷の域にまで達してしまっている。
この場には治療用の道具も無く、町や村なんかも近くに無い為、助かる事は不可能だろう。
それでも、彼は笑っていた。
何よりも大切な…10を切り捨ててでも守りたい1を守ることが出来たからだ。
衛宮士郎は、最後の最後まで笑い……そして、死んだ。
*****
大雨の中、病院の前に一人の赤ん坊が捨てられていた。
たまたま、病院から出てきた一人の男がその赤ん坊に気付き、その子を抱き上げた。
その赤ん坊には、紐を通してある小さなカードが首にかけてあり、そのカードには二文字の漢字…恐らく、この赤ん坊の名前が書いてあった。-----
-----『士郎』と。
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封印指定をされてしまい、魔術師との連戦で命をおとしてしまった衛宮士郎。しかし、気が付くと彼は赤ん坊となってしまっていた!?これは、Fateの衛宮士郎がISの篠ノ乃家の長男として、第2の生を受けた物語である。*この物語は、基本作者である僕の妄想の塊です。また、不定期になる可能性もあります。