SIDE零
やあ皆!零だ、犬探しだぜ!
メンバーはめだか以外の生徒会勢と不知火だぜ!
「え~っと、確かこの辺に。ほらいたよ」
・・・・これは
「危ないな」
「危ないです」
「危ないよね~」
「・・・・」
善吉どったの?青ざめてるけど?
「これ、イラストと違うくないか?
あれはワシントン条約で保護されている何かだろ?」
声も震えてるね。まぁあれは結構怖い。
人間と雰囲気というかオーラが違う
怖すぎ。
「やだなぁ人吉あれはれっきとした犬だよ
ボルゾイっていう犬で、別名ロシアウルフハウンド」
「狩猟用の犬だったっけ?」
「うん」
「ほらウルフってはいってんじゃん!」
そういえばしゃべってないけど姫ちゃんどうしたんだ?
「にーさーん!こわいです~」
らしいです思ったけど怖がりじゃねこいつ?
でも可愛いから問題ない問題あったら問題になる
「まぁお前らも手伝ってくれんだよな?」
「「はぁ?何言ってんの?するわけないじゃん」」
「嫌です~こわいです~」
「え?」
当たり前だ!
「痛いのは嫌いだから極力さけたい、危なくなったら助けてやる」
「私は親友が酷い目に合うのを安全圏から眺めてたいだけの人間なんだから」
「零はともかく不知火は人間の所業じゃねぇ」
仕方なく助ける!理由はお前が酷い目にあうのもちょっと見てみたいからだ!
『ガウッガウッガウッ!!』
「「「!?」」」
「ひゃあ!?」
びっくりするじゃねーか!
こええよ!くそマジで
「ほら『お兄ちゃんこっちにおいでよ、一緒に遊ぼうよ』
って言ってるよ」
「いや俺には『人ども!次に俺様の眠りを妨げれば容赦
なく食い散らかすぞ!』って聞こえたぜ?」
俺もか?俺も言わなきゃいけないノリか?
「いやいや『僕は寝ていないから安心しないで捕まえにおいで』
って言ってたよ」
「いや意味わからん」
そりゃそうだよ!今思いついたんだ仕方ないだろ?
言い回しは下手なんだよ!
「にーさーん!帰りましょうー!こわいですー」
大丈夫大丈夫
「大丈夫、何もさせないからさ。お前に爪の先すら掠らせねぇよ」
なでなで
「う~~」
「「さぁ行ってらっしゃい!」」
「わかったよ!」
後は皆の知ってる通り
不知火の馬鹿案にのって善吉が馬鹿やったら
襲われるっていうのになったぜ
―――――――――――――
「っで帰ってきたぜ!」
「負傷者は俺一人です」
「ふむそうか、つまり成長して成犬になってしまったか」
「そうです、こわかったです」
次俺が行こうかな
「じゃあ俺だけで行くわ」
「「「へ?」」」
へ?じゃないよ、俺が一番つごうがいい
「会長は別の件を済ましとけ、善吉はその手伝い。
姫ちゃんはついてきてもいいよ」
「けどあんなのひとりじゃつかまえれねーよ!」
捕まえれます。俺転生者だよ?
「私はいっていいんですか?邪魔じゃないですか?」
なーにいってんの!邪魔とかって言った奴いたら異次元に飛ばしてやるよ
癒しを連れて行くのは当たり前だろ!
「いいの、邪魔じゃないから来ていいよ」
「はい!」
にっこり笑って可愛いなー
――――――――――――――――――――――
「でも兄さんどうするんですか?」
「あれか?」
「はい」
「能力で本能と性格をいじる」
「意外と酷いですね。かわいそうです」
しゅんとしてるのもまた可愛い
「大丈夫、人になつきやすくして、会長を怖からないようにするだけさ」
「ほんとですか?」
おう!
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神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話
※注意※
めだかボックスの二次創作です
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