「月詠神那(つくよみかんな)です。とりあえずこれから1年間よろしくお願いします」
僕はそう自己紹介をして席に座った。周りのクラスメートは僕の自己紹介が終わると拍手をしてくれていた。・・・まあ、一人一人が終わるたびにしてるんだけどねw
でまあ、教室の後ろのほうには保護者が並んでるんだが・・・、やっぱり緊張するな~。何せ自分の親が来てるんだから、緊張するなっていう方が無理でしょwちなみになぜ保護者がいるかというと、今日は小学校の入学式であり、僕も今日からピカピカの小学1年生というわけだ!え?どこの小学校かって?私立聖祥学園ってとこの初等部だぜぃ!中等部からは女子オンリーらしいが、最近は共学の話が出てるとか出てないとか。まあ、そんな先の話は僕には関係ないけどね!
「はい、それじゃあみんな自己紹介が終わったわね?」
おっと、ボーっと聞き流してたらいつの間にか終わってたよ。・・・こんなんで友達作れるのか?俺・・・
まあ、なるようになれだ。
「えー、ここにいるみんなは来年クラス替えで一年間だけとはいえ一緒に学び遊んだりするクラスメートです。もちろん来年も同じクラスになる人がいるかもしれないし、そうでない人もいるかもしれません。しかしみなさん、出会いというのは大事にしましょう。出会いは自分またはその人を大きく成長させてくれるかもしれないからです。」
うんうん、この先生いい事言うね~。でも、それを理解してる子は何人いるのかな?
「ちょっと難しい事を言ってるように聞こえるかもしれませんが、要は友達をたくさん作りましょうということね。みんなわかった?」
そう言って担任の水城佳奈(みなしろかな)先生はクラスのみんなに微笑みかけた。・・・この先生、かわいいな。・・・ハッ!いかん、いかん。さすがに先生に惚れちゃまずいだろ。まあ、既婚者だからどうこうできないしする気もないけどね!それはさておき、そういった先生に対して僕を含めたみんなは元気よく、「ハーイ!」と返事を返した。さて、明日から友達作りをがんばるとしますかね。
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この物語の主人公月詠神那は両親が元時空管理局員で自身も魔導師としての資質を持っていた。これの物語は神那が魔法と出会い様々な出来事に巻き込まれていくお話である。※ちなみに恋姫のお話はA'sを少し過ぎるまで出てきませんのであしからずご了承ください。あと、作者はA'sのラスト直前までのお話を他の作者様の二次小説の知識程度のものしかありませんのでそれもご了承ください><後もう一点、原作とはすこし違うストーリーになるかもしれませんので、「嘘だ!」っていう方は回れ右してください><それでもいいよっていう方は生暖かく見守ってください(笑)