No.445333

幻想郷帰宅日記 間章-extra-

wasarattelさん

ついさっき見て頂いた方々に色々と意見を頂きまして、過去作品を色々修正しました。
幻想郷の「郷」を「卿」と間違えるなんて末代までの恥だぜ・・・・サーセン

遂に近所の神様と本来の主人公様にご登場頂いちゃいます
とても短い文章ですが・・・・六章までの尺稼ぎだと思って下されば

2012-07-04 00:45:31 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:558   閲覧ユーザー数:555

間章「トラブルメーカー」

 

 

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この場所に来てどの位経っただろうか・・・・

未だに私はこの世界から抜け出せていないし、それに・・・・

 

 

霊夢「もういい加減にして欲しいわね」

私は忌々しげな呟きを漏らした。

 

 

ここは"奴"曰く、"過疎山"という場所らしい。

"奴"が創り出した世界なのか場所なのかどうかは知らないけど、まさかこっちの結界を歪めてくるとはね。

 

来た時と同じく辺りには樹木しか見当たらないようだけど・・・・

 

 

 

ヒュンヒュンヒュン・・・・

 

 

 

霊夢「ッ!」

瞬間的に頭を右にずらす。

 

 

 

カッ!

 

 

 

その瞬間、右頬を小さな扇子が高速で掠め、葉を散らして樹に刺さった。

 

 

さっきから定期的に飛んでくるこの扇子・・・・

もう何回目になったかしら。

 

 

 

?「ほほう、まだかわす力が残っておるようじゃな」

 

 

 

まただ・・・

上下左右から声が聞こえる・・・・

 

霊夢「面倒ね!さっさと出てきたらどうなの!?」

 

この受け答えも何度目になったか。

依然として「奴」は姿を現さない。

 

霊夢「ここじゃこの力は使えないって・・・・どういうことなのよ」

 

どうやらここでは私の能力は制限されてしまうようだ。

浮遊はかろうじて使えるが、お札が使えないのはかなり痛い。

これも、奴の影響下に置かれてしまっているからだろう。

 

 

?「・・・・ふん、まぁまだ時間はある」

 

 

ゆらり、と周りの空気が歪む。

 

 

 

まただ

あの扇子が来る前兆が・・・・

 

 

 

?「妾の大切なものを奪った罪・・・・たっぷりと償ってもらおうかの!」

霊夢「・・・・チッ!」

 

そして私はこう決心を固める

 

 

 

 

 

 

"あの"お賽銭は絶対に私のものだと・・・・!

 

 

 

 

 

 

-続く-

 


 
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