エアフィックス赤箱の1/72シーハリアーFRS.1、
旧いキットばかりだったシーハリアーの久しぶりの新製品となる。

FRS.1はFighter/reconnaissance/strike(戦闘/偵察/攻撃)の意味で、
シーハリアーの初期型になる。

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赤箱シリーズは旧キットと新金型が混在しているが
1/72のハリアー系は全て新金型でシーハリアー二種、空軍型が一種発売されている。
(他にフォークランド紛争パッケージでスカイホークとセット売りもあり)

エアフィックスの新金型はスジ彫りが太目なのが特徴で、
逆に細かなパネルなどでは省略されているものも見られる。

しかし、太いスジ彫りはスミ入れせずにラインを浮き上がらせる効果があり、
適度に間引かれているおかげでスケール感を損なうほど目立ちもしないという利点があるようだ。
少なくともこのハリアーのような濃い色の機体には似合うように思える。

ペーパーをかけて継ぎ目を消した際にスジ彫りが消えてしまいづらいので、
完成するまでの手間はだいぶ減っていると思う。

このハリアーは配備前の試験部隊のマーキングなので、
ほぼ新品として汚しは入れずに仕上げている。
上面はミスターカラーだとエクストラダークシーグレーに該当するが、
エクストラダークシーグレーはほとんど濃いグレーで、
実物のハリアーはどっちかというと青いので
今回はミスターカラーのニュートラルグレーに青(ブルーエンジェルスの青)を混ぜて使ってみた。

デカールを貼り終えてから半光沢のクリアーを2回位吹いて、
乾燥後にラプロスの6000番とハセガワのセラミックコンパウンドで磨いてツヤを出してある。
下半分の白い部分にのみスミ入れをして、前述のように青い部分はスミ入れ無し。