「STAR WARS EPISODE3」に登場するベネター級スター・デストロイヤー、レベル製５０センチ強の大型キットです。
映画公開時の勢いで始めたので2005〜2007年頃に作っていた作品になります。

プロポーションは非常に良好なもののディティールはかなり甘いため、流用パーツによるディティールやスジボリの追加、電飾を中心に工作しました。
劇中印象的だった青白いエンジンの炎はLEDにて再現しました。
フルCGのためプロップが存在せず、不明な部分が多く困りましたが「もしこの艦のプロップが存在したら、ここはどう表現されていただろうか…」と自分なりに想像力を働かせて補完しています。

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スジボリは膨大な量彫り込んでいて、確か半年くらいひたすらやっていた記憶があります。ハセガワのラインエンングレーバー１が細くて使いやすくていいです。この後BMCタガネやラインチゼルなど色々試しましたが、僕にはラインエングレーバーが合ってるようです。
ディティールには各種プラ材や艦船パーツ、カーモデル用マテリアルなどを利用しました。元々艦船やF1を作っていたので手元にストックが沢山あったんですね。
今でこそ宇宙船の改造にピットロード艦船パーツを流用するのは定番の手法になっていますが、これを作った当時はあまりやってる人いなかったんですけどね（笑

塗装はフルCGだけあってテクスチャーがベタベタ貼ってありとても再現できないので
ベースカラーを中心に明るめ、暗めの色を数色用意しひたすらマスキングしてブラシ。
次に単調さを防ぐためマスキングしてスモークグレーで汚し。
さらに一辺や二辺をマスキングして残りをぼかすよう調子を変えてブラシ。
これらを重ねることで、少しでも複雑な色味を出しました。
最後にパステルで変化をつけています。