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照らし出す夏の太陽…
熱さを残す、二人の残像…
手を伸ばしたら…今にも届きそうで…
静かな週末、今年最後の向日葵…
二人で見たいって……
飾りの無い笑顔で…君は僕に、手を振った。
君の笑顔、まるで…
今日の太陽みたいで…
終わりゆく夏の淋しさを…笑顔で誤魔化すかのように…
遠い空、見上げて…
住み慣れたこの町…別れてしまう…
あと、一週間で……僕は…
手に持った一片の向日葵…
二人の願いを込めて…
夏の太陽に届くように……
きっと、これが…二人でいられる…
最後の夏……
互いに……繋いだ思いと共に……。
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*2007年9月に描きました。
私の初の夏の向日葵の作品でもあり、初の短編モノでもあり、今現在の塗り方に変わった最初の作品でもあります。
当初は、夏真っ盛りの8月に完成させようて思ってましたが…
肝心のテキストが中々出来なくて、完成させたのが作品タイトルにもある夏の終わりも近い9月初め…
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