その壱『風見赤斗』
姓 :風見(かざみ)
名 :赤斗(せきと)
字 :なし
真名:なし
武器:花天と月影……二振りの日本刀(小太刀)。赤色の柄で赤銅の鞘に納まっているのが“花天”で、黒色の柄で黒塗りの鞘に納まっているのが“月影”。
好きなもの:肉まん
苦手なもの:海(泳げないから)
本編主人公の少年。
身長168㌢。体重58㌔。年齢17歳。
髪の色は赤色。本来は両目とも黒色だったが、狂神を発動させ龍脈の力に飲まれてからは、右目は輝く金色。
学校の放課後に古武術の達人である宮本虎徹に稽古をつけてもらうのが日課。
学んでいる古武術の流派は“無双無限流”。
無双無限流には『全ての奥義を極めしとき、その身に龍の力が宿る。』という伝承がある。
奥義には“疾風”“浮葉”“流水”“月空”“烈火”“絶影”“龍鱗”“狂神”などがあり、奥義を使えば恋姫の世界の武将とも互角に闘えることができる。
子供の頃に溺れた経験がある為、海や川など苦手である。
医者を目指していた為、多少の医術の心得がある。
ある日道場で黒尽くめの男(司馬懿)に襲撃される。とどめを刺されそうになった時、赤い光に包まれて恋姫の世界に飛ばされる。
死にかけていた所を、孫堅(火蓮)によって保護される。
命の恩人の孫堅の為、師匠を探しがてら、天の御遣いとして孫呉に力を貸す事となる。
“江東の赤龍”という異名を付けられてからは、孫堅から貰った赤のコートを着る事が多い。
孫呉の武将たちとの関係は良好であり、特に孫権や諸葛瑾とは仲が良く気にかけている。
恋姫の世界にきた当初は戦場などでの命のやり取りに戸惑う事が多かったが、反董卓連合での戦いなどを通して成長していく。
火蓮や鴉と戦った時や雪蓮を庇って毒矢を受けた時など、自分が死など危機的状況に陥った際、無意識に狂神を発動させてしまう事がある。
狂神を発動させると大地に流れる龍脈の力を自分の身体に取り込む事ができるのだが、制御しきれないと恐怖や怒りなど負の感情が大きくなり暴走してしまう。
火蓮と鴉の戦いの時は負の感情を暴走させて無差別に襲い掛かったが、毒矢を受けた時は龍脈の力を取り込む事により毒を浄化させた。
だが、その時に大量の気を取り込んだ為、右目は金色に変貌した。
金色に変わった右目は“龍の眼”となり、本来なら視覚で認識するはずのない情報を見る事ができる。周瑜の身体に巣食っていた病魔も消滅させた。
普段、龍の眼は眼帯で隠しているが、龍の眼を使うと好戦的な性格に変わってしまう。気も膨れ上がるが燃費は非常に悪くなる。
虎徹との修行により、なんとか制御できる状態にある。
狂神の発動後、犬(セキト)や虎に姿を変わってしまい、その際に呂布と出会い、関羽たちと交流を深める事となる。
実際は姿が変わったのではなく、龍脈から力を取り込んだ後に、意識が龍脈を通して動物たちに移ってしまっただけである。
赤壁の戦い後、兀突骨の自爆で発生した時空の穴に吸い込まれ、孫策・周瑜・呂布・関羽・典韋・許緒などと一緒に元の世界へと帰ってきたが、貂蝉の協力により恋姫の世界に戻る事となる。
その弐『孫堅』
姓 :孫
名 :堅
字 :文台
真名:火蓮(かれん)
武器:南海覇王……やや長めの刀身を持つ、両刃の直刀。派手な装飾はないものの、孫家伝統の宝刀。
好きなもの:娘たち(特に小蓮♪)と酒
孫策(雪蓮)たちの母親で、赤斗の命の恩人。この外史“赤龍伝”では孫堅は死んでいない。
身長173㌢。腰まで伸びる燃えるような赤い髪の持ち主。
血を見ると雪蓮以上に興奮してしまう性格。だが理性により制御する事ができる。
娘たちを非常に愛しているが、孫尚香(小蓮)には非常に甘い。周りの人間が呆れるほどに甘い。
赤斗が曹操に保護された時も、孫権(蓮華)が許昌に迎えに行く事を止めたが、孫尚香が行こうとした事は止めなかった。
ちなみに孫策曰く、孫尚香の次に赤斗に甘い。
孫呉の王として戦ってきたが、寿春城の戦いの後に隠居して孫策に家督を譲った。
その後は、建業の城から離れた屋敷で暮らしており、面白いからという理由から袁術・張勲・華雄も一緒に住まわせている。
赤壁の戦いには参加しなかったが、司馬懿との決戦には参加している。
その参『諸葛瑾』
姓 :諸葛
名 :瑾
字 :子瑜
真名:藍里(あいり)
武器:風切羽(かざきりばね)……火蓮から受け取った護身用の短刀。諸葛瑾(藍里)の実力が低いので、あまり役に立っていない。
苦手なもの:酒(飲めるが、酔うと周りの人間にからむようになる)
諸葛亮(朱里)の姉。
髪は金色でポニーテール。
諸葛亮とは違って長身で胸も大きい女性。趙雲が曰く、諸葛亮の胸や背が小さいのは、諸葛瑾に全て持って行かれたためとの事。
温厚で気配りのできる性格で、面倒見も良い。政治、軍事、外交と様々な仕事をこなす事ができる。
赤斗の世話役として補佐についている。
一時は、自分たちとは違う考え方や知識を持つ赤斗に恐怖心を持っていた。
また、昔から自分には無い才能を持つ妹を羨ましくも、怖いとも思っており、それが藍里のトラウマになっている。
赤壁の戦い後、大将軍に任命され司馬懿との決戦に挑む。
その肆『太史慈』
姓 :太史
名 :慈
字 :子義
真名:嶺上(りんしゃん)
武器:雷電(らいでん)……二本の小型の戟。
好きなもの:子供
非常に勇猛かつ、約束に律儀な武将。銀髪レゲエの女性。
孫策(雪蓮)と一騎打ちして引き分けたことがある。
呉に降ってからは、孫策の喧嘩友達になっており、よく喧嘩をしている。
孫尚香(小蓮)や諸葛瑾(藍里)と仲が良く、孫尚香(小蓮)の護衛役をしている事が多い。
子供好きで、よく街の子供たちと遊んでおり、子供たちに真名を許しているほど気を許している。
弓の名手でもあり、その腕は百発百中。
劉ヨウに裏切られた経験もあって、裏切りなどは許せず。曹操を裏切った張遼の事を心よく思っていない。
その伍『司馬懿』
姓 :司馬
名 :懿
字 :仲達
真名:不明
武器:不明
黒尽くめの衣装を身に纏った、曹操軍の軍師。
曹操軍に属しているが、曹操からの信頼はないといっても良い。
色々と裏で暗躍しており、虎牢関では張遼を捕え、術により自分の傀儡にしている。
魏から姿を消していたが、赤壁の戦いに現れ曹操に反旗を翻した。
司馬懿も龍脈の力を使え、それを術に利用する事ができ、外史の管理人たちが干渉できないようにしている。
今まで数多くの外史が司馬懿の手によって滅ぼされている。
真の目的は不明だが、龍脈の力を全て手に入れようとしている。
その陸『玄武(げんぶ)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:魏軍正式採用剣 魏軍に配備されている剣。
司馬懿の部下。
普段は何の変哲もない魏軍の鎧を身に纏い、普通の兵士にしか見えない。
しかし、眼の奥からは異質な気を醸し出している。
鎧の下には黒の衣を纏っており、素顔は司馬懿に似ている。
虎牢関では、鴉と一緒に張遼を捕えた。
赤斗の事が気に入らず、隙あらば殺そうとしている。
許貢の残党をけしかけて、孫策を暗殺しようとした。
その漆『鴉(からす)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:爆閃(ばくせん)……司馬懿から受け取った回転式拳銃。
司馬懿の部下。
性格は軽く、いつも人を馬鹿にしているような態度をとる。
司馬懿と同じ黒い衣装だが、こちらの方がもっと動きやすい軽装な格好をしている。
寿春城では、孫堅(火蓮)を暗殺しようとした。
その捌『氷雨(ひさめ)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:氷影(ひえい)……氷のように透き通った刃を持つ槍。
司馬懿の部下。
青い忍者服を着た長い白髪の女。
背中には“氷影”を携えている。戦闘時には全身からは氷のように冷たい殺気が滲み出す。
洛陽で董卓(月)と賈駆(詠)を暗殺しようとした所を、赤斗と甘寧(思春)に妨害される。
官渡の戦いでは、呂布の部下を連れ去り、それを止めようとした陳宮を殺害する。
南蛮では、孟獲を利用して董卓たち再び暗殺しようとするが、虎になった赤斗と趙雲に再び妨害される。
司馬懿の反乱後は、袁紹と共に汜水関の守備につく。
汜水関の戦いでは、趙雲や甘寧を超スピードで圧倒するも、恋姫の世界に帰ってきた呂布に敗れて死亡。
その玖『宮本虎徹』
姓 :宮本(みやもと)
名 :虎徹(こてつ)
字 :なし
真名:なし
武器:虎徹……江戸時代の刀工が作った刀。
年齢は50歳。実年齢よりも、肉体年齢はずっと若い。
赤斗が親を亡くしてからの親代わりであり、古武術の師匠でもある。
赤斗と同様に恋姫の世界に飛ばされる。恋姫の世界に着てからは用心棒などをしながら、色々と辺りを転々としていた。
龍に喰われた赤斗の修行をやり直した後、天の世界に戻っていった。
赤斗曰く、『無双無限流の妙技を見せてやるっ!』が口癖で、その実力は呂布(恋)以上。
その拾『兀突骨』
司馬懿の部下。
全身鎧を纏った大男。
許緒や典韋以上の怪力の持ち主で、気を操る事もできる。
赤壁の戦い後、呉蜀同盟の本陣に単独に乗り込み、龍の眼を使った赤斗と戦って敗れる。
その後、尋問を受けている途中に自爆する。
自爆後に出来た時空の穴に吸い込まれた事により赤斗は元の世界に戻る事になる。
その拾壱『木鹿大王』
司馬懿の部下。
無精髭を生やし頭から虎の毛皮を纏った大男。
虎や豹などの獣を操る事ができる。
南蛮で兀突骨とともに劉備軍を襲撃するが、失敗に終わる。
関羽たちに殺された獣の復讐をする為、黒い巨獣と化して関羽を襲撃する。
透明になって関羽や虎になった赤斗を苦しめるが、二人の連携により倒される。
巨獣と化したのは、司馬懿の龍脈を使った術によるものである。
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真・恋姫†無双~赤龍伝~もお蔭さまで100話を超えましたので、登場するオリジナルキャラクターについて、軽くですがまとめてみました。今まであった紹介を手直ししたものです。