No.420830 第3回 ワイルドに飲む会!「肝っ玉母さんファイヤーエンブレム」つばなさん 2012-05-10 00:15:23 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:639 閲覧ユーザー数:630 |
前回酒が飲めなかった編集長は、なんとしても酒を飲むべく今回はあの二人でやると言い出しました。あの二人、つまりアラフォー集団です。
僕は知っています。この三人に囲まれると説教されるということを! はっきり言ってめんどくさいので、望ましくありません! よろしい、ならば僕は僕の救世主を召喚しよう。それ以外にオヤジの絡み酒から逃れるすべはありません。
そんなわけで、今回のメンバーはレギュラーのワイルドタイガーに加え、ゲストはロックバイソンと我が女神ファイヤーエンブレムです! そして今回の飲み会会場はロックバイソン選定のこの場所!
ロックバイソン(以下「R」):「牛角さんだ!」
編集長ウラジーミル・バラノフスキー(以下「長」):「まあ、そうなるわな」
ファイヤーエンブレム(以下「F」):「むしろ、全然違う店チョイスされたらこっちが気を使うわよ」
R:「牛角さんは、安くて旨くて、サービスもいいんだ! 今回カルビが肉・タレともに一新したからぜひ食べてみてくれ! そして俺のオススメは……」
ワイルドタイガー(以下「T」):「おねーさーん! 注文いい? 俺焼酎ねー!」
長:「見事にスポンサーPR活動をぶった切ったな」
T:「だってバイソン話なげーんだもん。え? 焼酎そんな種類あんの? どうしようかなー」
R:「そうなんだ! ドリンクも非常に充実していて、焼酎だけでも……」
T:「うっせえよ、お前!」
F:「ちょっとタイガー。スポンサーアピールの間くらい黙ってなさいよ。全く常識がないわね」
T:「だって早く飲みたいんだもん……」
R:「少しは俺の話も聞け!」
長:「そいえばタイガー、お前『理想の上司No.1』に選ばれてあのビジネス誌の表紙飾ったらしいじゃん」
R:「なんでこんな奴が……」
T:「へへっすげえだろー」
長:「意外と喜んでるな。一位なんて興味ねぇとか言いそうなのに」
T:「えー! だってかっこいいじゃん理想の上司。やっと俺のオトナの魅力がみとめられたなーと」
長:「ないわー。それはないわー」
F:「納得いかないわ!(とダンッとテーブルを叩く)」
R:「うおっびっくりした」
F:「このアタシを差し置いて! タイガーが理想の上司ってどういうこと? 一体みんなどこに目をつけてんの? タイガーみたいないい加減な上司最悪じゃない!」
長:「あんなん言われてますけど」
T:「いい加減じゃないもん! オレちゃんとしてるもん!」
F:「いい年して『もん』とか言ってる上司いやでしょ?」
長:「かわいいんじゃない?」
編集部新人シモン・ソシュール(以下「新」):「僕は、ファイヤーエンブレムさんみたいな上司がいいです!」
長:「お前ホンモノの上司を前によくもそんなことを……」
F:「まあ、シモンちゃん。うちの会社に来る?」
長:「おい! 堂々と引き抜きしないでくれよ!」
R:「まあ要はイメージだろ? タイガーが理想の上司に選ばれたのは、バーナビーのせいだよ」
T:「なんでここでバニーちゃんが出てくんだよ」
R:「アイツお前のこと褒めまくるから、世の中の人はそれを鵜呑みにしてるんだよ」
新:「『タイガーさんは素晴らしい先輩です』『タイガーさんがいなければ今の僕はありません』『タイガーさんはヒーローみんなを引っ張ってくれるリーダー的存在ですよ』『タイガーさん、愛してます!』以上、今月のバーナビー・ブルックスJr.ロングインタビューより抜粋しました」
T:「うええ! そんなことバニーちゃん言ってたの?」
新:「あ、最後のは僕の幻聴ですけど」
T:「キミね…、びっくりしたじゃん、やめてよ」
F:「でも言いかねないわね、あのハンサム」
長:「全然違和感なかったぞ」
F:「でも今の聞いても、ハンサムがタイガー好きすぎて変になってるってことしか分かんなかったわよ。アレで世の人はタイガーを理想の上司に選ぶの? タイガー選んだ人って、どういう理由を挙げてるの? 」
新:「えーと『旧態然とした組織をぶち壊してくれそう』『情熱を持って仕事をし、チームを引っ張ってくれそう』『包容力がありそう』『部下に甘そう』」
F:「なに言ってんの! この男、超考え方古いわよ! 頭ガッチガチよ! 仕事だって出動中以外はグダグダだし、こんな勝手な男、包容力とかないわよ! 騙されないで!」
長:「バッサバッサ切り捨てたな」
新:「部下に甘いは否定しないんですか?」
F:「まあ、甘そうよね。でもそれって理想の上司の条件じゃないでしょ? むしろダメな上司の条件でしょ!」
長:「そんなファイヤーエンブレムは某女性誌の『親友にしたい女性No.1』だったわけだが」
T:「女性……?」
F:「うれしいわー。でも今度は男性誌にも載りたいわ。『理想のお嫁さん』で」
長:「うん……。夢がかなうといいね」
新:「その某女性誌ではバーナビーさんが『抱かれたい男』で6位だったわけですが」
長:「6位だってwww 超微妙www」
T:「去年1位じゃなかったっけ?」
長:「人気なくなってきたんだよww」
T:「またバラさんはそういうことを言う…。やめたげてよう!」
長:「いや、実際どうなの? 6位ってww 一気に落ちたじゃん」
F:「ハンサム最近イメージ変わってきたものね。二枚目っていうより2.5枚目くらいのポジションまで来たんじゃないの?」
長:「そのイメージ作りに大いに貢献したことを、マンスリー・ヒーロー編集長として誇りに思う!」
T:「特にこのコーナーヤバイよな。バニーちゃん酔うとちょっとアレだしね」
R:「いいじゃないか、『抱かれたい男』6位。俺なんて…俺なんて……」
長:「……うん、ごめん」
F:「あんたバカじゃないの? オッサンが『抱かれたい男』に選ばれるわけないでしょ!」
長:「な、なんてこと言うんだ、ファイヤーエンブレム! キムタクだってアラフォーだぞ!」
F:「あんたら……、自分たちとキムタクを同類だと思ってんの? まったく違うわよ!違う人種なのよ!」
T:「俺、同じ人種だもん!」
F:「……いや、そういう意味じゃないわよ」
新:「実はタイガーさん、『抱かれたい男』の16位に入ってるんですよね」
T:「え! そうなの?」
長:「な、なんだってー!!?」
F:「……なるほど、同じ人種だったわね」
長:「お前…、なんなの、なんで最近そんな人気あるの?」
T:「えー、でも16位って微妙じゃん。バニーちゃんより10個も下だよ?」
新:「人気俳優とかアイドルとか抑えて16位って結構すごいですけどね」
F:「ていうかあんた、ハンサムと張り合えると思ってんの?」
T:「えー? キムタクには負けても、バニーちゃんには勝てるだろ」
F:「あんた、ハンサムのこと舐めてるわね。悲劇の英雄がどれほど母性本能くすぐるか分かってないわ」
T:「なんかバニーちゃんに負けたって知ったら腹立たしいな」
長:「いいじゃん。心配しなくてもバーナビーは『理想の上司』に選ばれることはないぞ。絶対にだ!」
T:「あ、でも俺、選ばれたいランキングあるんだよね。『理想のお父さん』」
長:「あああ! いいなあそれ!」
T:「理想のお父さんに選ばれたら、きっと娘も俺のこと見直してくれると思うんだよねー」
F:「なんなの、そうやってアピールしとけば次のときにファンが投票してくれるだろうっていうセコイ魂胆なんでしょう?」
T:「えっ、いや違うよ? そりゃ投票してくれたらうれしいけど…」
F:「私だって来年こそ『理想のお嫁さん』に選ばれたいわ! みんなよろしく!」
新:「僕、今年も投票しましたよ!」
T:「……、キミ、ホントにファイヤーエンブレム好きだね」
長:「バイソンもなんか言っといたら?」
R:「いや、俺はいいよ」
長:「えー、言っとけばいいじゃんなんでも。『抱かれたい男』にしとくか?」
R:「いや、やめろ! だって、ファンにアピールしたのに全然選ばれなかったら…」
長:「……」
F:「あんた、そーゆートコがダメなのよ!」
T:「おお! 怒られてる!!」
長:「なんで喜んでんの、タイガー」
F:「あんたが『抱かれたい男』? 選ばれるわけないでしょ! でもいいのよ。あわよくばっていうそういうハングリー精神が必要なの、分かる? ほら、もっと堂々としなさい!」
R:「お、おう」
F:「胸張って! ファンにアピールしてみなさい、ほら!」
R:「お、俺を『抱かれたい男』に選んでくれ!」
F:「よく出来ました!」
R:「めちゃくちゃ恥ずかしいぞ、これ」
F:「あんたが恥ずかしがるから見てるこっちも居たたまれなくなるのよ。もっと堂々としていなさい!」
R:「はい……」
長:「なんか『肝っ玉母さん』て感じだな」
T:「少なくとも理想のお嫁さんではない」
F:「うっさいわね、アンタたち。燃やすわよ」
T:「いいじゃん、ファイヤーエンブレム『肝っ玉母さん』ランキング狙えよ。1位取れるよ」
F:「あ゛あ!!?」
T:「……すみませんでした」
僕はファイヤーエンブレムさんならお母さんでもお嫁さんでもお姉さまでもなんでもイケます!(シモン・ソシュール)
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このシリーズも長くなってきましたが 1、これはマンスリー・ヒーローのカルチャーコーナー内の記事である 2、マンスリー・ヒーロー編集長はタイガーとバイソンのファンで、バーナビーを苛めるのが好き 3、新人くんはファイヤーエンブレムファン ということだけ抑えていれば普通に読めます。それくらい内容がないです