No.419221

司馬日記外伝 コメントで仲達様に悪戯する4

hujisaiさん

拙作「司馬日記」の外伝で、仲達さんの弟子の士季(鍾会)ちゃんが悪戯をします。

2012-05-06 16:25:45 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:16938   閲覧ユーザー数:11159

→3.一刀と密室or山中二人きりサバイバル

 

「毎日サーッバイーバルー♪」

いやぁ中々仕込が大変で遅くなってすみません、しかし来ましたよ私の時代が!

もともと山中演習は警備部が仕切ってやってまして、星さんの指揮のもと警備部のお偉いさん達が日替わりで一刀様とひなびた温泉つきの山荘でしっぽりやる利権的行事だったんです。

が、こないだの審配の一件で城内外での警備が重視されるようになって、結構大規模にやるように変更になったのでいろいろやるちゃんすなのですよ!

仲達さまをいじるとか!むしろ私の成人式とか!

 

さてこういうとき星さんと仲良くしておくと便利ですね。

本当の警備部長は恋さんなんですがまぁああいう方ですし、星さんとか恋さんとかの一刀様との時間を確保してメンマも付届けしておけば大体の小細工はやらしてくれるのですよ。

いやぁ、組織の私物化って良くないですねぇ。

 

ってなわけで今回の私の計画ですよ!ひあうぃごー!

 

 

 

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警備部長名で山中演習参加指示の書簡が届いたのが一週間前。

業務繁多なところに演習参加は厳しいので別の者に代わってもらえないか警備部に行ってみたところ、趙雲殿に演習の意義を諭され止むを得ず参加することとした。

複数班での演習となるが、演習先の山小屋によっては一刀様が激励に見えられ直々に傷病者役をやって下さるとのお話に惹かれた訳ではない。

 

なんとか業務を調整し、指定の山小屋(何故か山荘と言える程大きかったが)に辿り着くと凪が待っていた、演習の指導員を担当しているとのことだった。

早速演習の説明を受けようとしたところ、一抹の期待は抱いてはいたがこの山小屋には一刀様がお見えになると凪から聞かされ、頭の中が真っ白になってしまった。

その後一通り山小屋の設備や資材等について説明を受け、山小屋にしては妙に立派な設備なような気もしたが一刀様がお見えになると聞いてからはそれどころではなく、生返事を繰り返していたようで凪に「外は真冬ですが仲達さんには春が来たみたいですね」と笑われてしまった。

 

またこの山小屋の指導員は凪一人ではなく新人指導も兼ねて士季も一緒だと言っていたが、士季の姿が見えないのでどこかへ行っているのかと聞いたところ何故か顔を紅くして言い淀んでいたが別棟で休んでいるという。

この山小屋は二棟に分かれており、指導員は別棟の方で演習中の事故に備え待機しているのだそうだ。

指導員見習いとして此処へ来ていると言うのに先輩の指導中に休んでいるとは不届きだ、説教をしようと思い別棟へ行こうとすると

「士季は初めてのその、あの、お勤めで疲れているのです!先輩お先にどうぞと言って私を先にして頂きましたし、あ、あうあう…と、とにかく決して不届きではありませんから!警備部としての士季の指導はお任せ下さい!」

等といまひとつ要を得ない事を言われて凪に止められたので、ここは凪の顔を立ててお任せすることとした。

その後凪は「その他の要領はこちらに置いておきますので読んでおいて下さいね。ただその…これを書かれたのは私ではなく星さんですから」と申し訳なさそうな顔をして出て行った。

 

さて、演習はここで一晩を過ごす事であるが事前の研修では特別な指導は無かったので、凪の置いていった要領書を読んでみる事とした。

巻頭では演習者心得等が書かれており実際の実施要領の部分を読み始めた、なになに…

「此の要領書を貴殿が読まれたとき、主殿は此の山小屋より半径五十米以内のとある地点で右手右足首を捻挫した状態で横臥しているので至急救援に向かわれたし」

 

(何だと!雪山だぞ此処は!?)

 

その行を読んだ瞬間に山小屋を飛び出して声を限りに一刀様の名を叫ぶと一刀様の応える声が聞こえ、容易に発見することが出来た。

一刀様は右手右足を縛られており、自力では起き上がれない状態であったので短戟で縛めを切り飛ばし、経緯を伺ったところ今さっき星に縛られて此処に放り出された、特に体に異常は無いが右手右足を挫いている設定なのでそのように振舞うようにと言われているとの事で大事は無くほっとした。

しかし御体は雪で濡れて震えていらした、速やかに山小屋までお運びしなくてはならない。一刀様は歩けない事になっている為止むを得ず、止むを得ず前にお抱えしてお運びしようとしたところ一刀様より「お姫様抱っこはちょっと漢的になんとなく切ない」との御言葉を受け、背に負うてお運びすることとした。

剛勇で鳴らす将らには及ばないが人一人負う位であれば私でも問題なく出来る。

 

しかし一刀様を背に負うという事を私は甘く見ていた、この密着度は大変何というかけしからん邪念を湧かせてしまうし「忙しいのに、演習お疲れ様」

と耳元で囁かれてしまうと膝がかくりと落ちてしまいそうになってしまう。

山小屋までの道のりが無限であれば良いのにと一瞬願ってしまったせいか、一刀様がここじゃないのとお声をかけて下さらなかったら山小屋の前を通り過ぎてしまうところであった。

 

山小屋に入ったが一刀様の濡れた御料衣をなんとかしなくてはならない、流石に一刀様の分の着替えは用意が無かったので私の着替えをお使い頂こうと思い荷物のほうへ向かったところ、読みさしであった要領書がふと目に入った。

「主殿を確保し山小屋へ戻ったら、冷えた体を温める為温泉に入って頂く事。尚主殿は手足が不自由な為当然に更衣を手伝い、湯の中までお供し介助を行う事」

 

(……………!!)

この後の事は忘れたい。いや忘れられない、忘れたくないがでも忘れたい、一刀様にも忘れて頂きたいが忘れて頂きたくない。

 

頭に血が上ったまま一刀様に御入浴をお願いし、湯殿へ向かおうとするのを押し止めて御料衣を解かれるお手伝いを申し出たところはじめは固辞なさっていたが、「わかった!わかったからそんな泣きそうな顔しないで!大丈夫嫌じゃないから!」と御了承頂いた。

震える手でなんとか御料衣を解き、自身の服も脱ぎはじめたがやはり恥ずかしい。

御寵愛を賜ったときは記憶が定かでないが一刀様にいつの間にか脱がして頂いたはずだが、一刀様の前で自らというのは介助が目的とは言え羞恥が勝ってしまう。

仲達さんも入るのと驚かれたが、しどろもどろながら趙雲殿の演習要領に湯の中までお供をするとありますのでと御説明すると「星ねぇ…」と言いながら困ったような得心されたような御表情をされ、御了解を頂き湯の中までお手伝いさせて頂いた。

 

湯の中でははじめは一刀様の右手右足首に負担がかからぬよう御体を支えるように寄り添っていたはずだった。

しかし固まってしまっていた私の緊張を解す為にしばらく仕事や私事の四方山話を一刀様がして下さっている内にお縋がりするというか、抱きつくというか、その、なんというかそういうお強請りをするかのような体勢になっており、太腿に一刀様の方天画戟、いや七星宝刀と言うべきか、の感触を感じると視界が全て桃色に染まってしまい、気づけばお情けを頂いてしまっていた。

淑達が書棚に隠し持っていた怪しげな書物では、生娘だった者はそれなりの回数をこなすまでは痛みばかりであると書かれていたが、可愛がって頂いた回数はまだ片手にも足りないというのに惑乱の極み、天の彼方に飛ばされるような感覚を味わった。

子廉様、子孝様が「大丈夫!一刀様そういうのの天才だから!下手すりゃ一回目からよ」と仰っていた通りだ。

 

しかしその後、湯あたりをしてしまい逆に一刀様に介抱して頂いてしまった事は正直忘れたい。

一刀様は「たまにあることなので気にしないように」と仰ってくださったが汗顔の極みだ、後日子丹御嬢様に「一刀様にぱんつ脱がして頂いた娘は多いだろうけど、履かせて貰った娘はひょっとしたら貴女が初めてかもしれないわね」と言われてしまった。

 

 

ようやく動けるようになり再び演習要領を読んでみると、「夕食を調理し主殿に御賞味頂く事。極力酒と相性の良い料理を選択し、必ず一品は甕の中のメンマを用いる事。尚毒見の為調理後一食分別棟にて待機の指導員に提出する事。また主殿は利き手を負傷している為食事の介助も行う事」とあった。

そう言えば蜀の将でどんなに美味の食材を用いても毒物同然の料理を作ってしまう者がいると聞いたことがある、先に毒見頂くのは当然だろう。

しかし嗜好品のメンマを食材指定されるのは演習として如何なのだろうかとも思ったが、宴会等で劉備様や孫権様が一刀様に「あ~ん」と言いながら食べて頂いているのを見て羨ましく思っていた事が叶ってしまう喜びの前では如何でもよいことではあった。

 

日頃典韋殿らの料理を召し上がり舌が肥えていらっしゃる一刀様に素人料理をお出しするのは緊張したが、お世辞とは思うが『美味しいよ』と仰って頂いた。御寵愛を賜るのとはまた違った幸福であり、一時期典韋殿が軍務を辞めて一刀様の料理に専念したいと言っていた気持ちも分かろうというものだ。

なお翌朝凪から『星さんが「八十点、見所有り」と言っていました』と聞いたので素人としては及第点のものではあったのだろう。

またその時凪の後ろにどこかで見たような美少女が居り会釈をされたのでこちらも返したが、後からそれが士季だと気づいた。

 

さて夜になり寝る段となったので防寒要領等が書かれているだろうかと演習要領を読んでみた。

「布団が一組用意してあるのでそれに二人で入り就寝する事。尚体温の低下を防ぐ為、二人共衣服は脱ぎ人肌で温め合う事」

とあった。

『いや…防寒だったら二人共服を着たままの方がいいよね?』との一刀様の御言葉に「あっ」と声を上げてしまったのは、体の奥から熱くなる程に温めて頂いた後の夜半、一刀様の腕の中での事だった。

 

 

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いやぁ、噂には聞いていましたが一刀様マジ処女殺しです。本当に三国の王なのってくらい丁寧にして頂いちゃいまして…

もっとがっついて頂いても良かったんですよ?まぁともかく私幸せです、士載とか姜維にもそのうちおすそ分けしないとですね。もう乾いちゃいましたが残り汁ちょっとくらい舐めさせてやれば喜ぶでしょう。

 

あっ、そういえば仲達様超にこにこして帰って来ましたよ、それになんか最近料理とか始めました。

あと『凪に仕事を任せてしまったと聞いたが体調管理はしっかりするように』とか注意を受けましたがあんなしまりの無い顔で言われましてもねぇ、それにその頃私が誰とナニした後か位察して欲しいもんですけどそこは仲達様って事で。

 

さぁて次回は『コメントで一刀様とシチュ設定して大人の悪戯する』ですー…って、違いましたっけ?

あ、仲達様の悪戯ですね、それではー…

 

1.各国王や重臣達のプレイの一環で三国合同研修塾の教師をやらせる

2.えっちな話と分からせずにえっちな事を語らせる(要領は『司馬日記9-10』の田豊、沮授とのやり取りで)

3.匿名相談室の回答役をやらせる。一部身内もサクラで駄目っ娘仲達の事について相談

4.華陀開発中の薬の誤飲で一日〇仲達になる(〇は黒とかえろとか無双とかお好みで)

5.その他(具体案戴けると有難いです)

 

※先にコメントで案頂きました『「閨事語録・天の国版」の編纂をやらせる』は小ネタでやらさせて頂く予定です


 
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