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「もう!またムダ弾ばっかり使って!」
某日。ラミナ警察署に怒号が響き渡る。
怒鳴り声の主は会計課のサラ・セイバーズ警部だった。
「いやしかしだな。今回は武装したロボットが10人も相手だったわけで…」
怒鳴られているのは機動3課のヴィルマー・マクダネル警部。画体のいいクマ形のロボットである。
しかし、そんなヴィルマーにもサラは容赦なく食って掛かる。
「しかしも何もありません!拳銃弾だってタダじゃないんですから…大体あなたは重装甲タイプのロボットなんだから肉弾戦だって…」
ずばずばと食ってかかるサラの前にたじろぐヴィルマー。
そして、その様子を脇で見ているロボットが…。
「おーぉー、まーたやってるよ。相変わらずドギツイなぁ」
漏らしたのはウーだった。続いてアレクセイが呟く。
「まったく。アレさえなきゃいい人なんだけどねぇ…」
すると、サラの耳がピクリと動く。そしてなんと、隠れているつもりだった二人のほうへと歩み寄ってくるではないか!!
「聞こえてるわよ二人とも?特にウー…あなたまた余計なことをしでかしてくれたわね…」
「はひ!?な、何のことで…あっ!!」
ウーは急に青ざめた。
「オイ、一体なにやらかしたんだ!?」
「いや、実はこの間トレーニング中に勢い余ってさ…ドア壊しちゃったんだよ」
「ほう…?」
詰め寄るサラ。後ずさるウー。
「あのね…このラミナ署にだって経費ってのがかかってるのよ…?」
「いやでも、こういうことなんてホラ!よくある話だし、なぁ、そうだろアレク!!」
そういってウーが振り返ると、アレクセイはその場からいなくなっていた。
「おーい!?この薄情者!戻ってこいよ!!」
「たかがドア一枚と思ってるでしょうけど…あれだってタダじゃないんですからね?」
「いやいや、だから事故だって…」
「お黙り!あなたには今からみーっちり説教してあげるから覚悟なさい!!」
「うわちょっとドコへ連れて…」
哀れ、ウーは警察署の備品を破壊したという事で延々と説教を喰らう羽目になってしまったのであった…。
その晩、とある居酒屋にて。
サラはマキ署長とともに飲んでいた…。
「サラ…?」
「なんですか署長?」
「いつも会計管理、ありがとうね」
「ええ、徹底的にムダは切り詰めていきませんとね。たとえばこの焼き鳥一本にしたって…」
と、ここでもお金の話が飛び出した。
しかしここでマキはストップをかけ、更にこう続けた。
「あの…少しその性格どうにかならない?」
「え?なんでですか?」
「…いや、数字を気にするのはいいけど…あんまり気にしすぎてるとあなた行き遅れちゃうわよ?」
「うっ!?え、あ、い、行き…遅れ…うぅ…」
そう。そうなのだ。サラ警部にはちょっとした弱点がある。
それは、数字のことばかりを気にしているあまりに、いまだにいい相手が見つからないということなのだ。
「俺でよければ相手になりますけど?あ、数字とか堅苦しいのはなしでね」
「いや、アレク君は数字以前にいろいろと問題だから…パスってことで…」
「そんなorz」
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ラミナ警察署の会計課長サラ・セイバーズ。今、彼女の一部に迫る!?ww
◆出演
サラ(http://www.tinami.com/view/414280 )
ウー(http://www.tinami.com/view/379510 )
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