そもそも前提が間違っていた。
いくら彼女達を殺しても『その物語』だけであって、人が望めばなんでも変わってしまう。
だから、誰かが北郷消滅を望もうとしても『その』物語だけの消滅しかなく、実際は人々の脳裏に刻まれている時点で、全く無意味である。
それに気づいたのは、つい、最近。
そこで思った。
『消滅が出来ないなら生贄になってもらおう』
次の作品、また次の作品へと。
永遠の世代交代への生贄に。
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ストーリー
ここは、三国志に登場する英雄たちが女性になっている世界。
そこへその英雄すべて殺す死神の御遣い北郷が現れた。彼は様々な能力や策を使って次々と彼女達を殺していき、ついに諸葛亮達がいる蜀だけになってしまう。
―――終焉の物語、開幕。