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No.411575
大崎巧実さん
彼は冷たい人だと誰もが言う。優しさの欠片もない男だと。 けれど、彼女はその言葉に首を振る。 「いいえ。テッドさんは優しい人です」 無垢な微笑みを浮かべてそう答えた。 「だって、彼には翼がある。好きに行けるというのに、地面を歩いているの」
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彼女のその言葉に、男の片割れと相棒だけが大爆笑したという。 男と女では足の長さが違うので、男性が普通に歩くと歩幅の小さい女性はすぐに遅れてしまうのです。 例えイアと一緒でもテッドさん歩調合わせないのですぐにイアちゃんは置いていかれて後ろを追いかけるという羽目に。 でも、実はテッドさん普段より遅く歩いていたりします。 それでもイアの歩調より早いけれど、ちゃんとイアが追いかければ間に合う距離。それ以上離れそうになったらさり気なく歩みを弛めて待っててくれます。それがテッドなりの優しさ。 そしてイアがいなければとっとと空を飛んで行ってしまう。その方が早いから。 町中を歩くなら羽根は出せないし、人や車で溢れた所を通らなければいけない。それが煩わしい。そう考える人。 で、それを知ってるからイアは怒らないんです。彼なりの精一杯の優しさだとわかってるから。 そして姉のテトとつきあいの長いカイトも、その不器用な優しさを理解出来るから爆笑したのです。 イアはそのまま『テッドさんは優しい』って思うだけなんだけど、この二人は『おまwww気を遣う所違っっwww』ってかんじで。 純粋であるが故に疑わず、素直に喜べるイアと不器用でひねくれ者のテッドはある意味お似合いだなぁ、とそんな妄想でした。 ポーズデータ→http://www.mediafire.com/?4bl52uafvgdgcbq
2012-04-20 22:48:19 投稿 / 1280×1024ピクセル
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彼は冷たい人だと誰もが言う。優しさの欠片もない男だと。
けれど、彼女はその言葉に首を振る。
「いいえ。テッドさんは優しい人です」
無垢な微笑みを浮かべてそう答えた。
「だって、彼には翼がある。好きに行けるというのに、地面を歩いているの」
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