作者「今度は『ヤッターマン』見て思いついたものだ」
ニンフ「本当にいろんな影響を受けるのね」
作者「ネタが思いつかないんだよ。
けど俺が『ヤッターマン』見てて色々思ったことなども入れてるからな。注意しな!
それじゃあ行ってみようぜ!
あ、その前に誰がどんな配役か見てからな」
ヤッターマン1号 イカロス
ヤッターマン2号 ニンフ
オモッチャマン カオス
ドロンジョ 見月そはら
ボヤッキー 桜井智樹
トンズラー アストレア
ドクロべえ 五月田根美香子
ゲストキャラ 風音日和
ナレーター 守形英四朗
謎の人物 秋山総司郎(作者の分身のオリキャラ)
作者「とまあこんな感じだ、それじゃあ本編行ってみようか!
さっきも言ったけど、俺が見てて思ったツッコミ的なことが起こるから注意しよう!
それと話が途中で別の作品のもの的な展開になるからね」
ある日のこと。
智樹「はいは~い、いらっしゃい! いらっしゃい!」
智樹が何かしらやばそうな商売をしていた。
智樹「女の子の下着はいかがかなー?」
普通に考えれば男の子が女性、しかも自分と同じ年頃の女の子の下着を売っているのはとてもいかがわしい。
智樹「しかもこれ、本当に中学の女の子の脱ぎたてだよ~。はあ…はあ……」
男達『うおおおおおおおおおお!!!』
男達が実際に触ってみると確かに生温かかった。
男達『確かにこれは現役女子中学生のものだーーーーーー!!!!』
智樹「一枚10万円だ!」
男達『買ったーーーーーーーーーー!!!』
下着は飛ぶように売れ、売上金額はなんと1億を超えた。
智樹「それじゃあね」
下着が売り切れると同時に店は閉められた。
智樹「ぐひひひひ、売れた売れた」
そはら「智ちゃん……」
アストレア「………」
お金をいやらしく数えている智樹。
守形「実はあの下着は智樹が穿いたもので、感触はカモフラージュしたのである。
つまりはインチチだ。なんでそんなことをしたのか?
それはお約束と言うものだ」
智樹「これさえあれば…」
そんな時、ドクロマークのボールが転がって来る。
アストレア「これはもしや!」
美香子『控えなさ~い』
ドクロボールから声が聞こえてくる。
美香子『私は生徒会長の五月田根美香子よ~』
智樹、そはら、アストレア「「「ははあ!!」」」
三人はドクロボールに向かって跪く。
美香子『早速だけど、新しい「ドクロシール」のありかが分かったわよ~』
守形「『ドクロシール』とは、全て集めるとその集めたものの願いを叶えると言う夢のようなシールのことだ。
数は全部で15枚。美香子はすでに7枚集めている」
アストレア「師匠、それでそのシールはどこに?」
美香子『本州から少し南の孤島の井子島(せいことう)って島にあるみたいなのよね~。
そう言うことで検討を祈るわ~』
言い終わるとドクロボールは爆発する。
お約束である。
智樹「なんでいつも…」
そはら「とにかく、メカ作っていこ」
そんな時そはらとアストレアの服がポロリ。
そはら、アストレア「「きゃっ」」
智樹「ぶっー!」
鼻血を盛大に吹き出す智樹。
これもお約束。
それからインチキ商売で稼いだお金でメカを作る。
しかしそれを見ているイカロス、ニンフ、カオス。
やっぱりお約束の一つ。
ニンフ「これは大変なことになるわ」
カオス「すぐに出動だね」
イカロス「戻りましょう」
三人は自分達の基地に戻った。
その間に智樹達はメカを完成させた。
智樹「これが今日のロボット、ブラックトマトだ」
そのロボットはどこかの特撮ものの最終回に出てきた怪獣によく似ていた。
そはら「こんなので大丈夫なの?」
智樹「こいつは今までの奴以上に強いんだぞ! あの角を見ろ!」
智樹が指す角は二本あり、とてもするどそうであった。
アストレア「確かに強そう~」
智樹「とにかく行くぞーーーーーーー!!」
そして三人はブラックトマトに乗り込み、インチキ店を破壊しながら出て行った。
それとほぼ同時刻、イカロス達は変身(いつものエンジェロイドの格好)し、ウラヌスシステムのメカを出し、井子島へと向かった。
守形「ここは井子島、人口はわずか1万人というかなり少ないものであった。
そしてその島に住む子供達の今現在のブームはお菓子についているシールを集めるものだった」
子供達の数人が駄菓子屋でお菓子を買う。
少年A「何が入ってるかな~」
少年B「開けてみようぜ!」
子供達はお菓子の袋を開ける。
中身は板チョコとシール。
少年A「ちぇ、これもう持ってるよ」
少年B「これ持ってないからよかった」
色々言ってる中、子供達の中で最年長の日和が微妙な顔をする。
日和「これなにかな?」
少年D「日和姉ちゃん、どうしたんだ?」
日和「これ、お菓子の中にあった?」
日和の当てたシールはドクロのシールだった。
少年C「これ、パッケージにない奴じゃん」
少年A「まさか幻のレアもの?」
少年B「すんげえな。姉ちゃん、大事にしなよ」
日和「大事にするよ」
智樹「そこの君~」
智樹達がやって来る。
日和「何?」
智樹「それ、俺達にくれないか?」
日和「それはちょっと…」
智樹「こうなったら実力行使! よこせ!」
日和「えええええ!」
そはら「渡して!」
子供達とシールをめぐって争う智樹達。
争う中でシールが日和の手元から離れてしまう。
そこに…。
カオス「取った~」
そはら「あ!」
アストレア「この展開は…」
智樹「もしかしたら!」
ニンフ「そこまでよ!」
そこにイカロスとニンフが飛んでくる。
イカロス「私達がいる限り…」
ニンフ「この世に悪は栄えない!」
守形「これはいつものお約束名乗りである」
???「ふん、誰がそいつらを悪と決めた?」
そこに謎の男がやって来る。
ニンフ「誰よあんた」
秋山「俺は秋山だ」
智樹「何の用だよ?」
秋山「なに、少し意見を言いたくてな……」
秋山はイカロス達の方を見る。
ニンフ「何よ」
秋山「さっき、悪は栄えないと言ったな。
一体何を『悪』の定義にしている?」
ニンフ「決まってるでしょ。世間からして悪いことしてる奴よ」
秋山「だがその世間一般に悪いことしてる奴は自分達を悪だと思うか?
違う…、悪だと思われてる奴にとってはそれは正義だ。そしてそれを邪魔する奴こそ悪だ。
分かるか? つまり、正義も悪もないんだよ。あるのは自分がやりたいことをやってるかどうかだ」
ニンフ「あんた…何が言いたいの?」
秋山「お前達のやってることはそこの三人組からすれば悪だと言うことだ。
だから悪は栄えないと言うのは正しいのと同時に間違っている。つまりは矛盾だ。
お前達はその矛盾にさえ、気づかぬとはな…」
アストレア「てかあんた何しに来たの?」
秋山「俺もそのドクロシールを取りに来た…っと言えば分るか」
秋山の後ろには金色のオーロラの壁が現れ、そこから剣や槍などの武器が大量に出てくる。
秋山「だが俺は貴様らのようにぬるま湯につかっての優しい戦闘はしない。
戦闘なのになぜ傷つかない? そしてなぜ殺さない? 本当に欲しく、そして邪魔されたくないのなら……。
殺してしまえ!!!」
秋山の後ろの金色の壁から剣が一本、日和の元に飛んでくる。
イカロス「aegis」
イカロスはaegisを展開し、剣の攻撃を防いだ。
しかし剣の攻撃が強かったのか、aegisは簡単に砕けた。
秋山「貴様……」
イカロス「あなたが何者かは知りませんが、あなたも悪です」
秋山「面白い。ならば俺もお前達を悪と認定してやるとしよう。
俺の邪魔をするからな!!」
秋山の後ろの剣や槍が一斉に飛んでくる。その飛んでくる速さは並みのスピードではない。
イカロス「逃げて!」
ニンフ「パラダイス=ソング!!!」
ニンフのパラダイス=ソングで飛んでくる剣や槍を消し飛ばす。
秋山「ほう……なら、これはどうかな?」
すると秋山の後ろの金色の壁から何やらエネルギーの渦がいくつも現れる。
秋山「本来のこの技の使い手は、ゲート・オブ・バビロンとエヌマ・エリッシュは同時には使えない。
だが俺は人の技を使えるだけでなく、合わせることも出来る。
名付けて……『ゲート・オブ・エリッシュ』!!!!」
ゲート・オブ・エリュシュは秋山の目の前にいた者達を巻き込んだ。
秋山「…………まだ生きているな」
智樹「げほっげほっ」
智樹達が何とか起き上がる。
秋山「ギリギリで防げたようだな。
だが次はないぞ」
秋山はまた金色の壁から剣と槍を出す。
カオス「さっきの攻撃をしない?」
ニンフ「さっきの『ゲート・オブ・エリッシュ』だったかしら?
あれは連続で撃てるものじゃないのね」
秋山「そうだ。一度撃ったら数分経たないと撃てない。
だが、今のお前達にはこれで充分だろ」
秋山はゲート・オブ・バビロンを展開させ、剣と槍を飛ばす。
イカロス「Artemis、フルファイヤー!」
イカロスはArtemisのミサイルで飛んでくる剣や槍をすべて撃ち落す。
カオス「イカロスお姉様!」
秋山「無事だったか。だが、ダメージは一番のようだな。
これで終わらせてやろう」
秋山はまた新しい剣と槍を出す。
カオス「イカロスお姉様! メカの元だよ!」
カオスがイカロスに向かって飲み物を出す。
守形「説明しよう。これは『メカの元』といい、いつもならウラヌスシステムに直接飲み込ませるが、今回はイカロスに飲み込ませるのだ。
この『メカの元』を飲むことで一時的に全ての能力が上がるのだ!」
秋山「死ねえ!」
ゲート・オブ・バビロンの剣と槍が飛ぶ。
イカロス「aegis」
イカロスはaegisを展開させる。
秋山「さっきの反省が出来てないようだな!」
しかし秋山の予想と反してaegisは剣と槍をすべて弾く。
しかもaegisはひび割れも起こしていない。
つまりは壊れてないのだ。
秋山「突破…できないだと!?」
イカロス「アストレア、借ります」
アストレア「え?」
イカロスはアストレアの持っていたchrysaorを勝手に借りる。
アストレア「あっ、イカロス先輩!」
秋山「人様の武器を持っただけでは使えんぞ。
所詮は所有者、持ち主になってるだけだ。担い手とは比べ物にならんほど劣る!」
秋山は再びゲート・オブ・バビロンでイカロスを襲う。
イカロス「はああああ!!」
イカロスはchrysaorの刀身を大きくし、剣と槍をすべて破壊する。
秋山「担い手の力だと!? 何故だ!」
秋山の疑問はすぐに解消された。
秋山「貴様か! ニンフ!」
その答えはニンフであった。ニンフのハッキングフィールドに入っていたイカロスは一時的にアストレアの能力を加えられており、chrysaorをアストレアと同等レベルにまで使えるようになっていたのだ。
秋山「おのれ! おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれ!!!!」
秋山はゲートからまったく見たことなく強い刀を取り出そうとする。
イカロス「させません!!」
イカロスが秋山が刀を掴んだ瞬間、刀を掴んだ手を斬り飛ばす。
秋山「なっ!!」
秋山は気が動転する。
秋山「くううううう!!」
秋山は何とか斬り飛ばされた刀の方に行って、残った手で刀を取ろうと考える。
日和(あの人をなんとかしないと…)
日和がそうドクロシールに思いを込めていると、突然秋山の斬られた部分からブラックホールのようなものが現れる。
秋山「何!? うおおおおおおおおおおお!!」
秋山は吸い込まれそうになるも何とか踏みとどまる。
秋山「こうなればお前達を吸い込んでやる!」
秋山はブラックホールの部分をイカロス達に向ける。
するとイカロス達も吸い込まれそうになる。
ニンフ「一体どうすればいいの…」
智樹「このままじゃ…」
そはら「私まだ死にたくないよ」
アストレア「私もです! ニンフ先輩、他にメカの元ないんですか?」
ニンフ「ないわよ! そうホイホイ出せるもんじゃ……」
智樹「くそ、命に代えられねえ……」
智樹は持っていたリモートコントローラーでブラックトマトを動かす。
智樹「いけ! ブラックトマト!」
ブラックトマトは吸い込まれる力を利用し、ブラックトマトの本体はブラックホールに飲み込まれるも、尖った角は秋山の額に刺さる。
秋山「き……さ…ま………うおおおおおおおあああああああああああああ!!!」
秋山はブラックホールに飲み込まれ、秋山が消えると同時にブラックホールは消えた。
ニンフ「……」
カオス「なんだったんだろう、あれ」
イカロス「分からない」
そはら「智ちゃん、どうする?」
智樹「ロボットなくしまったし、どうしようもねえな」
アストレア「じゃんけんにしません?」
ニンフ「じゃんけんね……」
日和「私とですか?」
こうして日和とじゃんけんし、勝った方がもらうとして智樹側が勝利。
智樹達はドクロシールを手に入れた。
帰り道、美香子から通信が来る。
美香子「手に入れたのは褒めてあげるわ~。
けど、メカを簡単になくしたのは許せないからお仕置きよ~」
守形「成功してもお仕置きはお約束だ」
智樹達は釜茹での刑にされたが、そはらとアストレアの服が透けてきて、智樹は興奮する。
そはら、アストレア「「智ちゃん(智樹)のばかああああああ!!!」
守形「おしおきの中、智樹が二人に襲われるものお約束だと言うのは言うまでもない」
終わり
おまけ
作者「と言うわけで今回のお話だ」
ニンフ「『ヤッターマン』から完全に『Fate stay/night UBW』のお話になってるわね」
作者「なんでかしらんが展開上こんなことしか書けなかった。反省はしている。だが私は謝らない!」
ニンフ「謝るとは思ってないわ。それよりあんたスパロボしてたんじゃないの?」
作者「してたよ。さっきようやくクリアした。2週目が」
ニンフ「ちょっと!? 今、2週目って言った?」
作者「言った」
ニンフ「早すぎるわよ!」
作者「1週目を4日でクリアした。1日15話くらいの早さでな。そんでもって一度通ったステージはほとんど飛ばしてた。だから2週目をクリアできたんだ」
ニンフ「…一応、納得したわ」
作者「まあ今回は第1次スパロボZの時みたいに最後の方で分岐があるんだよな。しかも今のところ条件不明の分岐が…」
ニンフ「?」
作者「1週目はその条件が分からずに普通のルートで2週目は何とかそのもう一つのルートだが、最初と最後のところはだいぶ変わっていたな。中間あたりはほとんど変わらないけど…。けれど最後の少し手前はかなりの大乱闘レベルだったな。何とかなったけどな」
ニンフ「大変だったみたいね」
作者「まだスパロボはやるだろうけど、スローペースになるな。
それといい加減新作のネタを考えなければ…」
ニンフ「考えてなかったの」
作者「一応スパロボ前に書きかけがあるけど、どうなるのだろうかな…。
スパロボ中にネタは考えたはずだが、忘れちまったな。まあいずれ思い出すだろうな。
今回はこの辺で……。
それでは!!」
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今回の話は少し前に放送されていた実写映画「ヤッターマン」を見て、「ヤッターマン」を今まで見て思ったことを書いたものですが、いつの間にか別作品のネタ(というかほぼそのまんま)になっていることをご了承ください。
また作者の分身となるオリジナルキャラ(秋山総司郎)も出てきます。