No.406574

恋姫†無双~魏伝アフター御遣い再び~

カノさん

第5話です

一刀SIDEです

しばらく魏の皆出てこないかも・・・

2012-04-11 14:01:53 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:8090   閲覧ユーザー数:6952

 

 

第5話~前を見据えて・・・~

 

 

 

 

~道場~

 

 

タッタッタッ・・・

 

 

剣「(・・・・・・ほぅ、もう戻って来おったか)」

 

 

ガラガラガラ・・・・・・

 

 

バタン!

 

 

一刀は、道場に入るなり倒れた・・・

 

 

 

 

一刀「ハァハァハァ・・・」

 

 

剣「思ったより早かったな、一刀よ」

 

 

剣が水を手渡す・・・

 

 

一刀「あ・・・り・・が・・・・と・・・・」

 

 

一刀は水を受け取り、喉を潤す・・・

 

 

ゴクッゴクッゴクッ・・・

 

 

一刀「・・・っはー、疲れた・・・」

 

 

剣「ほれ、何をしておる。次は素振りじゃ。剣術における基本の斬撃を全てじゃ。初日だから、200ずつで良いぞ。」

 

 

剣術における斬撃の種類は、「唐竹」「袈裟斬り」「逆袈裟」「右薙」「左薙」「右切上」「左切上」「逆風」そして「突き」の9つである。

 

 

一刀「・・・・・・わかった」

 

 

一刀はゆっくり立ち上がり、壁に掛かっていた木刀を手にしようとした・・・

 

 

剣「これこれ、それじゃない。こっちじゃ。」

 

 

剣は一刀に向かって木刀を投げた

 

 

一刀「うおっ!なんだこれ!?」

 

 

一刀は驚いた・・・なぜなら・・・

 

 

剣「そっちはただの飾りじゃ。こっちが素振り用じゃ。」

 

 

一刀「・・・これ何Kgあるの?」

 

 

普通の木刀の何倍もの重さがあったからだ・・・

 

 

剣「確か10Kgじゃな。中に鉛が入っておる。」

 

 

一刀「孫を殺す気か!」

 

 

剣「何を言っておる?今日などまだまだ軽めじゃぞ?」

 

 

一刀「は?」

 

 

一刀は驚いた

 

 

剣「あと、本格的に鍛えるなら、寮ではなく家から学校に通え。刃達には儂から言っておく。」

 

 

一刀は少し考えて・・・

 

 

一刀「・・・わかった。改めてよろしくお願いします!」

 

 

真剣な眼で応えた

 

 

剣「では、素振り開始じゃ!」

 

 

一刀「はい!」

 

 

一刀の理不尽ともいえる修業が幕を明けた・・・

 

 

 

 

ただその眼は・・・

 

 

大切な人を護る為に・・・

 

 

ひたすらに前を見据えていた・・・

 

 


 
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