No.402249 魔法少女リリカルなのはA's00~とある日常~(仮)--03 高町なのは--2012-04-03 20:21:15 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:10321 閲覧ユーザー数:9624 |
「刹那」「フェイト」同様のなのは視点です。
--高町なのは--
海鳴市にある一般的な日本の家屋と庭。
変わっていると言えば、道場があることか。
そんな、家に住んでいるのは高町家。
その2階の一室。
携帯電話のアラーム機能により設定された時間に音楽が鳴る。
ベッドの上で丸くなっている布団がモソモソ動いて、ピンクの携帯電話がベッドから落ちる。
布団の中の人物は起きることなく、腕だけをだして落ちた携帯電話をとり、鳴り続ける音楽を止める。
「う~~~ん」
布団から出て大きく伸びをする栗色の髪の少女。高町なのは。
私立聖祥大附属小学校の小学三年生であり、地球では珍しい【魔導師】。
「おはよう、ユーノ君」
机の上に置いてある籠の中で横になっているフェレットに声をかける。
「おはよう、なのは」
ユーノ・スクライア。
今は事情があってフェレットの姿をしているが、本来は人間の少年。
ジュエルシードの発掘者であり、なのはが【魔法】と出会うきっかけを作った少年であり、今ではなのはの魔法の先生でもある。
「なのは、着替えるよね。僕、下に行ってるね」
今のユーノは小動物の姿だが、本来は人間の男の子。
流石に、目の前で堂々と着替えるわけにはいかないため、なのはが着替える時は部屋から出る。
出会った直後は目の前で着替えていたため、ユーノは毎回どきどきしながら後ろを向いたり、目をつむったりしていた。
「うん、ごめんね。ユーノ君」
「なのはが謝る理由はないと思うんだけど」
むしろ謝るのは僕の方だと思いつつ、そう言ってなのはの部屋から出ていく。
学校の白い制服に着替えて、黒いリボンを手に1階の洗面所へ向かう。
黒いリボン……春先に友達になった、フェイトがつけていたリボン。
別れ際に自分のピンクのリボンと交換したリボン。今ではお気に入りの一つ。
髪を左右で結って、家族の元へ向かう。
「お父さん、お母さん。おはよー」
「お兄ちゃん、お姉ちゃん。おはよー」
「おはよう。なのは」
高町家は全員早起き。
お父さんとお母さんは翠屋の準備。
お兄ちゃんとお姉ちゃんは剣術の修行。
私もそれに合わせて早起きになった。
「お母さん。手伝うよ」
「じゃあ、これ運んでね」
「は~い」
カップや料理をテーブルに運ぶいつも通りの朝。
ご飯とお味噌汁に焼き魚、日本らしい朝食。
お父さんとお母さん。お兄ちゃんとお姉ちゃん。
相変わらず仲がいい。
そんな様子をユーノ君と一緒に眺めていた。
朝食を済ませ歯を磨いて、ユーノ君と一緒に自分の部屋に戻る。
コートを着て鞄を持つ。
「それじゃあ、行ってくるね。ユーノ君」
「うん。いってらっしゃい」
フェレット姿のユーノ君が手をピコピコ動かして見送ってくれる。
それを見届けて玄関で靴を履いて外でフェイトちゃんを待つ。
暫くすると、フェイトちゃんが走ってくる姿が見えた。
「あ、フェイトちゃん!おはよ~!」
「おはよう、なのは」
クラスメートで大切な友達。
「寒くなってきたね~」
「そうだね」
フェイトちゃんと一緒に通学路を歩く。
お互いジュエルシードを集めるために何度も戦って、時には共闘して。
そして、別れ間際に名前を何度も呼んでくれて、友達になった。
再会できるって思っていたけど、同じ学校、しかもクラスメートになれるとは思ってもいなかった。
知った時はすごく嬉しかった。
「おはよう。なのは、フェイト」
「なのはちゃん、フェイトちゃん。おはよー」
振り向くとアリサちゃんとすずかちゃんが立っていた。
「アリサちゃん、すずかちゃん。おはよー!」
「おはよう。アリサ、すずか」
フェイトちゃんにとって、アリサちゃんとすずかちゃんは実際に会ってからまだ一週間だけど、ビデオメールのやり取りのおかげかすぐに仲良くなれた。
4人揃って学校へ登校する姿は、まるで幼き頃から友達の様なごく自然な登校風景。
朝の
今日は土曜日なので3時限目・・・午前で終わり。
1時限目……社会。
2時限目……算数。
3時限目……国語。
文系が苦手な私にはちょっと気分が憂鬱。
でも、フェイトちゃんはもっと大変なんだよね。漢字の宿題とか多いし。
私は運動も苦手。
お父さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんは得意なのに。
もし、飛行魔法なしでフェイトちゃんと戦ったら勝てないだろうな。
などと、授業を受けながら思うなのは。
帰りのHRが終わって、下校の準備をする。
「今日もたくさん宿題が出たね。フェイトちゃん、大丈夫?」
「大丈夫。がんばるよ、なのは」
フェイトちゃんと話をしていると、アリサちゃんが話かけてきた。
「ねぇ、すずかと話したんだけど。このあと
「え?」
「別にいいよ」
「フェイトちゃんも一緒に行こう?」
「あ、うん。」
フェイトちゃんは、ちょっと返答に困っていた。
そっか、刹那君がアルバイトとして働いているんだよね。アリサちゃんとすずかちゃんは知らないんだった。
「決まりね。さ、早く行きましょ!」
教室を出て行くアリサを慌てて追いかけるなのは。
「お父さん、お母さん。ただいま!」
「こ、こんにちは。お邪魔します」
「「お邪魔します」」
「おかえり、なのは。フェイトちゃん達もいらっしゃい」
お母さんが笑顔で出迎えてくれた。
店内を見渡すと、お客さんの人数はまばら。ふと、白いシャツの上に黒いエプロンを身に着けた刹那君が目に入った。
「えへへ。あ、こんにちは。刹那君」
「こんにちは、刹那さん」
「お仕事、お疲れさまです」
「お疲れさま……刹那」
「ああ」
アリサちゃんとすずかちゃんは苦笑いをしてたけど、刹那君の返事は予想どおりで、思わず笑ってしまった。
「なのは、奥にお昼の用意をしてあるから。食べていきなさい。フェイトちゃん達もどうぞ」
「うん、わかった」
「え、いいんですか?」
「もちろん!」
「それなら、お言葉に甘えます。あっ、アルフに連絡しなきゃ」
フェイトちゃんが制服のポケットから携帯電話を取り出して、アルフさんに電話をしていた。
アリサちゃんとすずかちゃんもお家に電話をしていた。
フェイトちゃんの携帯電話はリンディ提督が買ってくれたもので、買ったその場でみんなの番号とアドレスを交換した。
デバイスがあれば、基本的に携帯電話は必要ないけど、今は【レイジングハート】も【バルディッシュ】も修復中のため連絡手段として必要なもの。
みんな電話が終わったみたいで、携帯をしまいながら私のところに来ると、エプロンを外した刹那君が近づいて来るところが見えた。
「刹那も一緒に食べるの?」
「ああ。食事を済ませてくるように言われた。すまないが、同席させてもらう」
「刹那君と一緒のお食事は、久しぶりだね」
刹那君の方を振り返って話しかける。
「そうだな」と短く返ってきた。
本当に久しぶり。【アースラ】で一緒に食事をして以来だから……7ヶ月くらいかな。
ちょっと嬉しいな。
奥の間で丸いテーブルを5人で囲んで昼食。
「そういえば、刹那さん。どうして翠屋で働いているんですか?」
アリサちゃんが刹那君に質問をした。
「俺は学校に行っていなからな。日中することがない」
「それで、翠屋で?」
「ああ」
「いつから働いているんですか?」
今度はすずかちゃんが質問した。
「四日前からだ」
刹那君はいつも通り短く答える。
そんな感じで昼食は終わって、刹那君は仕事に戻って、私達は家で遊ぶことになったため翠屋をあとにした。
遊ぶと言ってもトランプをしたり、おしゃべりをしたりくらい。
それでお開きかなと思ったんだけど……。
「そういえば。なのはもだけど、フェイトはいつ刹那さんと知り合ったの?」
アリサちゃんが聞いてきた。
「え?」
「今、一緒に住んでるんでしょ?兄妹じゃないし」
「あ、私も聞きたい」
すずかちゃんも?
「え~と……初めて会ったのは今年の春頃」
「え!?まだ、1年経ってないの?」
「う、うん」
「なのはは?」
「私も同じ頃だよ。初めて会った時、フェイトちゃんと一緒にいたんだ」
「それなら、フェイトを紹介してくれた時にどうして教えてくれなかったのよ。初めて会った時、なのはもフェイトも親しそうに話してるんだもん。びっくりしたわよ」
「ビデオメールには一度も映っていなかったよね」
「おまけに、なのはは『刹那君』。フェイトは呼び捨てだし」
そういえば、二人と観たビデオメールに映っていなかった。
私だけが観るビデオメールには映っていたけど。
「まぁいいわ。次の質問ね」
「まだ聞くの?」
フェイトちゃんが何か疲れているように見える。
「当たり前でしょ!で、どんな出会いだったの?まずは、フェイトから」
人差し指で、ビシッと指しながら聞いてくる。
「そ、それは……」
フェイトちゃんが答えにくそうにしていた。
そうだよね。ジュエルシードの事は言えないし。
「……え~と」
「なのはは?」
「ふえ!?わ、私?」
「そ」
「え~と……え~と」
どうしよう。まさか、こんな事聞かれるとは思っていなかったから、全然考えていなかった。
「……はぁ、わかったわ」
アリサちゃん?
「わかったって、なにが?」
「二人とも刹那さんとの出会いは、心の中に大切にしまっておきたいってことね」
「「っ!?」」
ふええぇぇぇぇ!!?
「ちょっ……アリサ。何言ってるの!?」
「そ、そうだよ!」
私とフェイトちゃんが焦って反論するけど、逆効果だったみたい。
「はいはい」
「いいな~。二人とも」
すずかちゃん!?
「あ、私達そろそろ塾に行く時間だわ」
「本当だ」
「じゃあね。なのは、フェイト」
「ばいばい。またね」
「ま、待ってなの。アリサちゃん、すずかちゃん」
「アリサ、すずか。私達は……帰っちゃった」
「あう」
うう……なんだか、恥ずかしい……。
アリサとすずかが帰ったあと、少しフェイトちゃんと話をした。
私が襲われた時のこと。
夕方、魔法の練習をしていたら結界に閉じ込められて、赤い服の女の子に突然襲われた。
襲う理由を聞いても話してくれない。
仕方なく応戦していたら女の子の帽子が飛んで。
それを見た女の子が急変して、手に持っていたハンマーから何かが飛び出したと思ったら、プロテクションでも防ぎきれないほどの攻撃。
ビルに吹き飛ばされて、レイジングハートも破損して……もう駄目だと思った瞬間、フェイトちゃんとユーノ君が助けにきてくれた。
ただ、嬉しかった。
また、会えたことが。
助けてくれたことが。
何より……フェイトちゃんが迷うことなく私の事を「友達だ」と言ってくれたことが。
フェイトが帰ったあと私服に着替えて、宿題をしながらなのはは刹那と初めて言葉を交わした時のことを思い出していた。
市街で【ジュエルシード】を発見し、フェイトちゃんとの三度目の戦いの時。
自分たちとの戦いには参加せず、遠くから見ているだけだった。
お互いのデバイスがジュエルシードに触れた途端、凄い力が溢れてデバイスが傷ついた。
フェイトちゃんはデバイスをしまって、両手でジュエルシードを掴んで力を抑えようとした。
ジュエルシードの力が強すぎて立っていられないのか、その場にしゃがみこんで、まるで祈るように懸命に抑えこんでいた。
フェイトちゃんの手袋が破けて血が出てた。
辛うじて抑え込んだフェイトちゃんは立ちあがったけど、直ぐにふらついて倒れそうになったところを黒髪の少年が抱きかかえていた。
バリアジャケットとは違う。まるで鎧の様な。
でも、所々ひびが入っていたり、左腕や肩には何もついていない。
右腕には大きな剣。
「フェイト!刹那、フェイトはっ!?」
「気絶しているだけだ。先に帰って手当てをしてやれ」
「刹那は?」
「俺は
「わかった」
刹那と呼ばれた少年は、フェイトちゃんをアルフさんに渡すと、その場に残り
黒髪と力強い瞳。
「あ、あの……」
「高町なのは……だったな」
「あ、はい。あなたは……」
「刹那・F・セイエイ。敬語はいらない、普通にしてくれ」
「じゃあ、刹那君で。フェイトちゃんはどうしてジュエルシードを?」
「それは俺が話すべきことではないな。詳しいことも知らない。知りたければ、フェイトから聞き出すことだ」
「それなら、刹那君は?」
「ジュエルシード自体に興味はない。ただ、フェイトに協力している。それだけだ」
「ジュエルシードは危険な物なんです!封印して、ちゃんとした場所で保管しなきゃいけないんです!」
ユーノ君が必死に訴えていた。
「そのようだな」
「だったら!」
「それでもフェイトは止まらん。それは、よく分かっているはずだ」
「それは……」
「また戦う時が来る。その時までに、少しでも強くなることだ」
「え?」
「今のお前ではフェイトを力で止めることも、言葉で止めることも出来ない」
「!」
そこまで言って背を向けて歩き出す。
「あ、待って!刹那君はどうして、フェイトちゃんのお手伝いを!」
歩みを止めて、こちらを振り返ることなく。
「……歪みを断ち切る」
「ゆがみ?」
それだけ言って、また歩き出す。
「あっ……」
今度は歩みを止めることもなく、どこかへ行ってしまった。
あの時、刹那君が言った言葉の意味が分かったのは、【ジュエルシード事件】が終わって刹那君に改めてその意味を聞いた時だった。
日も完全に落ちて、翠屋から戻った桃子が夕飯の準備を進める。
なのはと美由希もそれを手伝う。
今日はハンバーグにパン、コーンスープとサラダ。
「いただきます」
高町家は余程のことがない限り、家族の誰かが欠けて食事をとることはない。
それは、なのはが幼少期に寂しい思いをしていたことが起因している。
「フェイトちゃんも今、皆とお食事をしているのかな?」
「リンディさん達と楽しく過ごしているさ」
なのはの呟きに恭也が答える。
「今度はフェイトちゃんやリンディさん達を誘って、一緒にお食事するのもいいわね」
「それはいいな。なのは、機会があったら話しておきなさい」
「うん!」
桃子と士郎の提案にニッコリ笑って答えるなのは。
それは、どこにでもある幸せの家庭の姿。
夕食後、自室のベッドに腰掛けてユーノの指導の下、魔法の訓練を始める。
といっても、レイジングハートは修復中だし、先日襲われた際に魔力を蒐集されてしまったので、出来ることは限られている。
胸の前で両手を受け皿のように開いて集中する。
なのはの魔力光である桜色の光が現れて輝きを増す。
「だいぶ回復したみたいだね。明日の検査では異常はないかもね」
「それならいいんだけど」
力を抜くと光が消えた。
「私自身もだけど、レイジングハートとバルディッシュは大丈夫かな」
「大丈夫だよ。エイミィさんの話だと修復間近だって」
「そっか」
襲われた時にレイジングハートもバルディッシュも再起動をかけて部品を交換しなけれならない程に損傷してしまった。
そういえば、と思い出した。
襲われた時、刹那君も助けに来てくれた。
初めて話をした時と同じで、ひびの入った鎧を着ていた。
「まさか、あんな状態でも来てくれるなんて」
「なのは?」
「あ、うん。刹那君が助けに来てくれたでしょ?」
ジュエルシード事件が終わってから、修復しないのかと聞いたら
「エクシアを修復するとなると、管理局に解析される可能性が高い。それは避けなければならない。エクシアには悪いがこのままだ」
解析されては不味いことでもあるのかな?
と思ったけど。
多分、刹那君の出身世界。
こことは違う平行世界の地球の技術が関わっていることはなんとなく分かったから、それ以上は聞かなかった。
「ああ、あの時ね。本当は皆が止めたんだ」
「そうなの?」
「うん。ほら、刹那さんのデバイスは破損していたでしょ?万全な状態じゃないのに「出る」って言ったからさ」
「そっか」
それでも助けに来てくれたんだよね。
皆の言葉を押し切って。
不完全な状態でも、ジュエルシードの暴走体や
だからと言って刹那が撃墜されない保証はない。
まして、相手はかなりの実力者。
刹那の方が大怪我を負ったかもしれない。
どうして助けに来てくれたのかな?
昼間のアリサちゃんの言葉もあって、少しドキドキしてしまう。
「なのは?」
「あ、ごめん。なんでもないよ」
「そう?」
コンコンとドアを叩く音がする
「なのは。お風呂、入っちゃいなさい」
桃子が入浴を促しに来たようだ。
「は~い。……ユーノ君」
「なに?」
「私、もっと強くなるよ」
「なのは?」
強くなるよ。
皆に心配かけたくないもん!
皆と一緒に歩いて行きたいから!
強き心は、未来を紡ぐ。
【アースラ】のブリッジのスクリーンに映っている【ゆりかご】
「待っていろ。お前の不安、俺が取り除いてやる」
私にしがみ付いている幼子に真剣な口調で語りかける刹那君。
「パパ?」
「刹那君!?」
「刹那!」
刹那君が何をする気なのか、フェイトちゃんも察したみたいで声を上げる。
だけど、刹那君はブリッジから出て行ってしまった。
「エクシア、セットアップ」
≪了解。ダブルオーライザー展開≫
「「刹那(君)!!」」
私とフェイトちゃんが通信回線から必死に刹那君を止めるけど、
「ダブルオーライザー、刹那・F・セイエイ。ゆりかごを破壊する!!」
バリアジャケットを身に纏った刹那君が、【アースラ】から飛び出て【ゆりかご】へ向かってしまった。
私達はその姿をスクリーンで見ていることしか出来なかった。
数多ある可能性の一つの未来の姿は、やがて確かなものへと変わっていく。
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読了おつかれさまでした。
また、「刹那」「フェイト」「なのは」をお読みいただきありがとうございました。
この三本が、某サイトにて最初に投稿したもので、本来はそれぞれ一本完結の短編物であり、この三本で終了予定でした。
某サイトの読者様の要望に答えて、この後もあちらで数話投稿しました。
同じ形を取ったため、こちらで読んでいただいた方の中には、かなり変な作りであり、違和感を感じた方もいっらしゃるかと思いますが、ご容赦ください。
今後も、変な形での投稿になるかと思いますが、それでも読んでいただけると幸いです。
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魔法少女の世界へ飛ばされた、ガンダムマイスター刹那・F・セイエイと魔法少女達のとある一日。魔法少女リリカルなのはA'sと機動戦士ガンダム00のクロスオーバー作品……などという大それたものではなく、物書き未経験の素人による処女作で駄文です。読みづらい、誤字脱字等の至らないところが多々あると思います。作者の原作知識は、それほど高くありません。また、オリジナル設定が含まれておりますので、原作を大切にされている方はご注意ください。コメント欄にはご自由にお書きください。
注)本小説は、某サイトにて投稿していたものを移したものです。