~ある部活の日~
律「じゃあな~!!」
正「また明日な」
泰「それじゃあお疲れ!」ニコッ
澪「・・・・・/////」
泰「あれ?どうしたの澪?」
澪「い、いや、な、なんでもない!!///じゃ、じゃあな!」
圭「んじゃ俺達も行くか~」
唯「そうだね!」
そういって俺と正樹、兄さん、唯、残りは律と澪、紬、梓、楓、幸宏君と交差点で別れた
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~澪ver.~
澪「・・・・・/////」
紬「澪ちゃんどうしたの?」
楓「顔が赤いよ~澪ちゃん」
幸「熱でもあるの?」
律「一体どうしたっていうんだよ~澪~」
澪「(私よく考えたら最近泰広ばかり見ている、それに見ていてドキドキする・・・///)
律「みーおー!!」
澪「わっ!!何だよ律」
紬「何か悩んでいるの?澪ちゃん」
梓「遠慮なく話してくださっていいですよ!」
楓「相談なら乗るよ~!」
澪「じ、実は・・・・・」
私どうせなのでここで話を切り出してみる
澪「泰広のことが好きかもしれない・・・///」
幸「えっ・・・・・泰広先輩を?」
梓「澪先輩が・・・兄さんを・・・ですか」
澪「うん・・・・・///」
律「マジで!?(澪がそんな事考えていたなんて思ってもいなかった・・・)」
楓「澪ちゃん泰君が好きなの?告白したの?付き合ってるの?」
幸「楓先輩落ち着きましょう!」
紬「・・・・・して」
律「えっ?」
紬「どうして・・・澪ちゃんまで・・・!どうして・・・!」
そう言って泣き出すムギ
ムギもよく考えたら泰広のことが好きだったのを忘れていた
忘れていたとはいえムギの気持ちを考えておくべきだった・・・
そういう私が情けない・・・
梓「ムギ先輩!」
楓「ムギちゃん!泣かないで!」
紬「うっ・・・うっ・・・」ポロポロ
律「それでその・・・2人とも泰広が好きなんだよな?」
紬「うっ・・・うん・・・」
澪「うん・・・・・」
幸「どうするんだよ澪姉?紬先輩と一緒に告白するの?」
紬「でも泰広君は過去に何かあって隠しているみたいなの・・・」
楓「何かって?」
幸「いやだからそれを隠しているんでしょう・・・」
澪「そうみたいだな・・・でも合宿の時は何も教えてくれなかった・・・梓は何か知らないのか?」
梓「すみません・・・兄さんには何かあったのは知っていますが詳しいことは・・・」
澪「そうか・・・・・」
律「一体泰広に何があっていうんだよ・・・・・」
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正「んじゃ俺と泰広はこれで!」
泰「お疲れ兄さん!お疲れ唯!」ニコッ!
唯「う、うん・・・お疲れ///」
正「じゃあな!」
~圭哉ver.~
俺は唯と一緒に帰宅していた
帰り道は唯の平沢家の前を通る
だからほぼ毎日唯とは一緒に帰る
唯「・・・ねえ圭ちゃん」
圭「あン?どうした?」
唯「圭ちゃんに相談したいことがあるの・・・」
圭「なんだよ改まって、いとこ同士だから遠慮すんなって!で相談って?」
唯「うん、実は・・・・・」
俺はここで唯が放った一言を忘れることはないだろう
唯「私やっくんの事が好きなの・・・・・///」
圭「ふ~ん・・・え?マジか!!」
唯「うん・・・・・///」
圭「しかし・・・泰広はお前とは付き合わない、いや付き合えないと思う・・・」
唯「そんな・・・どうして・・・!」
圭「あいつは過去にやらかして俺もそれを知っている、それで償いとして『彼女は作らない』と言っていた」
唯「圭ちゃん、やっくんの過去って?」
圭「俺の口からは言ってはいけないことになっているから言えない、あいつ自身から聞くしかない・・・」
唯「やっくん・・・どうして・・・」
俺も教えてあげたい
しかし他人に教える事は固くあいつから禁じられている
そう、あの忌まわしき事件からな・・・・・
あの事件は泰広は悪くはないが、やはりかなりの批判をくらっている・・・
正樹も俺もあいつの大切なものを守る事はできなかった
そう、あいつの大切な・・・・・を
大切な・・・・・を
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泰広の過去が明かされます
では32話目どうぞ~^^