~アスカside~
昨日の夜、原作通りネギ達は噂の魔法書を窃盗する為に図書館島に住居不法侵入して行方不明になった。こうしてみるとネギって結構普通に犯罪を犯している気がする。ちなみにこの時俺は、刹那から連絡が来て、焦っている刹那をなだめ、その刹那を家に呼び、刹那の代わりにネギたちにシャマルに頼みサーチャーを付け監視し、ポストバカレンジャーである刹那と刹那が来るまでに呼んでおいた千雨と真名に勉強を教えていた。
『ふぅー。さて授業にでも行きますかぁ。』
そう言って俺はティーカップに残っている紅茶を飲み干し授業の用意をして職員室を出ようとした。
「アスカ先生。」
『はい。なんですか新田先生?』
「ネギ先生を知りませんか?」
『さぁ?知りませんけど。』
「何処に行ったのだろうか?」
『大方、一部の2-Aの生徒と、噂になっている頭の良くなる魔法の本でも探しに行ったんじゃないですかぁ。』
そう俺は本当の事を新田先生に言った。
「ははは。まさか、さすがにそんな物を探しに行くほど頭の悪い子達じゃないでしょう。」
『それもそうですね。なんでしたら学園長にでも訊きに行って如何ですか?』
「そうですなぁ。もしかしたら学園長の方に何かしら連絡が行ってるのかも知れませんからなぁ。」
そう言って新田先生は学園長室に行った。それを見送った後、俺は教室に向かった。
『あー、それでは授業を始めるぅ。席の先頭の人は自分の分のこのプリントを取って裏に回しなさい。裏の方で余ったら空いてる席に置いといてねぇ。それと時間内に終わったら静かにして各自好きな事をしてなさいぃ。』
俺は何時もの括弧を付けて喋りに加え、やる気無さそうに語尾をのばして喋っていた。
『あぁ、裏まで回ったなぁ?回ったなら初めぇ。』
「あのっ、アスカ先生!」
『なんだぁ雪広ぉ?センセーのプリントが出来ないって言うのかぁ?』
「違います!」
『なら座ってプリントやりなさいぃ。』
「アスカ先生は、ネギ先生達が行方不明って知ってるんですかっ!?」
『知ってますよぉ?』
俺はそう言って面倒くさそうに返事をした。
「なら心配じゃないんですか!」
『いえ。全然。だって学園長が仕組んだことですからぁ。』
「それは如何いうことですか!?」
『行方不明になった人達は1人を除いて成績が思わしくない人達で、その子達に勉強させるために一時的に行方不明として彼女たちを隔離し、勉強させてるんですよぉ。』
「それは本当ですか!?」
『本当ですぅ。だから早く席についてプリントをしてくださいぃ。でないと、テストで幾ら良い点をとっても通知簿の成績を1にしますよぉ?』
「わかりました。」
そう言って雪広は席についてプリントを始めた。それから暫らく経って、
『はぁい、終了ぅ。それじゃぁ、雪広、柿崎、朝倉、早乙女、那波の5人は前に出て問題の答えを書いて下さいぃ。』
5人に黒板に問題の答えを書いて貰いその答えあわせをした後、自習にして職員室に戻り、この学園都市の何処かの自動販売機に売っている、綾瀬が何時も飲んでいる謎のジュースシリーズを飲んで次の授業に備えた。
~アスカside end~
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※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。