No.398155

ゲイム業界を駆ける炎の獅子 第12話 イベント

今回は3人娘とレンとのそれぞれの日常生活を書いてみました!!

今後もこういうのを挟んでいこうと思います!!
今回は3人ですか次回からは1人ずつにしようかと思っています!!

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2012-03-26 04:46:33 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1508   閲覧ユーザー数:1436

あの一悶着の後、

3人それぞれの大陸移動前の準備もとい買い物を付き合うと言う事で俺は許しを得た

 

.......コンパはわかるけど、他の2人はなに?

 

 

〜 ネプテューヌ イベント 〜

 

「♪〜♪♪〜〜」

 

「...........楽しそうだな」

 

横でスキップしているねぷ子に問い掛ける

 

「うん!だってレンさんとのデートだもん!!

 次、あのこないだの時代遅れな人みたいに邪魔して来る人がいたら消し飛ばしてやるんだから!」

 

ねぷ子は、一度俺に向けて満面の笑みを向けた後、周囲の通行人らに目をやり白い目を向ける

 

可愛いけどさらりと恐ろしい事言ったよこの娘?!

 

「やめたげて!!通行人の皆さん怖がってるから!!おじいちゃん失神寸前だから!!」

 

 

ねぷ子の暴走(問題発言+通行人のおじいちゃんを失神寸前にまで追い込んだ白い目)を止めた後

 

俺達はしばらくプラネチューヌの街を探索した

 

しかし凄いなこの世界の技術は見た事無い者がたくさんある

 

いまはねぷ子とベンチに座り買ったアイスを食べている

 

「てか、ずっとぶらぶら歩いてるだけだけどなんか買い物しなくていいのか?」

 

「うん!特に必要な物もないし!

 本当に必要な食べ物とかはあいちゃん達が用意してくれるだろうし!」

 

「ずいぶんと人任せだな....」

 

「信用してるって言ってほしいよ!!」

 

他愛もない話で盛り上がる

 

そんな中、ねぷ子がいきなり真剣な顔つきになった

 

「ねえねえ、レンさん。私レンさんに聞きたい事があるんだけど.....」

 

「ん?どうしたいきなり?」

 

「あのね、私ね、あの洞窟であの魔女みたいな人と闘った時の最後の記憶にね

 紅い髪の男の人を見たんだ........」

 

「そうなんだ......」

 

俺の事、だよな

 

「あの人ってやっぱり.....レンさん、だよね?」

 

やっぱりか、これって言っていいのかな?言うべきか?

 

「...........ああ」

 

あ〜あ言っちゃったよ俺

もうどうなっても知らないよ俺

 

「やっぱり!!私の思った通り!!正解した景品はなんだ〜!?」

 

先程までの真剣な顔付きが一変し楽しそうにはしゃぎだすねぷ子

 

あれ?思ってた反応と違う

もっと問いただされると思ってんだけど.....

 

「なにか疑問に思わないのか?」

 

「え?なにかって?」

 

「......いや、あの姿はなんなのかとか....」

 

「.......うーん、確かに疑問に思うけど

 それはレンさんが自分から全部話してくれるまで待ってるの!!」

 

「え?」

 

「でも1つだけ聞かせて?

 あの姿って変身、だよね?しかも私のと似てる」

 

「あ、ああ、そうだよ」

 

「そっか!!やっぱり!!なんか雰囲気とか似てたもん!!

 まてよ、てことは!私とレンさんって血のつながった兄妹!?」

 

「..........」

 

的外れな事を連発するねぷ子に開いた口が塞がらない

 

「ねね、レンさん!私達って兄妹なのかな?」

 

「.....え、ええと.....どうだろうな?

 俺にもわからん、とりあえず血はつながってたりするかもな......本当たぶんだけど

 だから兄妹じゃなくても、従兄妹ってせんもありえるかもな......本当にたぶんだけど」

 

まあ、男神と女神だし、あながち血がつながっててもおかしくなさそうだけどな......

 

「ほんと!?じゃあさ!じゃあさ!

 これからはレンさんの事お兄ちゃんって呼んでもいい!?」

 

「うーんまだ決まったわけじゃないんだぞ?」

 

「いいじゃん!いいじゃん!少しでも可能性があればそれはもう確定だよ!!」

 

「それはない!

 ......まあ、ねぷ子がその呼び方でいいなら別に俺は構わないよ.....」

 

「ほんと!?やった!!」

 

そう言って今日一番の満面の笑顔をみせるねぷ子

物凄く嬉しそうだな!呼び方1つでなにをここまで喜べるのか俺にはわからん

 

「これからよろしくねお兄ちゃん!!」

 

そう言ってもう一度ねぷ子は俺に笑顔をみせた

 

その笑顔が一瞬誰かと重なったのは気のせいだろうか..........

 

 

『私◯◯◯って言うの!!よろしくね!!』

 

『蓮君って呼べば良いの?わかった!!

 あ、でも蓮君の方が1つ年上だから蓮お兄ちゃんにするね!!』

 

〜 end 〜

 

 

〜 コンパ イベント 〜

 

翌日、次はこんぱと街へ繰り出す事になった

 

「♪〜♪♪〜〜〜」

 

なんだ?こんぱも楽しそうだな

 

昨日といい今日といいねぷ子とこんぱの2人のテンションはわからん

 

しかも、今回の相手

こんぱ

は俺の腕に自分の腕を組んでいる

 

行動の意味は理解できないが.......1つだけ、あの、その、胸が....あたってます//

 

こんぱのたわわな胸がさっきから腕に歩いては揺れ、歩いては揺れで

 

腕に当たってます///

 

いまの俺の顔はきっと真っ赤だろう......平常心を保っているのがやっとだ

 

「ふん♪ふ〜〜ん♪♪」

 

そんな人の苦労も見ず知らずのこんぱは鼻歌まで歌いだした

 

いまだけはこの娘が少し憎い!!   (俺はお前が凄く憎い by作者)

 

「こ、こんぱは何を買うんだ?」

 

天からなんか聞こえた気がするのはさておき

 

平常心を保ちつつ、声を振り絞る

 

「包帯とかお薬とか、医療道具です!!

 皆の手当とか体調管理をするのが私の使命なんです!!」

 

「そうかこんぱは看護学校生、だったっけ?」

 

「はい!そうです!!

 だから!!たくさん医療道具を買っとかないと!!

 またレンさんにあんな無茶な怪我されたら大変ですから!!」

 

「.......その節は本当に申し訳ない(色々と)!!今度から気をつけるよ(色々と)///」

 

やべ、思い出しただけで恥ずかしくなって来た!

 

あの時のこんぱの唇の感触.......柔らかかったなぁ〜//// (ほんと死ねばいい by作者)

 

「い、いえ当たり前の事をしたまでですから////」

 

顔を赤くして下を向くこんぱ

 

あ、こんぱもあの時の事思い出したのかな?

 

顔まで赤くして......

 

やっぱりまだ怒ってるのかな?

 

一度こんぱから目をはなしそう考えた後、もう一度こんぱへ目を向ける

 

「「あ///」」

 

するとちょうど顔を上げたこんぱと目が合い数秒後、同時に目をそらす

 

やべ目会わしちゃった

 

こんぱも目逸らしたし、やっぱり俺の顔も見たくない程怒ってるのかな?

 

「あ、あの///!!!」

 

「ひゃい//!!」

 

やっぱり謝ろうかと思いもう一度こんぱへ目を向けようとした時

 

こんぱの方から話し掛けて来た、思わず驚いて声裏返っちゃたよ、恥ずかしい///

 

「あ、あのレンさん//!!」

 

「な、なにかな//?」

 

「私!レンさんがどんな怪我や病気に苦しんでもちゃんと看病出来るようになりますから//!!

 私が、私がレンさんのお薬になりますから///!!!」

 

え?

 

「レンさんは安心してください//!!

 だから....だからこんな私でも、ずっとレンさんの傍にいても良いですか///!?」

 

最後に満面の笑顔でそう言うこんぱ

 

しかし、その顔は真っ赤だ、瞳も潤んでて、いまにも泣き出しそう

 

俺が見た感じこんぱはこれ程はっきりものを言う感じには見えなかった....

 

だから、この言葉はそうとうの勇気を振り絞って言ってくれたに違いない.....

 

俺も真剣にこんぱに思いに答えよう

 

「こんぱ.......ありがとう、嬉しいよ!もちろん!これからよろしく頼むよ!!

 その変わりといっちゃなんだけど.....約束する!

 俺が命に変えても君を護るよ!!君に襲い来るすべてのものから君を護ろう!!

 これから無茶をしてまた大きな怪我をするかもしれない.....

 けど、呆れず、ずっと俺のそばにいてくれるかい?」

 

「///.........はい!!もちろんです///!!」

 

うん!!良い返事も聞けたしこれでよかったのかな?

 

てか......やべ今の台詞なんか告白したみたいじゃん

よくよく考えたら恥ずかしくなってきた////どうしよう///

 

しばらくこんぱと目会わせられそうねないわこれ///

 

そお思いつつも、ちらっとこんぱの方をみる

 

「///♪」

 

下を向きながら赤面していた

 

やっぱこんぱにもそういう風に聞こえたのかな?まじで恥ずかしい///

 

でも......なんだか嬉しそうだしいいかな.........恥ずいけど///

 

 

この時、いまの場面がどこかで見た気がしたのは

あまりの恥ずかしさに気付く事はなかった.....

 

 

『蓮兄さんは私が危険な目に合ったら助けてくれるんだよね?

 じゃあさ!私は蓮兄さんが怪我とかしても看病出来る様になるね!!』

 

〜 end 〜

 

 

〜 アイエフ イベント〜

 

 

「はい、これとこれ、これも持って」

 

俺はいまアイエフに荷物持ちにされています

 

こんぱの買い物に付合ったさらに翌日

 

アイエフの買い物に付いて来た俺は、次から次へとどんどんアイエフに荷物をわたされ

 

両手いっぱいでてんわやんわ状態だ

 

「アイエフさん、少し休憩しませんか?」

 

「なに言ってんのレン?まだまだ買う物がたくさんあるのよ、休んでる暇なんてないわ!」

 

「........さいですか」

 

次の店へと入っていくアイエフを尻目に小さく溜息を吐く

 

食料やら服やら冒険に必要そうな道具やら次々に買っていくアイエフ

 

ねぷ子が言ってたのは本当だったな

 

本当に必要な物とかわ全部いままで買った物だ

 

因に元金はどこからくるのかというとだ、最初に俺が爺ちゃんに渡されたお金だったりする

 

思ったより多く入ってたけど一気に吹っ飛びそうな勢いだな

 

 

てか冒険に必要そうな物の他に大量の携帯と電池パックを購入してますけど

 

これはなんに必要なのだろうか?まったくもって謎である

 

 

 

「ふぅ〜」

 

あの後、さらに何個かの店を点々とし、漸く待ちに待った休憩の時間がやってきた

 

いまはベンチに座っている、ここは天国か!!

 

「おつかれさま、って言ってもまだもう少し店を回るけど」

 

「鬼か!?」

 

「冗談よ、もう必要な物は買ったし大丈夫よ」

 

「おお!!いまだけは君が女神に見えるよ!!」

 

「いまだけってなによ!?

 てかあんた!こんぱになに言ったの?昨日凄く嬉しそうな顔して帰って来たけど」

 

「ぶふぅっ!!な、なにも///!!」

 

「.....あやしい、顔逸らして耳まで真っ赤にしといて良く言うわ」

 

「た、ただ.....」

 

「ただ?」

 

「ずっと俺の傍にいてくれるか?って聞いただけだ.....」

 

「はぁ?そ、それってこ、告白//?」

 

「ち、違う///!!

 こんぱがこれからも俺の怪我の手当てをしてくれるって言うから......」

 

「な、なるほどね............ほんと、ややこしい男ね。どんだけ人の心を惑わす気かしら(ボソッ」

 

「え?何か言った?最後の方小さくて聞き取れなかったんだけど?」

 

「いえなんもないわ」

 

「そうか?ならいいけど.....あ!そうだ!」

 

「なに?」

 

「アイエフもずっと俺のそばにいてくれるかい?」

 

「な、なによいきなり///!?」

 

「いや〜アイエフとは気が合うし、一緒にいると楽しいからさ!

 それに俺達パーティーだろ!?」

 

「え、えぇそうね......(そんな事か.....って何がっかりしてるの私!)」

 

「アイエフが危なくなったら俺が護ってみせるからな!!」

 

「ーーーー///」

 

「アイエフだけじゃない、ねぷ子やこんぱも護ってみせるさだって俺達友達だしな!!」

 

「ーーーーバカッ////!!」

 

「えぇ!?」

 

いきなりアイエフが怒り出し立ち上がって歩き出した、しかも早歩き

 

「ちょ、ちょっと待てって!!俺いま良い事言ったつもりなんですけど!!」

 

アイエフを追い掛けようと立ち上がるが、大量の荷物を持つのに手こずる

 

その間にアイエフはすたすたと歩いていてしまう

 

ちょっと〜〜〜〜〜〜〜!?

 

 

〜 アイエフ side 〜

 

ほんと、なんなのよあいつ////

 

初めて会った時から時から私の心を揺さぶるあの青年レン

 

なんだかレンを見るたびに顔が熱く感じる///

 

私どうかしたかな///

 

そんな事を考えながら彼

レン

の方を振り返る

 

そんな彼は人の気も知らないで

 

大量の買い物袋を持つのに手こずって慌てている

 

「もう!......ふふ.......レンのバーカッ!」

 

そう彼に一言呟いて振り返ってもう一度歩き出す

 

「アイエフ!ちょっと待ってくれ!!」

 

背後から私を呼ぶ彼の声が聞こえる

 

いまはその声は心地良い

 

 

『ずっと俺の傍にいてくれるかい?』

 

『俺が護ってみせるからな!!』

 

 

か.....上等よ!!責任とってちゃんと護ってもらうんだから!!

 

〜 end 〜


 
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