No.394550

管理・THE・白書  昇格試験!!振り切るぜ!!

厨二過ぎた・・・。

そしてオリジナル展開ばっかりでそろそろ死にそう。

2012-03-19 20:04:18 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3036   閲覧ユーザー数:2966

~試験場~

 

 

「よし。デバイスの調子は絶好調!スバルは?」

 

 

「うん!ティアナがいれば全然大丈夫!!」

 

 

青髪の少女『スバル・ナカジマ』は、満面の笑みを浮かべてそう答えた。

 

 

「いや、そういう意味じゃないんだけどね・・・。まぁ、いいか」

 

 

その返答を聞いたオレンジ髪の少女『ティアナ・ランスター』は、そう言って諦めるかのように溜息を吐いた。

 

あれから十数年が経ち、ティアナは小さい幼jy・・・ゴホン、少女から、青年へと成長していた。

 

その過程にて、スバルという仲間を得て、沢山の師匠ともいえる人物達と出会ったティアナは、身体だけではなく、精神的にも何倍にも成長していた。

 

 

「はぁーい!!お二人とも試験を始めますよぉー!!用意はいいですかー!!」

 

 

すると空から30センチあるかないかぐらいの身長で、銀色の髪をした活発な少女が舞い降りてきた。

 

 

「私はこの試験の担当官のリィンフォースⅡです!さて、試験を始める前に確認をします。この試験は二等陸士への昇格試験です。お二方はティアナ・ランスター三等陸士、スバル・ナカジマ三等陸士で間違いありませんか?」

 

 

「「大丈夫です!!」」

 

 

「分かりました!!では、既に把握していると思いますが、ルールを説明させていただきます!制限時間は1時間!全てのマーカー・ターゲットを打ち抜き、ゴール地点にたどり着いたら試験終了です!ただしターゲットの中には、ターゲットに偽装された目標もありますから、それらを打ち抜いてしまった場合、原点対象になってしまいますから、気をつけてください!よろしいですか?」

 

 

「はい!!」

 

 

「いいお返事でなりよりです!!では1分後に試験を開始します!!」

 

 

ヒュィ~

 

 

そう言ってリィンフォースⅡと名乗った少女は、空へと消えた。それを確認したティアナは、スバルへと確認の念話を送っていた。

 

 

『いいスバル?昨日も言ったけど、『釘パンチ』は絶対に使っちゃ駄目よ』

 

 

『勿論。ティアも『霊丸』使わないように気をつけてね。それよりARMは使っても大丈夫なの?』

 

 

『ん~、簡単なもので後で言い訳が出来るようなものなら使ってもいいわよ。『スロード・リィ』とかなら大丈夫でしょ』

 

 

「はぁ~い!一分経ちました!!用意はいいですか~?」

 

 

「「はい!!」」

 

 

「いいお返事です!!それじゃ試験スタートです!!」

 

 

ビィー!!

 

 

ドン!!

 

 

スバルとティアナが念話を切るのと同時に、リィンフォースⅡが1分経過したことを告げる。そしてそれに返事をした瞬間、試験開始の合図と共に、スバルとティアナは駆け出した。

 

~監視ヘリside~

 

 

「二人ともなかなかいい動きだね」

 

 

上空から二人を観察しているヘリの中では、金髪に黒い執務服を纏った女性『フェイト・T・ハラオウン』と白い教導官の制服を身に纏った女性『高町なのは』がモニター越しに二人を見ていた。

 

 

「うん。今年の受験生は殆どゴール出来なかったから、どうかなって思ってたんだけど、この二人は大当たりだね。流石はやてちゃんが目をつけただけのことはあるね」

 

 

そういってなのははモニターに二人のデータを出現させて、二人の訓練校での出来事や成績等を見ていく。

 

 

(ふんふん・・・。ティアナ・ランスターにスバル・ナカジマ、か・・・・。このスバルって娘は確か何年か前に起こった空港火災の時に私が助けた子か・・・・。ふふっ、懐かしいなぁ)

 

 

そんな回想をしていてふとモニターを見ると、そのスバルが何処からか大剣、ティアナは槍を取り出し、ガジェットを切り裂いていた。それを見たフェイトとなのはは驚愕した。

 

 

「な、何あれ!?」

 

 

「さ、さぁ・・・。資料にはあんなの持ってるって書いてないけど・・・」

 

 

なのはは急いで資料を再確認するも、大剣については何も書かれておらず、こんがらがるばかりだった。

 

そしてその疑問は解決しないまま、試験は終了してしまった。結果としては満点、危険行為もなく、時間もたっぷり残っていた。

 

 

(あの二人が心を許してくれた後に聞けば大丈夫かな・・・)

 

 

そんな思いを胸に抱えつつ、なのははバリアジャケットを纏ってヘリから降下した。

 

~監視ヘリside out~

 

 

「ちょっとスバル!!『ギガントブレード』なんか使って大丈夫なの!?」

 

 

「何とかなるさァ!!ヨイショォオ!!」

 

 

シュカカカッ!!ドガァアアアアアアアン!!

 

 

スバルは大剣『ギガントブレード』を右手一本で振って、近くにいたガジェットを細切れにする。それと同時に汗をぬぐうような仕草を見せて、ティアナを見る。

 

 

「でもティアだって『グリフィン・ランス』使ってるじゃん」

 

 

「・・・・・・・・・・」

 

 

ザスッ!!ガシャァン!

 

 

その言葉にティアナは何も言えず、その苛立ちというかわけの分からない感情を、グリフォンの頭部を模した槍『グリフィン・ランス』へとこめてガジェットを数体同時に突き刺す。駆動回路のみを破壊されたガジェット達は、物言わぬ鉄くずと化してその機能を止めた。

 

 

「よし、後はゴールするだけね。行くわよ相棒《スバル》」

 

 

「オッケー!!」

 

 

スバルはギガント・ブレードをARMへと戻してゴールへと走り出す。同時に、ティアナもグリフィン・ランスをARMに戻して、ゴールへと向かう。ビルとビルの間を跳んで・・・・。

 

 

「なんていうか、ティアも幻海さん並みに人間離れしてきたよね」

 

 

「お黙り!ってかあの人と一緒にすな!!」

 

 

あの人外魔境と一緒にさせられたらたまらない、とばかりにティアナは小刻みに震える。それを見たスバルはくすりと笑って苦笑いで謝った。

 

そしてそのすぐ後、二人は同時にゴールして、試験は終了した。

 

 

~THE NEXT STAGE~


 
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