0話 転生
「えーとここはどこなんだろうか? よくわからないな」
ここは部屋……なのかな? 机があって、その上に煎れたてなのだろうか、湯気もうもうと出ているお茶があった。部屋を散策してみようと思ったけど、目の前にいきなり幼稚園児? みたいな子供が現れた。
「失礼な奴だな。わしは神様だぞ。」
「ないな」
そんなことを言われて信じる方がおかしいじゃないか。
「いや、神だから、こんな姿でも神様だから!!」
「いやどーm「言うな気にしてるんだから!!」・・・わかりました」
「ていうか、キミ誰? わし知らんで」
「僕が聞きたいですよ」
そうすると神様が本の様なもの召還して、ページをパラパラめくってこう言った。
「君死んでる」
は?
そこには、確かに自分の写真と個人情報とか死因とかがのっていた。ここでようやく自分が死んでいると確認できた。
「そうか、事故にあったんだ。僕」
「そりゃ、大変じゃのぉ」
そんなこと、喋ってるとドアきれいなお姉さんがはいってきて、いきなり、
「貴方は殺されたんですよ。そこの子供によって」
は? いまなんていいやがりました?。
「だから殺され「いや、しってるから!!」……そうですか」
そういって、お姉さんはすみっこいじけてしまった。
そして、神様の方を向くとドッキリ大成功!!!!!とかいうふざけたフリップもって踊っていた。
「イエーーイドッキリ大成功DAZE!! ほら天使くんも、イエイ」
イエーイと天使さん?もハイッタッチをかわしていた。
「いい加減にしてください」
ごちん ドゴ
「なぜわしだけ、ボディbオロロロロロロロ」神様吐きました。
「うえ、きたな」
「わしのゲロは神水だぞ たぶん」
「そんなことより、本題に入ってください。あと床を拭くように」
~10分後~
「キミを殺したのに、特に意味は「ふざけないで下さい!」……?」
「そんな! そんな事やっていいと思ってるんですか!?」
神様はうっとしそうなオーラをビンビンに放って諭すように語りかけた。
「いいか。お前に仕事を頼むためにわざわざ殺して仕事頼むんだよ。この死神が」
僕は、絶句した目の前いる理不尽な神いや死神に……。
「どうして、僕を殺したんですか?」
「やっとか・・なぜ殺したかというと、お前が死神になりたいか? なりたいよな」
「拒否権は?」
「ないな」
「どうして僕が死神になれるかもしれないんですか?」
死神はたばこに火をつけて一呼吸おいて話し始めた。でも見た目幼稚園児の格好で煙草を吸うなんて絵面的には不味いよなぁ……なんてつい現実逃避してしまう。
「お前の行動をみて単純に評価しただけだ」
僕は両手を上げて降参した。
「はぁー わかりました。で、僕は何をすればいいんですか?」
いったらさっきの怖いオーラはどこにいったのか普通に話してきた。
「まじで? やってくれる? ありがと。じゃあ詳しい話は、そこの悪魔ちゃんにきいて」
指を指された方を見ると悪魔がいた。ちなみに本当に角生えてました。
「では、試験の前に軽く説明させてもらいます。」
「質問なんですが。どうしてはじめに神様や天使の格好をしていたんですか?」
自分なりに一番気になってたこといってみた。
「チッ、まあいいや。それははじめから悪魔や死神を見たらなんか相手がびびって話にならなかったんで、はじめいい格好して仲良くなってから本性を表そうっていう話になったんです。分かりましたか?あと、あまりこっちをみないでください」
「わかりました…」
なんで舌打ち!? いみわかんらん?! こっち見るなって無茶苦茶だよ! コワッ!
「とにかくあなたにはこれから緋弾のアリアの世界に転生してもらいます ここで何か質問は?」
「えーと 死神でも転生できるんですか?」
「できます」
はやっ 説明はないの!? ないか・・
「あとは、能力の設定です 何がほしいですか?」
「えーと まあオーソッドックスに仮面ライダーとか?」
「だめです できません むりです」
「なんでいきなり駄目出しするんですか!? 僕いい加減泣きますよ!」
悪魔さんは面倒くさそうに説明した
「あなたは今地獄にいるんですよ そんな奴が正義の味方なんて片腹いたいですよ」
え・・ここ地獄? 「はい」 心をよむな!
「じゃあ、悪者みたいな奴じゃないといけないんですね?」
「はい」
「じゃあ オルフェノクで」
「わかりました あと身体能力などは自分のちょっと上だと思っておいてください。あと、足や頭が切断されたり、つぶれても生えてきますから 安心してください。」
ぶっーーー
僕は飲んでいたお茶を盛大にふいてしまった「汚いですよ」 うるさい!
「きも過ぎますって……はぁ、もういいや はい次はなんですか?」
「まあこれくらいですかね じゃあがんばってください」
「待ってください ぼくが死んだあと家族はどうなったんですか?」
「あなたの存在がなくってるから 死んだなんて思ってないでしょう よかったですね」
え……まじで…とうさん、かあさん、妹よおげn「うそです」ってうそかい!!
そこにあったちゃぶ台をおもわずひっくり返したよ、これくらいさせてください。じゃないと身がもち ません。ホントに・・・・
「以上で 説明を終わります あなたの準備が終わり次第すぐいきます」
「分かりました ところでタスポ作れますか? そちらで?」
悪魔さんがタスポってつぶやいたらタスポがでてきた。すげー。
「ありがとうございます じゃあ 死神さんお元気で 悪魔さんも」
そして、僕は扉をあけた。
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葛西英輔16才はひょんな事から死神に目をつけられ「死神になりたくないか?」なんて問いかけられた。だが本人の意思に関係なく死神になる為の試験を受けさせられて……
※キャラ崩壊等が含まれます。それなりに覚悟して読んでください