No.393328

仮面ライダーギルス~麻帆良戦記~

鴉丸さん

仮面ライダーアギトとネギまのクロスで、登場するライダーはギルスです。※これは作者が別名義で別サイトに投稿していた作品の加筆修正です。作者の独自解釈などが入っていますが、よろしくお願いします。

2012-03-17 21:56:37 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:4991   閲覧ユーザー数:4875

 

 

―――それは運命のいたずら

 

 

「あれは……光?」

 

 

「見つけた……AGITΩを持つ人間」

 

 

―――ある客船に乗っていたから起こった事件

 

 

「この姿は一体なんなんだ!?」

 

 

「君も『AGITΩ』なのか!?」

 

 

―――敵はアンノウンと呼ばれる異形の存在

 

 

「く、来るな化物!」

 

 

「違う! 俺は化物じゃ「ママ、助けて!」嘘……だ」

 

 

アンノウンに襲われる人間を助けても、掛けられるのは恐怖の言葉

 

 

「お前はあの男と同じく……『ギルス』だ」

 

 

「お前もいずれ俺と同じようになるぞ」

 

 

―――本来なら他のAGITΩたちと共に戦うはずだった青年

 

 

「……アンノウンと心中するつもりは無かったんだけど……ま、仕方ないかな?」

 

 

「拓馬ー!」

 

 

―――不完全なアギト(ギルス)のまま戦い続け、そして力尽きた青年

 

 

「……ここは……」

 

 

「えっと……あなたは誰?」

 

 

―――見知らぬ世界で出会ったのは一人の少女。

 

 

「俺は不動拓馬。ま……世界を旅している、風来坊だ」

 

 

「そうなんですか。あ、私は大河内アキラです」

 

 

―――それは、以前居た世界とは違いすぎる平和な世界。

 

 

「ここにはアンノウンも居ないのか? でも、何か変な感じがするな」

 

 

―――しかし、この世界にもアンノウンは現れた。

 

 

「アンノウン!? それに……魔法使い?」

 

 

―――その世界には『魔法使い』が存在した。そして、アンノウンは魔法使いや特殊な力を持つ者を狙い、暗躍する。

 

 

「なんで、この世界に着たかは分からない。いつまで戦えるのかも分からない。でも、アンノウン退治は俺の役目だ!」

 

 

―――体を蝕む無理な変身を繰り返しながらも青年は戦う。

 

 

「ば、化け物!?」

 

 

「……そう、だな」

 

 

―――しかし、その姿は異形。故に青年は恐怖される。

 

 

「分かったか? 貴様が守ろうとしているのは、貴様を拒絶している者ばかりだぞ?」

 

 

―――吸血鬼の少女に真実を聞かされる。

 

 

「でも、俺は……人を守る。それが、先輩たちと交わした約束だから」

 

 

―――徐々に体に残っていく負担を無視して、青年は戦い続ける。

 

 

「ずっと待っているから……帰ってきて」

 

 

「ああ。約束だ」

 

 

―――戦い続けられたのは支えがあったからこそ。

 

 

「行くぞ……変身!」

 

 

―――異世界に迷い込んだ青年は人間を守るために戦う。

 

 

仮面ライダーギルス~麻帆良戦記~

 

始まります

 


 
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