~アスカside~
悪魔襲撃から数ヶ月が経った。
俺は眼を覚ました後、アーニャにココロウァ小母さんの遺言を伝えた。アーニャは、「なんでお母さんが石化してアンタが生き残ってるの!アンタが石化すれば良かったのに!!」と言い放ち直ぐにしまったと言う様な顔をして走り出した。
その後、俺は、ネギとアーニャとは折り合いが悪く、お互いに関り合おうとしなかったし、入学したメルディアナ魔法学校でも俺は魔力の殆どを封印していてそのせいで魔力が少ないとされイジメにあっていた。イジメの内容もネカネ達には知られない様にイジメル側が隠したお陰でその事は露呈されなかった。
そして俺は6歳になるまで女神に貰った異常、
今日いや、後20秒で俺は6歳になります。
「9・8・7・6・5・4・3・2・1・0!午前0時になった。、」
僕が机の上にある夜天の書をベットから見ながらカウントダウンを終えると、机の上にあった夜天の書が浮かびそして光りだし、本を縛っていた鎖が千切れた。
『封印を解除します。』
そして夜天の書が俺の元に下りてきて、
『起動。』
その言葉と共に4人の守護騎士が現れた。
最初にシグナムが、
「夜天の書の起動を確認しました。」
次にシャマルが、
「我ら、夜天の書の蒐集を行い、主を護る守護騎士にございます。」
そしてザフィーラが
「夜天の主の元に集いし雲。」
最後にヴィータが
「ヴォルケンリッター。何なりと命令を。」
と言って現れた。ちなみにザフィーラは女神の言っていたとおり女性体で体型はアルフと同じだった。
「ん。俺の名前はアスカ・スプリングフィールド。アスカって呼んでくれ。よろしくな、守護騎士の皆。」
俺が自己紹介すると、
「私は烈火の将、剣の騎士シグナム。」
「私は紅の鉄騎、鉄槌の騎士ヴィータ。」
「私は風の癒し手、湖の騎士シャマル。」
「私は蒼き狼、盾の守護獣ザフィーラ。」
「「「「よろしくお願いします。」」」」
俺が何か言う前にシグナムが、
「それで主アスカ私達は何をすれば良いのでしょうか?」
守護騎士全員が俺からの命令を待っていた。
「夜天の書を完成させる。」
「分かりました。では夜天の書完成のため収集活動をしてきます。」
シグナムの言葉に俺は、
「いや、それには及ばないよ。」
と言い、それに対してシャマルが聞き返してきた。
「如何いうことですかアスカ君?」
「だって、俺の魔力で事足りるからね。」
俺の発言に守護騎士全員が驚いた。
「本当ですか!主アスカ!」
「本当だよ。夜天の書よ俺の魔力を収集せよ!」
『収集。』
夜天の書は俺の命令で俺の魔力を収集し始め666ページ全てを俺の魔力でうめた。
「凄い。」
「スゲー。」
「アスカ君貴方は一体。」
「何言ってるんだシャマル、俺は夜天の王だよ。
っとそれよりもっと。夜天の主の名の下に、我が融合騎を此処に。」
俺の言葉に夜天の書は反応した。
「管制プログラム此処に。」
「ん。夜天の主の名において、我が夜天の書の管制プログラムにして、我が融合騎に名を贈ろう。強く支える者、幸運の風、祝福のエール、『リインフォース』。」
「名称『リインフォース』認識、管理者権限が使用可能になりました。」
「よろしくな。リインフォース。」
「はい。我が主。」
「次にっと。シグナムとヴィータに融合騎をあげよう。」
「私達にですか?」
「ん。もしかしていらない?」
俺の問いにシグナムとヴィータは、
「いります。」
「いる!」
と答えた。
「じゃ始めるか。管理者権限発動。収納領域に封印されているユニゾンデバイスと予備管制プログラムを此処に。」
俺がそう言うと俺等の前に2人のユニゾンデバイスだ現れた。
「「おはようございます。」」
「ん。おはよう2人とも早速だけど君達に名前を贈ろう。予備管制プログラムの君は、『リインフォース・ツヴァイ』、赤髪の封印されていたユニゾンデバイスの君は、『アギト』だ。それで、ツヴァイはヴィータの、アギトはシグナムのユニゾンデバイスだ。」
「アンタがあたしの相棒かよろしくなシグナム!」
「よろしく頼む、アギト。」
「私は、リインフォース・ツヴァイです。よろしくです、ヴィータちゃん!!」
「よろしくな、リイン。」
「それと、リインフォース。リインフォースが2人じゃ混乱するから君の事はツヴァイがいるからアインって呼ぶことにするよ。いいかい?」
「構いません主。」
リインフォースはそう答えた。
「次は、皆の騎士甲冑だな。」
俺はそう言い、リリカルなのはの原作と同じ騎士甲冑を皆に与えた。
「これで良いな。じゃ、改めてよろしくな、皆!!」
「「「「「「「よろしくお願いします。」」」」」」」
こうして、俺は夜天の王となった。
~アスカside end~
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※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。