No.393091

IS ~運命を切り裂く剣~ 戦闘開始/お姫様抱っこ!?

ISを唯一使える男がいた。
運命を変えた一人の男がいた。
この二人が出会うとき、何かが起こる!
運命の切り札を掴み取れ!part8

2012-03-17 15:45:08 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2008   閲覧ユーザー数:1981

「変身!!!」

 

 そう一真が叫んだ瞬間、目の前の空間に投影されたオリハルコンエレメントを通り抜ける。

 

 すると、そこにいたのは一真ではなく、紺色の戦士…仮面ライダーブレイドがいた。

 

 「剣崎先生も、ISを…。」

 

 「行くぞ!セシリアちゃん!」

 

 「今は、そんなこと考えても仕方ないですわね。

  わかりましたわ!剣崎先生!」

 

 

 そう言って、一真…ブレイドはトライアルEのもとへ駆け寄り、セシリアはスターライトmkIIIでブレイドに当たりそうな敵の弾丸を打ち落とす。

 

 ブレイドは、トライアルEに近づくとおもむろにスペードの7…Metal Trilobitのカードと、スペードの3…Beat Lionのカードをラウズした。

 

 ピピッ!『METAL』『BEAT』

 

 と、ブレイラウザーが言い、体が鉄のように固くなり、右手にパワーが宿りパンチをトライアルEに放った。

 

 トライアルEがおびんだ隙にブレイラウザーで切り付ける。

 

 すると、トライアルEはブレイドから狙いを変えたのか、今度はセシリアに向かって銃弾を撃ちだした。

 

  セシリアは、スターライトmkIIIを撃つが数発しか撃ち落せず、そのまま、トライアルEの弾丸はセシリアに迫ってくる。

 

 「キャア!」

 

 『MACH』

 

 セシリアは、痛みに耐えるために目を閉じた。

 

 だが、いつまでたっても痛みは来なかった。

 

 「えっ?」

 

 目を開けると彼女の前に彼女が当たりそうになった弾丸をすべて代わりにうけたブレイドがいた。 

 

 「剣崎先生!」

 

 「平気平気。

  それより、アイツの動きを止めてくれるかな?

  決着をつけるから。」

 

 「え、えぇ。

  でも、あまり止められませんわよ。」

 

 

 「大丈夫。

  セシリアちゃんが頑張るんだったら、

  俺は、それに答えるから。」

 

 「わ、わかりましたわ。////」

 

 「じゃあ、いくよ。」

 

 「ハイ!」

 

 そういい、セシリアはスターライトmkIIIを数発トライアルEに撃つ。

 

 それは、全弾命中。

 

 トライアルEが動きを止めた瞬間、ブレイドがトライアルEの懐に潜り込み、スペードの2…Slash Lizardとスペードの6…Thunder Deerをラウズした。

 

 『SLASH』『THUNDER』『Lightning Slash』

 

 その瞬間、ブレイラウザーは1.5倍の切れ味になり、雷を宿した。

 

 「ウェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェイ!」

 

 「グギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーア!」

 

 ブレイドは、懐を数回斬ると、トライアルEは叫び声を上げながら絶命した。

 

 

 

 

 

 

 セシリアは、ブルー・ティアーズを解く。

 

 (す、すごい…!

  少しの隙で、あの怪物を…。)

 

 そう考えていると、前から「セシリアちゃん?」と、いつの間にか変身を解いていた一真がいた。

 

 「け、剣崎先生。////」

 

 「さぁ、みんなのところに帰ろう、セシリアちゃん。

  みんな心配してるよ。」

 

 「は、はい!

  剣崎先s…つぅ!。」

 

 「ど、どうかしたの!?セシリアちゃん!?」

 

 「ちょっと、足を切ったみたいですわね。」

 

 「大変だ!

  ちょっと待ってね。」

 

  そういうと、一真はセシリアをお姫様抱っこをした。

 

 「え?////」

 

 「これなら、セシリアちゃんが歩かなくても平気でしょ。」

 

 「えっ、ですが、これはちょっと…。////」

 

 「はいはい、けが人は静かにしなきゃねぇ。」

 

 こういうやり取りが、一夏たちのところまで続いた。


 
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