No.392234 IS《インフィニット・ストラトス》~転生せしは勇者王~ プロローグこうじょ~ちょ~さん 2012-03-15 23:48:31 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:3354 閲覧ユーザー数:3167 |
「うぅっ、ここはどこだ?」
俺は今、何もない真っ白な空間にいる。学校から帰って疲れたので自宅のベットで昼寝をして目を覚ますとこの空間にいたのだ・・・・・・・・・・・・・・
とりあえずじっとしていても埒があかないので歩き回っているんだけど・・・・・・・・・・・・・・
「本当に何も無いな・・・・・・これが二次創作なら神様が出てくるんだけどな・・・・・・・」
そんなことをつぶやいて見ても何か変化があるわけでもなく、時間だけが過ぎていった。
「はぁ~、本当になんなんだよここは」
俺が途方にくれていると遥か彼方に大きな扉が見えた。
「とりあえず来てみたのはいいんだがどうするか・・・・・・・・・」
俺がとりあえずノックをしようとすると
「あの」
ん?何処からか声がしたけど、何処からだ?
「下です、下ですよぅ・・・」
その声にしたがって下を向くとそこにいたのは小さなおんなのこだった・・・・・・・・・・・
「どうぞ、こちらへ」
俺は出会った小さな女の子について大きな図書室のような場所に着いた。
「で、なんでここにつれてきたんだ?」
俺が女の子にそう尋ねると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
えーーーーーーーーーーーっ、何この子いきなりフライング土下座かましてきたんですけど!?
「この度は私のミスでこのようなことになってしまいなんとお詫びしたら良いか・・・・・・・・」
「いや、いきなりそんなことを言われても困るんだが・・・・・・。第一ここはどこなんだ?」
「あ、申し訳ありません。ここは数多の人間の人生の書が集う場所です」
はい?何を言ってるんだこのちっびっ子は・・・・・・・・・・・・かわいそうに友達がいないんだろうな・・・・・・・・・・・・・だからこんなところで一人でいるんだな。
「何を失礼なことを考えているんですか!」
うぉ!考えをよまれた!?
「私は神様なんですから考えくらい簡単によめます!」
神様ぁ!? こんなちみっ子が!?
「誰がちみっ子ですが!」
また、心をよまれた!? まさか本当にこのちみっ子は神様なのか!?
※この神様の容姿はとあるシリーズの合法ロリ先生をご想像ください。
「だからちみっ子じゃありません!」
「で、俺は何で死んだんだ?」
「話を聞いて!そしてまだ言ってないのに何で死んだってわかるんですか!?」
「だって、『人間の人生の書が集う場所』って言ってただろ?そんなところに俺がいるって事は死んだってことだろ?で、何で俺は死んだんだ?」
俺がそう言うと自称神は死因を話し始めた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「全ての人間には一人ひとりに『人生の書』と呼ばれるものがあるのですがあなたの書を誤って破棄してしまい、結果貴方は死んでしまったのです」
「何で誤ってとはいえ破棄なんてされたんだ?普通そういうものは厳重に保管されてそうなものなんだが・・・」
「それは、貴方の書が誤って『澱み』と呼ばれる場所に落ちてしまい穢れてしまったので修復しようとしていたところだったのです」
「『澱み』?」
「『澱み』を説明するにはまず、私の役目から説明しますね。私の役目はこの書庫の管理なのですが、その管理には書自体の管理も含まれているのです」
「書の管理?」
「はい、『人生の書』は定期的に管理しないと穢れていってしまい最終的にはその書に記されている人物に影響をあたえてしまうのです」
「どういうことだ?」
「この場合の穢れとは人間の負の感情、嫉妬・怒りなどの感情を指します。それらが『人生の書』少しずつ漏れ出して周りの書に影響をあたえていきます。影響を受けると次第に自分の欲望が抑えられなくなっていき、最後には全てを自分の物にしようとしてしまうのです」
「戦争か・・・・・・・」
「過去にも書の管理が追い付かずに大きな争いが何度もおきてしまいました。それらを防ぐために定期的に管理するのです。書から負の感情を切り離し集めておくところが『澱み』です」
そんな肥溜めみたいな所に落としたのかよ・・・・・・・・・・・・・・・
「それで落としたあなたの書をすぐに修復しようとしたのですが、急用が入ってしまいとりあえず保管しておいたのですが誤って他の廃棄予定の物と一緒に破棄されてしまったのです」
「急用ってなんなんだ?」
「うっ、それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
やっぱり神様の急用だから人間である俺には言えないのか?
そんな事を考えていると
「●●●●いるーーーーーーっ?」
んぉ!?名前っぽいところだけ耳鳴りみたいに聞こえたぞ!?
「あれ?■ ■ ■ ■、どうしたの?」
うぉ、こっちもかよ!
「ええ、この間の写真が出来たんだけど・・・・・・・・・・・って、あなたは?」
「えっと、俺は・・・・・・・」
「彼は私が誤って死なせてしまった人間です・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
がぁぁぁぁっ、耳がぁ耳がぁ!
「ふぅ、ようやく治った・・・・・・」
「あはは、ごめんなさいね。耳、大丈夫?」
「あ、はい。なんとか・・・・・気にしなくてもいいですよ」
「むぅーーーっ、なんか私の時と態度が違います!」
「いや、だってなぁ・・・・・・・・・」
そう言って二人の容姿を見比べるが、うん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※因みに二人目の神様の容姿は、葉っぱ史上最凶おっぱいと呼ばれたあの方です。
「でも、●●●●がそんなミスをするなんて何かあったの?」
「いや、それは・・・・・・・・」
「なんか急用が出来てって言ってたけどそれが原因じゃないのか?」
「?最近そんなに焦るような事あったかしら・・・・・・」
ん?どういうことだ? そう思いちみっ子もといミニ神のほうを見ると、
ダラダラダラダラ
なんか凄い汗だな!?
「●●●●あなたまさか・・・・・・・あの時に?」
「あの時?」
「ええ、以前に私たち女神で温泉に行ったのよ。それでその時の写真を持って来たんだけど、その旅行のときにこの子寝坊して遅刻寸前だったのよ」
それを聞いて再びミニ神をみると・・・・・・・・・・・・・・・・
「てへっ」
「『てへっ』じゃねぇーーーーーーーーー!じゃあ何か!?俺は『人生の書』を『澱み』落とされて、挙句に寝坊して遅刻しそうだからって書を放置されてさらには捨てられて死んだのかよ!」
「まったく、●●●●は何をしてるのよ・・・・・・・・・・・・」
もう一人の神様も呆れてるよ・・・・・
「そんな事言って、第一書を落としたのだって後ろからあなたが脅かしてきたからじゃない!」
なん・・・・・だと・・・・・・・・
「ドウイウコトデスカ・・・・・」
「あはははははっ。あれ?なんでそんな顔してるのかしら?・・・・え?ちょ、待って・・・・」
「自業自得です。まったく■ ■ ■ ■は・・・・・・・」
「ナニヲタニンゴトノヨウニシテルンダ?」
「え?」
「二人ともちょっと頭、冷やそうか?」
「「イ、イヤーーーーーーーー!」」
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主人公が昼寝をしていて、起きたら何もない真っ白な空間だった!
そこで出会った神様に自分がミスで死んでしまったことを聞かされた・・・・・・・
神様はお詫びに主人公の好きだったISの世界に転生させてくれると言った。
そして機体に昔見て好きだった《勇者王ガオガイガー》シリーズの勇者ロボをもらいISの世界へと旅立った・・・・・・・・・
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