十、二十ほどの男達が井上準を囲む。
「………」
準は目を閉じているだけで動く気配はない。
「おらーーーーーーーっ!!!」
先に動いたのは男達。
しかし、次の瞬間には。
「はぁ――――!!!!!!」
準の目にも止まらぬ攻撃が男達を無言へと変えていた。
川神学園で九鬼紋白が登場演出した肩車土台を再びしてくれる従者を決める選考が行われていた。
その選考会が行われる情報を聞きつつけた準が、飛び入り参加で出場する。
その圧倒的な力で、九鬼従者を倒していく準の有様を見て忍足あずみはため息をついた。
「たかが、紋様に一瞬だけ踏まれる仕事選考なのにあそこまで強くなれるか?」
「準は、ロリコンですから」
「重症だよ~~ね~~♪」
応援に来た葵冬馬と榊原小雪はそんな準を微笑みながら応援していた。
―――おまけ。
「大和は、我に踏んでほしいならいつでも踏んでやろうぞ!! 愛する大和は何でも良いからな♪」
準が無双を演じる頃、直江大和と九鬼紋白はラブラブしているのだった。
チャンチャン♪
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