私は今軍の調練中だ
「そこ!動きが遅いぞ!」
大きな声で指示を飛ばし、自分の部隊を鍛えている
それからいくらかの時が経ち
「よし。今日はここまでだ」
その声を聞くと兵たちがぞろぞろと散らばっていく
「ふーっ」
大きな息をつき、空を見上げる
「ご主人様、今頃は政務をしている頃だろうか」
ふとそんな事を言ってしまう。
最近はいつもそうだ。ついつい時間が空いてしまうと、まず最初に考えるがご主人様のこと
前まではそんなことなかったのだが、あの出来事があってから余計に意識してまう
そんな考えを頭の片隅に置き、自分の部屋と戻る
そして鏡前に立ち、ご主人様から貰った髪飾りを付けてみる。
「ふふ・・」自然と顔が緩む。
ご主人様が似合うと言ってくれたこの髪飾り、私が今一番の宝物だ
それと同時に怖くもあった。あのご主人様だ、私以外の人にも贈り物を・・・
「はっいかんいかん」私は慌てて頭を横に振った。
一体何を考えていたんだ。ご主人様は私だけの人ではないのだ。
「・・・私の事を1番と思ってくれれ・・・はっ!?違う違う」
再び頭を横に振った。「はぁ~最近こんなことばかりだな」
こんな事を考える自分が嫌になる。
「ご主人様何をしてるのだろうか。よし、少し様子を見に行くか。違うぞ逢いたいとかではなく、そう!サボっていないかをだな確認に行くだけだ。うん」
自分にそう言い聞かせて部屋を出る
ご主人様が居ると思われる政務室まで来た。私は扉を開け
「ご主人様、失礼します」一言声をかけた
と・・そこには
「や・・やぁ愛紗」
ぎこちなく笑うご主人様。そして膝の上で寝ている鈴々。
私の中で怒りが爆発した感じでした
「ご主人様?何をしているのですか?」
「何って政務を・・・」
「鈴々を膝に乗せてですか?」
「あはは・・・えっと・・そのですね」
私は大きな声で「鈴々起きないかー!!」と叫んでいた
「にゃー!?なんなのだ!?」
鈴々は飛び上がるように起きた。
「お前はご主人様の膝の上で何をしているのだ!」
「えっ?んと寝てた」悪びれる様子もなくニコニコと笑顔で答える
その笑顔がさらに私を怒らせた。
「寝てた。ではなーい!まったくお前という奴はいつもいつも・・・」
いつも以上につい説教がきつくなってしまい
「愛紗・・愛紗!!」
「はっ!?」
「愛紗言いすぎだぞ!」
「あっ・・・」鈴々が涙目でうつむいている
すかさずご主人様が鈴々に何か言っているが耳に入ってこない
「愛紗?愛紗!」
「えっ?な、何ですか?」どれくらボーっとしていたのかご主人様に呼ばれた事にすら気がつかなった
「愛紗言いすぎだぞ、ほら鈴々に謝って」
「あ・・鈴々すまない。何だか言い過ぎた。本当にすまない」
私が謝ったら、鈴々は笑顔になり政務室を出て行く
ご主人様と2人きりになり「愛紗どうしたの?らしくないよ?」
「すみません。あの時何故か怒りを我慢できなくなって・・・」
私はうつむいた。
そして私はご主人様に抱きしめられていた
「何があるのか分からないけどさ、俺は愛紗は愛紗らしく居て欲しいんだ。
何かあるなら力になるからさ」
私って単純だと心から思った。きっと誰にでもこんな事言ってるんだろうなって思うが
それでも安心してしまう
「その言葉誰にでも言ってますね?」
その言葉を聞いたご主人様は苦笑いを浮けべていました
「愛紗・・・やばい・・・我慢できなくった」
「えええ!?」
「何故か抱きたくなったので、このまま・・」
「えっ?えっ?あの・・政務は・・・」
「それは後からやるから!ねっ」
「ねっではなくあの・・あっ・・そこは・・」
結局してしまった・・・でも幸せでした。
(完)
あれ?何かおかしな終わり方になった
結局どういう事?んーおかしい何処で間違えたんだろう?
まっいいか。書いてるうちにこんな事になって最終的に収集がつかなくなって強引に終わらせた感じがあるけど別にいいや!気にしない気にしない。
あっ前回の続きみたいになったけど、あれはその物語の冒頭部分が思いつかなかったからっていう
裏設定があるんですよねー
連続投稿になるのかな?しばらくは書けないかもしれません
脳内妄想が足りません。
長編小説とか書いている人は尊敬します。私では途中で投げそうで・・・
長編は無理でも短編ぐらいなら挑戦してみうかなー
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愛紗の1日を書いてみた
これも思いつきで書いたもの
何も期待しないでねっ