No.377048

恋姫無双もう一人の御遣い  2話

アイゼンさん

寿春に向かう零夜
そこで出会う者とは

2012-02-13 00:09:02 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1172   閲覧ユーザー数:1093

零夜 side

ふ~む、ここが寿春城か~

あの後、そのまま城にむかった途中門番の兵士に止められてあれこれ質問された

まあなんとか納得してもらったんだがね

で、町をみて正直よくはない人からは活気があまりないし、兵はなんだか偉そうにしてるし、家とか店は荒れてるしな~まぁ袁術だからなあと側近は張勲というそうだ

 

 

 

 

 

 

袁術

名家袁紹の弟で、かの仁君劉備を破った実力をもち、のち皇帝を名乗った。だが自己中心的な行動が多かったため、部下に見放されて惨めな最後をとげた人物

張勲はよくわかっていない

まあここまではだいだい俺の歴史と似ているからいいんだが、一番驚いたのが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人とも女性だそうだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たしか二人とも男だったよな

タイムスリップじゃないのこれ?パラレルワールドの方なのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあいいか、別に問題ないし

それから俺はあの武器について聞きまわった。聞くところによるとあの武器は袁術に献上しようとしたところ

 

 

 

 

袁「蜂蜜以外はいらぬのじゃ~」

だそうだ。そのあと持っていてもしょうがないということで捨ててしまったそうだ

いやいやいやいや、我が家の家宝捨てるなよというか蜂蜜以下かい、すげーショック

まあ、ある方法で捜して無事にみつけたけどね

「まさかこんなに疲れるとは・・・・・飯でも食べにいこ」

俺は腹を満たすべく店へむかった。

 

 

 

????side

「もう、イライラする!」

怒っている私は早々に城からでていた。

「落ち着け雪蓮、今に始まったことではないだろ」

後ろから冥琳にいわれる。分かってるけど~~

「だって袁術ったら、前の賊討伐の報告したのに、遅いとかそれでもわらはの軍かえとかいうのよ」

その時の袁術・張勲の顔を思い出す・・・う~~~またイライラしてきた

「我慢だ雪蓮、私たちが再び力を取り戻すまでの辛抱だ」

分かってるわよ~、でもこればっかりはね我慢できないのよね

「はーわかったわ、帰りに食事して帰りましょう。勿論お酒付で」

え、嘘本当に!

「いいの冥琳!?」

「今回だけよ」

やった、そうと決まればいそがなくっちゃ、祭に怒られちゃうからね。

私は急ぎ足で店に向かった。

「そういえば雪蓮、管輅という人物を知っている?」

私が料理店にむかおうとしていると冥琳が聞いてきた。

「管輅?たしか変な占い師だっけ」

「その占い師だが、つい最近こんなことをいったそうだ。”乱世によって平和が崩れるとき、暗き闇より二つの流星飛来する。一人は徳の持ち主でどんな者でも惹きつける人物、一人は強大な武の持ち主で心に闇をもつ者。流星は天の御使いをのせ、乱世を沈静するであろう”とね」

冥琳がそう説明してくれた、ふーん天の御使いねー

「本当かしら、うそ臭いわね」

「そうとも言い切れん、この近くで流星が落ちたそうだ。後その近くで人を目撃したらしい」

と言うことはその人が天の御使いの可能性が高いということね・・・・、まあ今はどうでもいいけどね!

「そんなことより、はやくいきましょ。お腹空いちゃった」

そういって私は冥琳をひっぱっていく。

「まったく・・・あまり飲みすぎるなよ雪蓮、仕事が無いわけではないからな」

むう、そこまでいわなくても分かってるわよ。冥琳も一言多いんだから。

そのまま冥琳をひっぱり近くの料理店に行こうとしたとき、

「さっさとしやがれ!!こいつがどうなってもいいのか」

先のほうから男の声が聞こえ、近づいてみると三人組の賊が女の子を人質にとっていた。

「や、やめてくれ娘を離してくれ!」

父親が賊の頭らしい人物に頼み込んでいる。周りには袁術の兵が倒れていた。どうやら賊にやられてしまったみたい

「娘を助けたかったら、金と馬を今すぐ用意しな!」

「なんだなー」

背の低い男と太った男が要求を突きつけていた。せっかく人が気分直してお酒をのもうとしようとしたのに・・・・・、やっぱり賊は殲滅しなきゃだめね

「ねえ冥琳」

殺っちゃっていい?と聞こうとしたとき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こりない人達だね、お兄さんたち」

私の後ろから声が聞こえ、振り向くとそこには不思議な服を着て右目には髑髏が何かを銜えている絵がはいった眼帯をつけた少年がいた。

 


 
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