群馬県10/1(水曜日)AM9:00
一つ目のパスワードを入力してください。
「VOCALOID」
二つ目のパスワードを入力してください。
「HATUNEMIKU」
三つ目のパスワードを入力してください。
「CV01」
認証完了!
(HATUNE MIKUにアクセス中・・・)
申し訳ありません、ただいまスリープモード中です。
少し、時間をおいてから、アクセスをお願いします。
「またか・・・このごろ、ミクねぇの様子がおかしい・・・」
と、自分は不思議に思っていた。
このごろ、ミクねぇの様子がおかしいのだ。
アクセスしようとしても、スリープモードで入れないし、何だかおかしい・・・
昔は、あんなにも楽しく暮らしていたのに・・・
少し、カイにぃに相談してみるか。
(KAITOアクセス中・・・)
K「もしもし?KAITOですけど」
M「あ!カイにぃ?ちょっと、相談したいことがあるんだけど」
K「ん?何?相談したいことって」
M「ちょっとね、このごろミクねぇの様子がおかしいんだよ」
K「ミクねぇの、様子がおかしい?」
M「そうなんだよ、アクセスしようとしてもスリープモード中で、話が出来ないんだよ」
K「それは、大変だね。何か、ミクねぇにあったのかもしれないね」
M「そうかもしれないね・・・」
K「とりあえず、今日そっちに帰るから、もう少し待ってて」
M「わかった!」
K「じゃあね!」
M「うん、バイバイ」
(KAITOとの、通信を切断しました)
「あーあ・・・」
と、話を終えた後に言った。
「今日、カイにぃが静岡から帰ってくるんだ」
カイにぃは、今仕事で、静岡に行っているのだ。
仕事が、終わるらしく今日帰ってくるらしい。
メイねぇにも、相談してみるか。
メイねぇは、確か東京でライブをやっているはずだ。
今、ライブをやっているところかな・・・
ライブが、始まっていなければ、良いけれど・・・
(MEIKOにアクセス中・・・)
m「もしもし、MEIKOですけど」
M「あ!メイねぇ?ちょっと相談したいことがあるんだけど」
m「ん?何?相談したいことって」
M「ちょっとね、ミクねぇの様子がおかしいんだよ」
m「え?ミクがおかしい?」
M「そうなんだよ、今カイにぃにも電話をしたんだけど・・・」
m「で、今どうなってるの?」
M「今、アクセスしようと思ったんだけど、スリープモード中で、話が出来ない状態・・・」
m「そうなの・・・」
M「どうすればいいと思う?」
m「どうすればいいと思うと、いわれてもねぇ・・・少し待っていなさい、今日でライブが終わるから」
M「本当?メイねぇ!」
m「本当よ。今日が、ライブの最終日なの。」
M「へぇ~、そうなんだ」
m「だからもう少し、待っていなさい」
M「わかった。待ってるからね。メイねぇ」
m「それじゃぁね、バイバイ」
M「バイバイ」
(MEIKOとの、通信を切断しました)
メイねぇは、今日がライブの最終日なんだ。
少し嬉しかった。
カイにぃも、今日静岡から帰ってくる。
リンと、レンはどうしているのだろう?
電話をしてみるか。
確か・・・、栃木県で、仕事をしているはずだったな。
(鏡音リン/レンに、アクセス中・・・)
rin「もしもし?リンですけど」
ren「もしもし?レンですけど」
M「あ!リン/レン?今、何してる?」
rin/ren「今?仕事が終わって帰るところ」
M「本当?なら、ちょうど良いね!」
rin/ren「え?何でちょうど良いの?」
M「だって、カイにぃも、メイねぇも今日帰ってくるんだって」
rin/ren「え!本当!」
M「うん、本当」
rin/ren「そうなんだ、じゃぁ皆でまた遊べるね!」
M「そうだね」
rin/ren「今から、そっちに帰るね!」
M「うん、わかった!じゃあね!バイバイ!」
rin/ren「バイバイ!」
(鏡音リン/レンとの、通信を切断しました)
リン/レンも今日で仕事が終わりかぁ・・・
偶然、同じ日に終わるんだね・・・
まぁ、良いか・・・
リン/レンには、言わなかった。
心配されると、困るから。
でも今日帰ってくるから、意味が無いけど・・・
だけど、帰ってるときに、心配されるのも困るから、今は言わずに全員が帰ってきたら話そう。
栃木県PM14:00
あれ?マスターから、メールが届いている?何だろう?
宇都宮で、餃子を買ってきてくれ!リン/レン!
頼んだよ!
rin/ren「えー!マジで、言ってるんですか?マスター!」
rin/ren「ちょうど、今餃子を買っているところだよ!」
rin/ren「栃木県に、ある餃子、全部、買い占めちゃったからね!」
rin/ren「お金は、スタッフが払ってくれるんだよね!」
スタッフ「・・・」
rin/ren「払ってくれるんだよね!」
スタッフ「・・・・無理」
rin/ren「殺せ」(wryyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyn)
スタッフ「払いますから、許してぇ!」
rin/ren「ありがとう!」
rin/ren「スタッフさん!」
静岡県PM15:00
ミクが、心配だなぁ・・・
マスターからいきなり、電話してきて言われたからビックリしちゃった。
とりあえず、仕事はこれで終わったから帰るとしましょうか。
あれ?マスターから、メールが届いてる?何だろう?
抹茶のアイスを買ってきてね!カイにぃ!
えー・・・抹茶のアイス・・・
まぁ、良いか。
すぐに、見つかるだろうし。
群馬県PM16:00
rin/ren「ただいま!」
M「お帰り!メール見てくれた?」
rin/ren「見たよ!ちょうど、栃木県にある餃子を全部買い占めたんだ!」
M「凄いね!誰が、払ったの?」
rin/ren「スタッフさん!」
M「そうなんだ・・・」
rin/ren「カイにぃと、メイねぇは?」
M「まだ帰ってきてないよ」
rin/ren「ふーん、そうなんだ」
M「さぁ、全部持っていきますか」
rin/ren「そうだね!」
M「それじゃぁ、始めようか!」
PM17:00
M「やっと、運び終えた・・・」
rin/ren「疲れちゃった・・・」
K「ただいま!」
M&rin/ren「あ!カイにぃ!お帰り!」
M「カイにぃ、メール見てくれた?」
K「見たよ、抹茶アイスたくさん買ってきたから」
M「ありがとう、ミクねぇの話はまだしないでね、リンとレンには言ってないから」
K「わかった」
rin/ren「何、話してるの?」
K&M「いや、何も」
K「うわ!何だ、これは!」
rin/ren「驚いた?」
K「驚くに決まっているだろ!」
M「カイにぃ、これはね僕がメールで頼んだの、そうしたら栃木県にある餃子を全部買い占めたんだって」
K「凄いな・・・」
rin/ren「お金は、スタッフさんに払ってもらった!」
K&M「・・・」
M「とりあえず、メイねぇが、帰ってくるのを待ちますか」
東京都PM21:00
ミク、大丈夫かなぁ・・・
マスターが、電話をして言われたから、驚いちゃった。
やっと、これで帰ることが出来るから帰りましょうか。
あれ?マスターから、メールが届いている?何だろう?
東京名物の、人形焼を買ってきてね!メイねぇ!
お土産ですか・・・
しょうがないわね、たくさん買って帰りましょうか。
群馬県PM23:00
rin/ren「まだ、帰ってこないね」
M「うん、そうだね」
K「しょうがないだろ、東京でライブをやってるんだから」
rin/ren「それも、そうだけど・・・」
M「もうちょっと、待ってれば帰ってくるって!」
rin/ren「帰ってくるかな?」
M&K「帰ってくるよ!」
rin/ren「ねぇ、さっきから気になっていたんだけど、ミクねぇは?」
M&K「え?ミクねぇ?」
rin/ren「そう!ミクねぇ!」
M「どうしたんだろうね?」
K「そうだね」
rin/ren「何か、隠し事してない?」
M&K「そんなこと無いよ」
rin/ren「でも、何だか怪しい」
m「ただいま!」
rin/ren「メイねぇだ!」
M「やっと、帰ってきたんだね!メイねぇ!」
rin/ren「メイねぇ、お帰り!」
K「お帰り!」
m「ただいま!あー、疲れちゃった!」
M「メイねぇ!メール見てくれた?」
m「見たわよー、人形焼を買ってきてくれって、書いてあったから、たくさん買ってきたよ!」
M「ありがとうございます!メイねぇ!」
K「それで、どのくらい買ってきたの?」
m「東京にある人形焼、全部買い占めちゃった!」
K「・・・」
M「全部って、お金は?」
m「決まってるじゃない!スタッフに頼んだのよ!」
M「やっぱり」
m「やっぱりって?」
M「だってほら、来てみなよ」
m「え?」
m「うわ!何だこれは!」
rin/ren「餃子!」
m「それは、分かるけど・・・」
rin/ren「じゃぁ、何だこれは、なんて言わないでよ!」
m「だってしょうがないでしょ!思わず口に出しちゃったんだから!」
M「まぁまぁ、リン・レンそんなに怒らないでくれよ」
K「そうだよ」
rin/ren「はぁーい・・・」
M「で、これでやっと帰ってきたというわけですが・・・」
m「どうするの?」
K「もう少し、たってからにする?」
M「今言ったほうが良いんじゃない?」
K&m「そうかもね」
rin/ren「ねぇ、何こそこそと話してるの?」
K&M&m「いや、なんでもないよ!」
rin/ren「だって、さっきからおかしいよ!それに、ミクねぇは何処にいるの?」
M「リン・レン、よく聞いてね。」
rin/ren「いきなり何?」
M「今、ミクねぇは、調子が悪いようで、スリープモードのままなんだ」
rin/ren「・・・・?」
M「それで、こちらからアクセスすることが出来なくなっている」
rin「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嘘」
M「本当だ」
rin「嘘に、決まってる!何で、ミク姉ちゃんが壊れなくちゃいけないの!」
M「まだ、壊れると言ってもいないし、一言もそんなこと言ってないよ」
rin「でも、調子がおかしいんでしょ!それじゃぁ、もうすぐで壊れると同じだよ!」
泣くのをこらえているせいか、声が震えている。
M「壊れないように、どうにかする!だから、心配しないで」
rin「こんな、状況で心配せずにいられる?いられるわけ無いよ!」
ren「リン!もう、やめろ!」
何も、喋らなかったレンが、リンをとめた。
リンは、驚いている。
ren「心配するなってリン!マスター達が何とかしてくれるよ!」
M「レンの言うとおりだよ、リン」
K「マスター達が、ミクを何とか直してくれるよ!だから、心配する必要は無いよ」
m「そうよ、リン」
ren「リン、心配しなくて大丈夫だよ」
rin「マスター、カイにぃ、メイねぇ、レン!皆!」
すると、リンはついに泣き出した。
ren「おい!泣くなってー」
レンが、困ったように言う。
ren「まぁ・・・良いか」
レンは、リンを抱いた。
M「レン。リンが泣き止むまで、一緒にいてくれ、わかったな?」
ren「うん。そうするつもりだよ」
レンは、リンをちゃんと抱きしめていた。
リンは、ずっと泣いている。
タワー最上階 マスターコンピュータールーム(パソコンデータ内)PM23:50
H「今日は、ずっと寝ていたから夜になちゃった」
(初音ミクさん、おはようございます)
自動的に、音声が流れた。
H「何も、やることがないなぁ~」
H「散歩・・・でもしようかな?」
ミクは、散歩をしようと思いパソコンから外に出た。
タワー最上階 マスターコンピュータールームPM23:52
H「月がキレイ」
天井が、開き空に見える月光が、タワーの屋上を照らしている。
PM23:56
M「もう一度、アクセスしてみよう」
K&m「アクセスするの?」
M「うん。アクセスしてみる」
一つ目のパスワードを入力してください。
「VOCALOID」
二つ目のパスワードを入力してください。
「HATUNEMIKU」
三つ目のパスワードを入力してください。
「CV01」
認証完了!
(HATUNE MIKUにアクセス中・・・)
H「マスター、何か用?」
M「あ!つながった!」
H「ごめんなさい、ずっとスリープモードになっていたから」
M「いや、大丈夫だよ」
とりあえず、よかった!と、心の中で言った。
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