北郷一刀が目を覚ますと辺りは真っ白だった
「・・あれ?俺・・・確か昨日徹夜で書類を書いてその後、腹が減って厨房にあったツボ付メンマを使ってメンマ丼を食べて、汗をかいたから浴場でサッパリして、星のメンマを食ったのがバレてボコボコにされて、その後ニャンニャンして・・・『長いわ!!』・・・グホ!」
一刀が色々思い出している瞬間後ろの頭から分厚い本の角で殴られたかのような衝撃を感じた
「痛えええええええ!!!誰だ!何しやが・・・・・・詠・・・なのか?」
一刀が振り向くとそこには彼が知っている賈詡こと真名は詠がいた。しかし、一刀が見た瞬間、彼女の身体は一刀の顔よりも小さな姿で背中には羽が生えている。いわゆる妖精の姿だった
「何で?」
「・・・あの筋肉ダルマに脅迫されたのよ、あんたの手伝いをしなさいって」
「手伝い?」
未だに状況が理解していない一刀
「ハァ・・いい?説明するわよ。まず私たちがいるのは『外史の狭間』って所。あの変態によると、私達がいる世界と別の世界の間にある空間だとか。・・・まあ、アンタが私達の世界の人間じゃないってのはもう知っているからこれは驚かないのだけど。私たちはこれから別の世界に行ってやるべきことがあるの」
「やるべきこと?」
「なんでも、これから行く世界の私たちが突然変になったらしくて、それを直してほしいって」
「おいおい、まさかまた三国を統一させないといけないのか?」
「ううん・・・アンタのやるべきことは『ツッコミ』だって」
「ハァ?!」
ますます、分からなくなった。外史の異常事態が起きてなんで俺が直さないといけない。っと言うよりもなんで『ツッコミ』?訳が分からない
一刀は心の中でいろいろと考えた
「とにかく、アンタはその世界で『ツッコミ』を入れて元に戻しなさい!」
「・・・ところで、なんで詠はその格好なんだ?」
「っ!//////」
一刀がマジマジと詠を見る。よく見るよものすごく似合っていた。普段は軍師服とメイド服だがこういうファンタジー系の服も結構似合う・・・正直、ドキッとした一刀
「見るな!!!!!」
「グホ!!」
どこから出したのか、詠の六倍はあるハリセンは一刀の頭を叩いた
「あと、これがアンタの武器だから」
「ハリセンで何すんだよ!」
「だから、ツッコミよ!・・・変態曰く行けばすぐに分かるみたい。元に戻ったら私達の世界に戻してくれるみたい」
「・・・分かった」
次の瞬間、二人の前に巨大な扉が現れた
「これが・・・別の外史への扉」
「・・・入りたくないわね」
二人が何故門を潜らないかと言うと、門のデザインが原因である。扉は桃色、黄色、黄緑色などで、見るからに目にキツイ色、門の柱の部分は見事な筋肉質の巨漢が二人、そして門の上には筋肉オカママッチョが『いらっしゃい』というように両手を広げていた
「「入れるか!!!!」」
二人が握ったハリセンで上にある筋肉オカママッチョの像を叩いた瞬間、門の形が変わり立派な門へと変化した
「・・・なるほど、この門から『ツッコめ』という事か」
なんとなく、やり方を理解した一刀はハリセンを握り門を潜り
「・・・精神が持つかどうか心配になってきた」
不安な顔をしながら一刀についていく詠
しかし、彼らは知る余地もしなかった。彼らが向かう世界はまさにボケしかない世界だという事を
あとがき
はい、ちょっとした思いつきで投稿しました
最初は漫才師を目指す一刀がこの世界に来てツッコミで三国を統一とか考えたのですが・・・・・ハッキリ言って無理です!
っと言う訳で、一度三国を統一して状態から別の外史へと行く話にしてみました
何故、詠かというと彼女が一番サポート役として役に立ちそうだと思ったからですww関西弁の二人組も考えたのですが、あの二人がサポートは無理かと思いますww
まあ、もう一つの理由が詠の妖精姿を想像して萌えてしまったことが大きですかねwww
続きは皆さんの反応から見て投稿しようかと思います
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思いつきで投稿しました
皆さんの反応次第で続きを書こうかと思っています