真・恋姫✝無双
~ドキッ! 邪気眼だらけの10分で分かる二次創作~
「……ここはどこだ?」
大抵は荒野のど真ん中で目覚めます。
主人公の容姿は原作に沿う場合とそうでない場合があります。
今回は邪気眼ということで原作に沿わない場合で往きましょう。
原作に沿わない場合は“ロングヘアー”だったり“銀髪”だったり最初から“刀”持ってたりします。
刀の名前は早速痛い中二ネームが殆どです。
絶雷とか春雪とかなんか良く意味分かんないけどカッコいいのです。
「荒野……俺はたしか……、そうだ、胡散臭い神様に出会って……」
やたらと冷静です。
直ぐに状況把握をしようとしたりする辺りで“超臨機応変”です。
あとたまに“転生”とかしちゃってます。
その場合は“神様(笑)”が出てきちゃったりします。大抵神様はロリかウザい爺です。
“チート”とか“特殊能力”とか授かっちゃってます。
「おい兄ちゃん、金持ってそうだな」
出ました。
徹底的に小悪党な台詞を吐く超小悪党名前の無いモブキャラ必須な盗賊(ヒゲ)です。
大抵の中二作品では主人公の“なんだか良く分からない特殊能力”で……。
「うおおおお! 都合良く気絶だけして絶対死なない凄い技!」
「ひでぶ」
「あべし」
「たわば」
瞬殺しちゃいます。
“やたらと叫んだり”“やたらと都合のいい技”があったりします。
ここで大抵ルートが分岐します。
でも蜀へは大抵行きません。これ重要です。
大抵は蜀は都合のいいアンチキャラとして登場しちゃいます。
桃の娘「皆仲良しうふふふふふでも腹は真っ黒」
バ関羽「悪即斬! 悪即斬! 悪じゃ無くても悪即斬!」
のだ 「のだー」
のだの娘はアンチの場合扱いづらいんで空気になります。
メンマ「これは見事な腕前で」
どうやらルートが分岐したようです。
☆の人が出た場合は大抵オリジナルルートになっちゃいます。
「ああ、そこの二人もそんなところに隠れてないで出てきたらどうだ」
「おや、気付かれておりましたか」
“なんか良く分かんない収縮自在な殺気”的なモノを探知して誰が何処に居るのか当てちゃったりします。
すると驚きながらあの二人が出てきます。
「おやー。コレは驚きなのです」
「ぷはっ」
大抵この面子が最初の仲間になっちゃいます。
でも鼻血しかキャラだちして無いあの娘は空気になっちゃったりします。
妹属性が好きな中の人が多めなようです。
ここで真名を呼んじゃってひと悶着あったりしますがこれはお約束なので割愛。
**
「おや、街が」
「盗賊に」
「襲われてるのですー。逃げましょう」
「いや駄目だ、一般人が云々」
旅に同行しちゃって最初に着いた街が盗賊に襲われるのはお約束。
大抵主人公は“クールっぽい熱血”なので皆を助けたいと言っちゃいます。
桃の娘と同じ主張してるのにやっぱアンチしちゃうの! ふしぎ!
此処でも分岐があるのですが……今回は邪気眼なので
「くっ、いくらなんでも数が多過ぎる。 封印されたあれを使うしかないのか……!」
“思わせぶりな分かりやすいフラグ”を立てちゃいます。
「死ねぇ!」
「なっ、油断したか」
直後に死にかけますが……。
ガキンッ!
「な、何!」
「危ない所でしたな」
“見計らったとしか思えないタイミング”でメンマの娘が来ちゃいます。
そして何だかんだで撃退しちゃいます。
人を殺して落ち込んだりしますがメンマか包茎かの言葉で割とさっさと立ち直っちゃいます。
「太守になってください」
「やってやんよ」
いつの間にやら逃亡した太守の代わりになっちゃいます。
勝手に占拠しちゃっても誰も突っ込まないのが邪気眼クオリティ。
「貴様何を勝手に」
「民を見捨てて云々」
なんて新旧太守間でやり取りがあったりもします。
大抵はメンマの人とか民衆とか扱いやすい人が何かぶわーっとやって。
「お、覚えていろよ!」
とうやむやにして終わらせます。
そして無事に太守になっちゃいました。
此処までで中の人の1割くらいが飽きて連載を投げちゃいます。
**
黄巾が始まって、始まったと思ったら大体2話くらいで最後のせん滅銭までもってっちゃいます。
そしてここで一気に原作キャラを出して会議しちゃいます。
「あなた気に入ったわ」
「めーりんアイツ気になる」
「おーほほほほほほほほほほほほほほほほ」
「みんな仲良し」
だいたいこんな感じで混沌とします。
キャラの描き分けが面倒になったのかここらでまた止める人が5%分くらい出ます。
そして。
「悪即斬! 悪即斬! 悪じゃ無くても悪即斬!」
「お前ばかだな」
「なんだとー」
アンチの場合は一回ディスっときます。
「あなた欲しいわ」
「だがことわる」
覇王様が返ってくるとスカウトに来てたり
「種ちょーだい」
「おまわりさんこいつです」
酒飲みさんがセクハラしに来てたりします。
そんなやりとりばかり描いてる内に気付いたら三姉妹は大抵覇王様に討ちとられるか、
主人公の“最強の片りん(笑)”で三姉妹を確保するかします。
そしてまたうやむやのうちに終わります。
**
ここらで一回拠点が入ります。
大抵は鼻血の娘が扱われないまま終わります。
**
此処まで描いて飽きたのかまた少し中の人が筆を置きます。
**
突然脈絡なくへぅ生意気だからヤッちゃわない?ってお手紙が届きます。
大抵参加します。
洛陽の真実が云々とか言って参加します。
やっぱ桃の娘と一緒なのにアンチしちゃうの!悔しいでも感じちゃう!ビクンビクン!
大抵は主人公の育てた“最強の隠密(笑い)”で情報掴んじゃったりします。
何だかんだで参加すると何か前にも見た様なやり取りが繰り広げられます。
「あなた益々気に入ったわ」
「めーりんアイツやっぱ気になる」
「おーほほほほほほほほほほほほほほほほ」
「みんな仲良し」
「うはははははははははあははははあ」
「普通」
「ひん尿って言うな」
大体こんな感じで益々混沌とします。
リーダーが決まらないので主人公は熱血を発揮してリーダーになっちゃいます。
文句を言う縦ロール(L)に向けて“収縮自在の殺気”を遣っちゃいます。
会議から帰るとまた縦ロール(S)が居ます。
飽きもせず勧誘しちゃいます。
断られて“思わせぶりなフラグ”を立てて帰ります。このフラグは大抵回収されません。
次の話で最初の攻撃が始まります。
主人公は先頭に立って攻撃に参加します。
たった2,3ヶ月前まで躊躇しまくってたのにバッサバッサと切り殺しちゃいます。
立派なサイコパスの完成です。
ここで久し振りに“名前が痛い刀”の出番です。
また“やたらと叫ぶ主人公や切られ役”と“ザシュッとかバサッとかやたらと連呼される擬音語ばかりの戦闘描写”で俺TUEEEEEE!ってなります。
弓とかは“大抵当らず、当ってもかすり傷”です。斬撃も大抵“かすり傷”です。
“触れることさえ叶いません”。“変な二つ名”が付いたりしちゃいます。
真名のない娘はさくっとやられキャラになって最初の関は落ちちゃいます。
とんだかませ犬です。
**
次の関は大抵縦ロール(L)の無能っぷりを見せつける為にいっぺん突させます。
触角の娘に一瞬で蹴散らされます。
次の日くらいに主人公のところへ攻めろって言ってきます。
悪役にもなれないだけ下手したら彼女が一番邪気眼ssで被害者かもしれません。
たまに覚醒して真縦ロール(L)になっちゃったりしますけど。
主人公は良く分からないこと言って触角に一人で突っ込みます。
兵士働け。
「君は強いね」
「おまえもつよい」
それで何だかんだで互角で打ち合っちゃいます。
でも何だかんだで勝っちゃいます。
“覚醒”したり“必殺技”を使ったりして触角の娘を殺さず“お持ち帰り”しちゃいます。
なら初めから誰も殺さなきゃいいのに、なんてコメントで言ったりしてはいけません。
大抵は中の人とは豆腐メンタルなのです。
ここでですぞの娘も捕獲しちゃったりしますが、大抵は扱いにくいので出番が無くなります。
真名無しの娘も一緒に出番が無くなります。
触角の娘だけやたらと懐いちゃったりします。格差社会です。
そんなこんなしてる内に関はまた落ちちゃいます。
関西弁は気付いたら目玉を喰った人に負けてます。
ですぞの娘は良く分かんない内にうやむやにされます。
やっぱり関はかませ犬で終わり、気付けば洛陽は目前になります。
**
ここらでへぅと僕っ子眼鏡の扱いに困って大抵が打ち切られちゃいます。
**
僕っ子とへぅを何気なく仲間につっこむと大した話し合いもなくさっさと皆さんお引き取りしちゃいます。
というか戦後描写一切なく次に進んじゃいます。
ここらで拠点がまた入り、さっそく触角の娘は大活躍。
鼻血の娘は影も形もなくなり包茎さんは主人公サイキョウ過ぎて軍師出番ないので完全に唯の妾になっちゃってます。
たまに内政してるっぽ描写が中の人の気まぐれで入ったり無かったり。
そんなこんなしてると縦ロール(S)が縦ロール(L)を倒しちゃいます。
このあたりから外の様子がやたらと分からなくなります。
全部気が付けば~ とか報告では~ となりやすくなります。
この辺りでほぼ9割の作者が投げます。
続いたとしても大抵は白いゲイsがぶわーっときて同盟組んで、
お得意のうやむやで桃の娘がいつの間にか大陸からデリートされてハーレムが凄い事になって完結しちゃいます。
以上、同人祭りの創作に詰まって出来た落書きでした。
決して、絶対に、何が何でも 某小説家になりたいサイトの恋姫ssの風刺じゃないんだからね!
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本作はフィクションです。
決して某小説家になりたいサイトの風刺ではないのであしからず