No.347038

一刀の晋王転生録 第一章十八話

k3さん

十八話を投稿します。
黄巾党を数と士気を大幅に下げ、減らす作戦が
開始されます。

2011-12-13 22:29:38 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:8577   閲覧ユーザー数:7039

姓:司馬 名:昭  性別:男

 

字:子上

 

真名:一刀(カズト)

 

北郷一刀が転生した者。

 

 

 

 

姓:司馬 名:懿  性別:女

 

字:仲達 

 

真名:理鎖(リサ)

 

一刀と瑠理の偉大なる母。

 

 

 

 

姓:司馬 名:師  性別:女

 

字:子元

 

真名:瑠理(ルリ)

 

母を目標にする一刀の姉。一刀を溺愛している(?)。

 

 

 

 

姓:張  名:春華 性別:男

 

真名:解刀(カイト)

 

一刀と瑠理の父にして、一刀の師。

 

 

 

 

姓:王  名:元姫 性別:女

 

真名:美華(ミカ)

 

一刀に異常なまでに執着する一刀の妻。

 

 

 

 

姓:鄧  名:艾  性別:女

 

字:士載

 

真名:江里香(エリカ)

 

後の司馬家軍の宿将。司馬家に対して恩を感じている。

 

 

 

 

姓:賈  名:充  性別:女

 

字:公閭

 

真名:闇那(アンナ)

 

司馬家の隠密。一刀のために働くことを生きがいとする。

 

 

 

 

姓:王  名:濬  性別:女

 

字:士治

 

真名:澪羅(レイラ)

後の司馬家の水軍の将。一刀を気に入り、司馬家のために戦う。

 

第18話

    「黄巾の乱 殲滅戦 中編」

 

瑠理の号令、指示から戦が始まった。

 

「け、性懲りもなく来やがったか!?」

 

「蹴散らしてやる!!」

 

「漢王朝なんざつぶしてしまえー!!」

 

そういった言葉を叫びながら突撃してくる黄巾党。

 

「あれだけ戦力がありゃ十分だろう、俺達はこのまま待機しようぜ!」

 

様子を見ようとする黄巾党。

 

「俺達は念のため三人を守るぞー」

 

防衛に徹する黄巾党。

 

主にこの三つに黄巾党に分かれていた。

 

(ここまでは俺達の予想どうり・・・か。)

 

一刀は予想どうりの事態であることを確認したあと。

 

「皆!、俺達はここで敵の目を集めさせる!奮起するぞ!!」

 

「我ら鄧艾隊も司馬昭隊に続くぞ!!」

 

「王濬隊もいくよ!!」

 

「賈充隊、それぞれの隊を援護します!」

 

一刀の号令の後に江里香、澪羅、闇那も続いた。

 

「私達も続きます!、皆さん!、行きましょう!」

 

「・・・・・行く!」

 

「お任せください!」

 

「行くでー!」

 

董卓達も続く。

 

そして黄巾党とぶつかり合う。

まずは司馬昭隊が黄巾党とぶつかる。

 

「返り討ちにしてやるぜ!!」

 

黄巾党の一人が一刀に向かって剣を振り下ろす。

 

「はぁ!!」

 

一刀は手に持った剣で横に一閃を放ち、首を飛ばす。

 

「こ、こいつは!?、野郎共!、こいつは強えぞ!、気をつけろ!!」

 

そういったのは前回の戦にいた黄巾党だった。

 

「なら!、囲んで戦うぞ!」

 

だがしかし、

 

「俺達司馬昭隊がさせるとでも!」

 

「ぎゃ!!!」

 

司馬昭隊の兵の一人がそう叫ぶと黄巾党の一人を斬る。

 

「いくぞー!、司馬昭様のもと!一丸となって戦うぞ!!」

 

「「「「うおおおお!!!」」」

 

司馬昭隊の兵達は雄たけびを上げ、黄巾党を攻撃していった。

続いて鄧艾隊、王濬隊、賈充隊がぶつかる。

 

「なんだぁこの二人は!強えぇ!!」

 

「はぁー!!」

 

江里香は手に持った巨大な長柄双刀を振り回し舞うように戦っている。

 

鄧艾隊の兵達も続くように奮戦する。

 

「でやぁー!!」

 

澪羅もまた、両手で持った双戟で豪快に戦う。

 

王濬隊の兵達も釣られるように気合が高まる。

 

「ふっ!」

 

闇那は短剣を投げながら一刀、江里香、澪羅の隊を援護する。

 

そして賈充隊の兵は弓矢で援護していった。

 

董卓隊も黄巾党とぶつかり奮闘していった。

(く!、やはり数が違いすぎるか・・・)

 

だが長くは持たない。

 

(皆、がんばってはいるが・・・)

 

そう思いながら必死に戦う。

 

襲い掛かって来た黄巾党を攻撃する。

 

グサっと敵の胴体を刺すが・・・

 

「がー!!」

 

「!!」

 

致命傷でありながら一刀を攻撃してきた。

 

「てや!」

 

なんとか対応して反撃し、相手を絶命させる。

 

(変に生命力の強い奴もいるし・・・不味いなこりゃ・・・)

 

そう思ったその時、

 

「た、大変だー!、兵糧庫がやられたー!。」

 

「な、何だと!?」

 

黄巾党の兵の報告が聞こえてきた。

 

(そうかやったか・・・後は・・・)

 

「も、燃やされたのか!?」

 

「いや、それが・・・・・燃やされていやせん!」

 

「はぁ?、じゃあそのまま残っているのか?」

 

「へ、へい!」

 

事態に驚く隊長格の黄巾党、だが

 

「残っているんなら燃やされちまう前に取り戻すんだ!こっちの隊も少し送る!、取り戻せ!!」

 

「へ、へい、分かりやした!」

 

そしてこちらに攻撃していた一部の黄巾党も兵糧庫を取り戻すためにこの戦場から去った。

 

(よし、大分減ってきたぞ、これならもう少し行けそうだ!)

 

「皆もう少し踏ん張るんだ!!」

 

「はい、一刀殿!!」

 

「あいよ!、お頭!!」

 

「御意!」

 

一刀、江里香、澪羅、闇那はさらに気を高め、奮戦する。

 

「私達も負けらんないわよ!!」

 

「恋殿!、皆もがんばるのです!」

 

董卓隊も続いて戦う。

兵糧を取り戻そうとしている黄巾党は必死になって進軍していた。

 

しかし、

 

「今よ!弓兵部隊!!打ちなさい!!」

 

荀彧の掛け声で夏候淵を中心とした弓部隊の矢の嵐が降る。

 

「いくぞ!、お前ら!」

 

「はい!」

 

「わかったのー!」

 

「やったろうやないかい!!」

 

夏候惇、楽進、于禁、李典が奇襲をかける。

 

「行っくぜー!」

 

「行きます!!」

 

文醜、顔良も続く。

 

だが・・・

 

「く、引くな!!なんとしても兵糧を取り戻すんだ!!」

 

数は減ったが怯まない。

 

(ま、予想はできてたわ)

 

しかし、荀彧は当然と言わんばかりに事態を受け取っていた。

 

そしてある程度数を減らしたところで・・・

 

「一時撤退せよ!!」

 

「猪々子さん、斗詩さんも引きなさい!」

 

曹操、袁紹は撤退指示を出した。

 

曹操、袁紹軍が引くと、

 

「行くぞお前ら!、兵糧を取り戻すんだ!。」

 

黄巾党は再び進軍を開始した。

そして再び奇襲を受ける。

 

今度は劉備軍と公孫賛軍だ。

 

「少しでも奴らの数を減らすのだ!」

 

「行くのだー!」

 

関羽、張飛が仕掛ける。

 

「私達も行くぞ、趙雲!」

 

「承知した!」

 

公孫賛、趙雲も続く。

 

「くそ!、またかよ!!」

 

そうしてまたある程度減らした後、

 

「桃香様、そろそろです。」

 

「うん、分かった、皆、引いて!」

 

龐統の言葉を聞いた劉備は撤退指示を出した。

 

劉備、公孫賛軍は撤退した後、

 

「や、やっぱり何かありそうですぜ隊長!」

 

と黄巾党の一人が言うが、

 

「うるせえ!、なら兵糧無しで戦えってか!?」

 

そういわれたら黙るしかなかった。

 

こうして黄巾党は再び進軍を開始した。

兵糧庫近くで待っていたのは孫堅軍、袁術軍のだった。

 

「行くぞお前ら!」

 

「行くのじゃ!」

 

黄巾党に攻撃指示を出す。

 

「さぁ、行くわよ!!」

 

「甘寧隊!、行くぞ!!」

 

「周泰隊も行きます!」

 

「私達、孫権隊は皆を援護する!!」

 

そして・・・

 

「そ、孫堅・・・そろそろ退いたほうが良いのではないかえ?」

 

「そうだな・・・よし!お前ら引くぞ!」

 

孫堅軍、袁術軍も退いた。

 

そして黄巾党はついに兵糧庫に着くが・・・

 

「な、なんだぁこの匂い・・・油?」

 

至るところに匂う。

 

そして、

 

「今です!祭殿!!」

 

「おう!、おぬしら火矢を兵糧庫に撃てー!」

 

黄巾党のいる兵糧庫に火の手が上がり・・・

 

「あ、あぢぃー」

 

「ぎゃー!」

 

今までの奇襲で数を減らすことで兵糧庫に全ての黄巾党が入れることができた。

 

こうして兵糧庫を取り戻す部隊は全滅。

 

また一刀達の奮戦によってついに互角の兵士数に減らすことが出来た。

 

黄巾党の士気は大幅に下がることとなった。

 

「今が好機!、全軍突撃せよ!」

 

瑠理は総攻撃の指示を出した。

 あとがき

 

次回は策の解説、

 

そして黄巾党の殲滅させます。

 

そして一刀はあの三人と出会います。


 
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