(母香炉女学園・放課後・3年B組の教室)
キーンコーン カーンコーン
プリマ先生:ではホームルームはこれまで。あ、学級委員長のメイコさんだけ残って私のところにきてください
女生徒A:はー、やっと終わった。これからどうする?
女生徒B:はぁ、これから帰って、塾の説明会なのよね。ああ、悲しきは受験生かな・・・
女生徒A:あ、私と同じか・・・・。この1年、憂鬱よね・・・・・
生徒はメイコを残して全員教室を後にした。メイコはプリマ先生のところに行った。まぁおおかたわかっていた展開である。
メイコ:先生、なんでしょうか?
プリマ先生:これからの学級委員長のお仕事をちょっと連絡しておくわね。この学校の生徒会はね、学級委員長たちが集まって構成しているんです。学級委員長になったあなたは、まず今日の放課後に開催される、“学級委員長と前生徒会委員の顔合わせ会”って会議に出席する事になるんです。今年度学級委員長になった人は1年生を除いてほとんど前年度の学級委員長だから、まぁ内々の会議になるんだけどね
メイコ:場所はどこですか?
プリマ先生:あ、そうね、転校生だったわね。場所は生徒会室。この校舎の1階の奥、結構広めの部屋なの。教室の札に書いてあるからすぐわかるわ
メイコ:わかりました。すぐ向かいます
プリマ先生:それと、学級委員長は自動的に生徒会委員になるんだけど、書記とかの役職になるのは強制じゃないから。たぶん前年度の生徒会幹部がそのまま繰り上がるだけだと思います
メイコ:わかりました
プリマ先生:とりあえず“生徒会の支配者”を一度みておくのもいいと思うから。あ、“学校の支配者”かもしれないけどね
メイコ:は?
プリマ先生:いえ、何でもないわ。それじゃ頼むわね
こうしてプリマ先生は職員室に、メイコは生徒会室に向かった。
(母香炉女学園・生徒会室)
【生徒会室】
メイコ:ここね。もう電気がついてるってことは、誰かもう先に来ているのね
ガラガラ
メイコは言葉を失った。そこは“高校生が学生活動で使用する部屋”とは、大きくかけ離れていた。
部屋は4教室ぶち抜きで信じられないほど広かった。
部屋の一番奥のエリアには、大きめのホワイトボード、折り畳みデスクと椅子が置いてある、おそらく今回の会議で使うであろう会議室が設けられていた。
それは、まぁいい。問題は“残りの部分”だった。
数セットの最新型のデスクトップPCと大きな液晶モニター、そして充実した周辺機器が置いてあり、なぜか秘密基地にありそうな“ヘッドセット”まで用意されてあった。例えるなら“諜報室”だ。
ノートPCが円卓の上に数台置かれており、それらはすべて“LANケーブル”で繋がっていた。たぶん“幹部会議エリア”だろう。
怪しい会社の資料室のように、ぎっしりと書類が詰まっている書棚が数基置いてあった。まぁ“資料室”なんだろう。
そして一番わからないのは、あの王様が座るような“派手な玉座”が1つ鎮座ましましていることだ。椅子の主はとりあえず今はいないのだが、その椅子だけで十分な存在感がある。
他にも、自販機のような“コーヒーベンダー”、何に使うかツっこみたくなるような沢山の小型ビデオカメラ、DVD&ビデオカセットレコーダーデッキと大型TV、etc・・・。
メイコ:な・・・なんなの・・・・ここ・・・・(が・・・学園長から聞かされていた『変な』生徒会のイメージの斜め45度方向に数km位離れたところにあるわ・・・)
???:あら、もう来た人がいるの
書棚で見えなかった部屋の奥から、メイコとも張れるくらいのスタイル抜群の『大人な生徒』が顔を出した。
???:前年度の幹部とは違うし、1年にも見えないから、3年の学級委員長の人かな
メイコ:は、はい、3年B組の学級委員長の咲音メイコです。“顔合わせ会”に来ました(なかなかの洞察力ね)
???:これはこれは。私は3年D組の学級委員長の巡音ルカと申します。昨年まで2期“生徒会長”をしてました。たぶん今期も継続でやらせていただくと思います。宜しくね
メイコ:どうも(これが噂の“生徒会長・巡音ルカ“ね。悔しいけどなかなかの美貌とスタイルと物腰。さすが生徒会長2年やっているだけあるわね)
ルカ:すいませんが、もう少し待っていてくださいね。あ、これコーヒー、どうぞ
メイコ:ありがとう(くぅぅぅ、優しさも兼ね備えている! さすがボスの器!)
ルカ:この部屋、ちょっと特殊よね、やっぱり驚きました?
メイコ:正直、びっくりしました
ルカ:そうよね。でもこれはこれで、生徒会活動を機能的に遂行できるようになっているのよ
メイコ:はぁ、そうなんですか。(『あの椅子』と『多数のビデオカメラ』については、ツっこまないでおこう・・・・)
ガラガラ
???:すいません、遅れました、ミクミク
ルカ:いえ、まだ予定時刻ではないから、無問題よ、ミクさん。あ、メイコさん、彼女は前年度の生徒会副会長の初音ミクさんです
メイコ:あ、どうも、3年B組の学級委員長の咲音メイコです。宜しく
ミク:前年度生徒会副会長にして、今年、2年A組の学級委員長になりました初音ミクです!、ミクミク。あ、軽音楽部の部長もやってます。ミクミク
メイコ:ミクミク?
ルカ:彼女の口癖ですから、気にしないでください
ミク:走ったらお腹空いたミク
ミクはポケットから小さいネギの切り身(?)を取り出して食べ始めた。
シャリシャリ
ルカ:彼女の『おやつ』ですから。かわいいでしょ?
メイコ:・・・あの小さいネギの切り身がですか?
ルカ:ネギと彼女、両方
メイコ:ははは
ガラーーー!
???:すいませーん! 遅れました!
???:ごめんなさーい!
ルカ:まだ始めてないから大丈夫よ・・・・あー、あなた達が今年入学してきた“噂の双子姉妹”の、鏡音レン子ちゃんとリンちゃんね
鏡音レン子:はい! ボクが1年C組の学級委員長の鏡音レン子です! リンお姉ちゃんの妹です!
鏡音リン:同じく、1年B組の学級委員長の鏡音リンです。レン子の姉です
メイコ:(“ボクっ子”に、“デカリボン”さん・・・なんか、だんだんスゴイのが入ってきたなぁ)
レン子:(今回、レン子・・・・。いくら女学園設定だからって、無理矢理“女の子”にしなくても・・・・・)
メイコ:レン子ちゃん、どうしたの?
レン子:あ! いえいえ、しかしスゴイ部屋ですね
ルカ:格好いいでしょ
レン子:男ごこr・・・・じゃなかった、なんか秘密基地って感じでいいですね
ルカ:生徒会幹部になれば、自由に使っていいのですよ?
レン子:ぅお! ボク、やるやる!
メイコ:(人の心を掴むのも巧い・・・。私も気をつけなくちゃ)
リン:私もなろうかな、幹部
ガラーーーーーーーー!!!!
???:お、遅れました! すいません!
ルカ:まだ始めてないわよ、カイ子さん
メイコ:カ・・・カイ子・・・・・!?
ルカ:彼女が工藤カイ子さんよ
カイ子:前年度の生徒会実動隊委員で、今年は3年A組の学級委員長の、工藤カイ子です、宜しくね
メイコ:実動隊?
ルカ:“隊“って言っても彼女一人だけだけどね。それと、ぶっちゃけ、“パシリ委員”よ。アイスを頼むと美味しいのを見つけて買ってきてくれるわ。さすが“アイス同好会”の会長ね。でもって、うちの大事な構成員、チェスでいえばポーンってところね
メイコ:(それって思いっきり下っ端・・・・)
カイ子:はぁはぁ、アイス分が足りなくなりました! アイス食べていいですか?
ルカ:そこの冷凍庫に入っているから、どうぞ
カイ子:ありがとうございます!
メイコ:あの、ところでその青いマフラーは、何なのでしょうか? もう4月ですよ?
カイ子:アイデンティティですわ!
メイコ:は?
ルカ:つまり彼女のトレードマークね。暑くないらしいわよ
メイコ:はぁ(なんかだんだん・・・)
カイ子:ハグハグハグ(・・・・カイ“子”・・・・もう何でもありなんだな・・・・)
ガラ、ピシ
???:遅れたでござる、かたじけないでござるわよ
メイコ:(うっわー、今度はサムラ・・・・・くのいち?)
ルカ:前年度の生徒会風紀委員長の神威学子(かむいがくこ)さんよ。彼女は身体的な訳があって、特別な制服を着ているの。だからスルーしてね
メイコ:あ、すいませんでした
学子:拙者、神威学子、3年C組の学級委員長になりましたわよ、今年も風紀委員になりたいでござるわよ
メイコ:(服装はいいんだけど、言葉使い、おかしくないかしら?)
学子:みなさん、宜しくお願いしますでござるわよ
ガラーーーーーーーーーーーーーーーーードカン、バコン、ズガン!。
入室してきた人物が生徒会の部屋の扉を思いっきり開けた関係で、扉がはずれて廊下に落ちて、粉々になってしまった。
???:みっなさーん! へろーーーーせんきゅーーーーべりまっち! あたしこそ! かの有名な“嵐を呼ぶ入学生”こと、『勇気めぐみ』でっっっっっす~! “グミ”って呼んでね♪
ルカ:(GUMI! 扉の修理代、報酬から引いておきますよ!)
メイコ:あ!!! 学食であった、あの子!
めぐみ:あ!!! 学食であった、大人な人!
メイコ:あなたも、学級委員長だったの?
めぐみ:そうなのです! 私はなーーーーんと! 1年A組の有能学級委員長なのですぅ! きゃははぁ☆
メイコ:ははは(だんだんスゴイのが入ってきたと思っていたら、最後にとどめが来た・・・・・・)
この“めぐみ”を境に、ぱったりと個性豊かな学級委員長は入ってこなく、ふつーの生徒がぞろぞろと入ってきた。
10分後
ルカ:んーーーーっと、これで全員ね。では“学級委員長と前生徒会委員の顔合わせ会”を始めましょうか
(母香炉女学園・放課後・生徒会室・会議エリア)
ルカ:では始めます。まず前年度の生徒会幹部から自己紹介します。私が前年度・会長の巡音ルカです。今年の生徒会長選出も宜しくね♪
メイコ:(そういう大前提で動いているんでしょ)
ミク:前年度・副会長の初音ミクです、ミクミク
メイコ:(1年で副会長・・・この子がね・・・・謎よね)
カイ子:前年度・実動隊委員の工藤カイ子です。やっぱり今年も私なのかな?
メイコ:(たぶんね・・・・)
学子:前年度・風紀委員長の神威学子でござるわよ。宜しくでござるわよ
メイコ:(うーむ、この人だけはどうしても調査しておかなくては・・・。見るからに怪しい・・・)
ルカ:書記1名、会計1名、諜報委員1名は前年度の3年生、つまり先輩だったのでここにはおりません。それと私たちは今年も全員各クラスの学級委員長になりましたので、私たち以外の今年度の学級委員長には、これからご挨拶をお願いします。順番は席順でお願いします
メイコとめぐみとリンとレン子は全員隣同士であり、順番でラス1~4だった。ラス4のリンのところまでの挨拶は淡々と進んでいった。そしてリンの順番となった。
リン:今年入学しました、鏡音リンです。1年B組の学級委員長です。隣のレン子の双子姉妹の姉です。宜しくお願いします
次はレン子の順番だった。
レン子:同じく、今年入学しました、鏡音レン子です。1年A組の学級委員長です。ボクはリン姉さんの双子姉妹の妹です。宜しくです
ルカ:(ボクっ子・・・・キラン)
メイコ:(うわ、なんかルカさん、怪しい眼に・・・・・)
次はメイコの番だった。
メイコ:私は、その、転校生でして、3年次からの参加組ですので、一種の新入生ですね。3年B組の学級委員長です。宜しく
次は・・・・
めぐみ:V(ぶぃっす)! 私こそ、橙の彗星! 嵐の新入生! 1年A組の天才学級委員長! ああ、その名、なんと輝かしき!“勇気めぐみ”っす! みんな、宜しくっす! きゃははぁ☆ それではここで、私の美声を披露したいと思います!。1曲目は、かの有名な“星間h”
ルカ:では、これより今年度の生徒会役員を選出したいと思います。基本的には“立候補”と“多数決”で決めたいと思います
めぐみ:(´・ω・`)ムシっすか
ルカ:ではまず、いきなりですが、前年度に引き続き、私が生徒会長に立候補いたします。他に立候補者はいますか?
全員黙った。
めぐみ:(ボスじゃだめなんだよねー。やっぱ最後まで生き残る(?)のは、真ボスか暗躍ボスでしょ!? それに彼女一応、雇い主だし・・・)
ルカ:では多数決をとります。賛成の方、挙手をお願いします
全員手を挙げた。
ルカ:ありがとうございます。全員賛成により、私が今年も生徒会長を勤めさせていただきます。頑張ります!
メイコ:(だーかーらー、もう、そういうストーリーになっているんでしょ!?)
パチパチパチ
ルカ:次に副会長の選出です。立候補者はいますか?
ミクが挙手した。
ルカ:ミクさんが立候補しました。他にはいませんか?
誰もいなかった。
めぐみ:(“副“ってのは、ボス戦前でやられちゃうのよね。やっぱり”真“じゃなくちゃだめっぽよ)
ルカ:では多数決をとります。賛成の方、挙手を
全員挙手した。
ルカ:それではミクさんには、今期も副生徒会長を勤めていただきます。お願いしますね
ミク:はい、ミクミク
パチパチパチ
ルカ:次に書記と会計ですが、これは空席になっております。誰か立候補者はいますか?
レン子:はいはーい! ボク、会計に立候補します!
ルカ:(ボクっ子・・・キラーン☆)
リン:はい! 私は書記をやりたいです!
ルカ:(リボンっ子、キラーン☆)
メイコ:(ルカさん、なんかだんだん怪しくなってきたわ・・・)
ルカ:そ、それでは他に立候補者もいませんので、多数決をとりたいと思います。参考までに、私個人の見解としては、実は彼女らは“噂の新入生”でして、非常に有望な人材なのです。その声は彼女たちが中等部時代の頃から聞いております。双子姉妹であり、非常にコンビネーションがよく、サポートとしての書記と会計は適任だと思っております
メイコ:(うわぁ、スゴイ誘導方法・・・・)
めぐみ:(書記と会計はいまいちよね、ここはスルーかな)
全員挙手だった。
ルカ:ありがとうございます。それではリンさん、レン子さん、1年間、宜しくお願いします
リン:はい
レン子:ありがとうございます。頑張ります!
パチパチパチ
ルカ:次は“風紀委員長”ですが、これは危険を伴うことがありますので、申し訳ないですが、今年もこの席にいます、3年C組の剣道部部長の神威学子さんに勤めていただきたいのですが、宜しいでしょうか?
ルカと学子以外の全員:異議なし!
ルカ:ありがとうございます。では次に諜報委員を決めたいと思います
メイコ:私が立候補します
ルカ:わかりました。ではメイコさん以外に誰か立候補者はいますか?
全員動かなかった。
ルカ:わかりました。では賛成の方、挙手をお願いします
全員挙手した。
ルカ:ではメイコさん、今年1年間の諜報委員、宜しくお願いします
メイコ:ありがとうございます(一応役員として、あのPCを自由に使わせてもらわないと、ここの情報は取り出せないからね。諜報委員なんて、私の仕事と同じだけど、だからこそ、役得なのよね。ルカ会長! 役職の特権、十分に使わせてもらうわよ!)
めぐみ:(諜報委員なんて、私の仕事と同じじゃない。そんなのこっちで動けばいいことだし。ところで、“真のボス”っぽい役職はまだなの!?)
ルカ:では、これにて、会議を終わりたいと思います。皆さんお疲れさまd
めぐみ:ちょーーーーーーーーーーっと待ったーーーーーーーー!!
ルカ:え!?(なによGUMI!)
めぐみ:真のボスは? 影の支配者は? もう役職ないの?
ルカ:ありませんよ?
めぐみ:だっっっっっったら、わたしは、なんんんっでここにいるの!!!!!
ルカ:は?(GUMI・・・あんた何考えてるの!?)
めぐみ:じゃ、じゃあ、メイコさんと一緒に諜報委員やる! なんか悪っぽいし、ね? いいでしょ?
ルカ:(はぁ・・・・まぁスパイだし、諜報委員なら向こう側への動きも取りやすいか・・・・)
めぐみ:ね!? 有能学級委員長だけじゃ、私の名刺には足りないのよ!
ルカ:はい、わかりました。では諜報委員は特例で今年は2名とします。めぐみさん、メイコさんと一緒に頑張ってね
めぐみ:らっっっっっっっきーーーーーー!! ありがとー! 大好き!
ルカ:はいはい(やめれ)
ルカ:ではこれにてお開きといたします。学級委員長の方々、生徒会役員の方々、今年1年、頑張っていきましょう!
メイコ:(あれ? 個性だらけのメンツなのはわかるけど、もっと陰謀渦巻く会議になると思ったんだけど、意外に普通だったな・・・)
ルカ:(まぁ一部予定からはずれたけど、皆さん、私の最後の1年間、頑張って私の役に立ってよね・・・・)
(続く)
CAST
咲音メイコ(MEIKO):MEIKO
勇気めぐみ(GUMI):GUMI
生徒会長・巡音ルカ:巡音ルカ
副生徒会長・初音ミク:初音ミク
生徒会書記・鏡音リン:鏡音リン
生徒会会計・鏡音レン子:鏡音レン
生徒会風紀委員長・神威学子:神威がくぽ
生徒会実動隊委員・工藤カイ子:KAITO
プリマ先生:Prima
その他大勢の学級委員長、女生徒:エキストラの方
***
<学級委員長と生徒のクラス割>
学園長:黒井木之子
1年A組:委員長・勇気めぐみ、生徒・亞北ネルと弱音ハク、先生・レオン
1年B組:委員長・鏡音リン
1年C組:委員長・鏡音レン子
2年A組:委員長・初音ミク、生徒・重音テト
2年B組:
2年C組:
3年A組:委員長・工藤カイ子
3年B組:委員長・咲音メイコ、先生・プリマ
3年C組:委員長・神威学子
3年D組:委員長・巡音ルカ
<部活動>
剣道部:部長・神威学子
軽音楽部:部長・初音ミク、部員・重音テト
アイス同好会:会長・工藤カイ子
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○ボーカロイド小説シリーズ第5作目の”母香炉女学園の謎 MEIKO vs GUMI!“シリーズの第2話です。
☆ジュブナイル探偵SFファンタジーモノ(?)です!
○今回はMEIKOさんとGUMIさんのダブル主役です。
○pixivで人気の良かったシリーズです。