桔梗√ 全てを射抜く者達 第30射
視点:桔梗
先日、一刀が襲撃された時は本当に心臓が止まるかと思うたわ。
全く、一刀はすぐに無茶をしおる。あの癖をなんとかせぬと本当にわしの体に良くないわ。無茶な事をさせないようにという事で、一刀に部隊を率いさせてみたが、やはり、一刀の本質は変わらないらしい。
病的に優しく、自己犠牲の精神が強すぎる。
じゃから、危険な薬を平気で飲みよる。
危険な薬?何と言ったかのう?歪んだ精神安定剤だったかのう?まったく、困ったモノじゃな。
わしを紫苑のように未亡人にするつもりか。
…………ちょっと待て。わしが未亡人?
わしはまだ一刀と結婚したわけではないのだから、未亡人はおかしいじゃろう。
まあ、良い。一刀は無事なのじゃから、もう問題ない。
それより、一刀の部隊は上手い事機能したようじゃな。
実戦経験のない部隊を指揮官無しで動かして大丈夫かどうか悩んだが、他の部隊を動かそうにも時間が掛かり過ぎるので、心配じゃったが、任務は成功した上に、無事全員帰ってきた。
あの部隊の驚くべきところは連携じゃ。
部隊の兵はお互い全員知り合いだから、団結力が他の部隊に比べて高い。
そのためか、任務の為の準備も滞りなく速やかに行われ、半刻もかからずに出動の準備が出来ていた。
人数が少ないことも考えられるが、他の部隊ならこうもいかぬな。
これも一刀が鍛錬で仕込んだのじゃろう。
連携が良ければ、部隊全体の動きも良くなり、任務も成功しやすいだろう。
じゃが、あの機能性に特化し過ぎた装備は正直不気味じゃな。
少しばかり飾りがあっても良いと思うのじゃが、まあ、それをすると敵に見つかり易くなってしまうから、仕方が無いと言えば、仕方が無いのう。
それと、真っ正面切っての一騎打ちに弱いから、奇襲や森の中での戦でしか使えないというのが厄介な所じゃな。
「ん?入れ。」
そんなことを考えておると執務室の扉がノックされた。
ノックというのは一刀が広めた天の国の習慣で、いきなり入った時に不味い現場に遭遇しないために広められたものだ。
執務室に一人の文官が入ってきて、わしに書状を渡してきた。
宛先はわしと一刀の名前が書かれておった。送り主は………董卓と書かれておった。
あぁ、あの董卓殿か。わしと一刀に何の要件じゃろう?
「のう、一刀は何処におるか知らぬか?」
「確か、部隊の訓練だと言って、うえあーうるふの兵達と共に、鍛錬場の横に建てられた射撃訓練場に行かれましたよ。」
あぁ、あそこか。
弩や弓の練習場が無くて、毎度毎度何処かに的を置いてやっておったから、一刀からの要望で真桜に作らせたあの射撃訓練場か。確か昨日できたと言っておったな。
どれ、わしもさっそく見に行ってみるとするか。
射撃訓練場についた。わしは早速中には行ってみた。
屋根は無く、高い塀で囲まれており、台が備え付けられており、薄い壁で仕切られていた。
屋根が無いのは、天候や風に慣れさせるためらしく、塀が高いのは、流れ矢が外に出ないようにするためだという。そして、兵達は台の前に並び、一刀の知識を基に真桜が作った特別製の弩を持っておった。
一刀もその中に混じっておった。
視点: 一刀
「北郷よ。お前とわし当てに書状が届いておるのじゃが、一緒に読まぬか?」
そう言って桔梗さんは俺に声を掛けてきた。
俺は俺の部隊WEREWOLFの兵達の射撃訓練をしていただけだったので、訓練を鮮花に任せ、俺と桔梗さんは桔梗さんの執務室へと足を運んだ。道中、書状の送り主が月様だと聞かされた。
いったいどんなことが書かれているのだろう?少し楽しみだ。
執務室につくと、桔梗さんは執務机の椅子に座り、俺は部屋の真ん中にあった長椅子に座る。
すると、タイミング良く、侍女の人が俺と桔梗さんの文のお茶を持ってきてくれた。
俺はお茶を運んできてくれた娘に礼を言うと、その娘はお盆で顔を隠して部屋から出て行ってしまった。
俺、何か悪いことしましたか?俺ってそんな怖がるような顔をしていましたっけ?
正直なところ結構ショックだ。俺はお茶を一口飲み、椅子の背もたれにもたれ、天井を見た。
「…………。」
「どうしたのですか?桔梗様?」
「別に何も無いから、気にするな。」
「いやいやいや、明らかに目が座っていて怖いのですが、何かあったのですか?」
「じゃから、別に何も無いと言っておろう。その代り、聞いて構わぬか?」
「はい。何でしょうか?」
「今の侍女は可愛いと思うか?」
「まあ、可愛い方じゃないですか?」
「もし、愛の告白をしてきたら、どうする?」
「断りますけど?」
「それはわしと恋仲になりたいからか?」
「はい//////」
「左様か。」
もう、桔梗さんはいきなり何を聞いて来ているのですか//////
俺が桔梗さん以外に惚れるわけが無いのに、桔梗さんは相変わらず意地悪だ//////
「桔梗様!それより、月様からの書状を読みませんか?」
「……北郷、お前、いつの間に董卓殿から真名を貰ったんだ?」
「え?」
え?ええ!?もしかした、また俺、桔梗さんの地雷踏んだ?クレイモア踏んだ?
ってか、ちょっと、待ってください!月様を真名で呼んだだけで、地雷爆発なのですか?
だが、これ以上連鎖的に地雷が爆発するのは、不味い!
俺は書状を広げて、読みだした。
月様の書状に書かれていた内容はあの反董卓連合戦の後のことだった。
要するに反董卓連合に参加した諸侯の処罰についてだ。そこには驚くようなことが書かれていた。
袁紹とその将である顔良と文醜は処刑しなかったと書かれていた。代わりに、領地を半分以上没収。
そして、袁紹から没収した領地を曹操、劉備、公孫瓚等、最後まで月様相手に戦った諸侯に与えると書かれていたのだ。俺はその文章を読んだ時は正直我が目を疑った。
これでは反董卓連合の諸侯に褒美を取らせたのも同義ではないかと。俺は更にこの書状を読んだ。
反董卓連合の治める領地を月様は独自に調査し、その統治能力や経済状況を見て回ったという。
そして、袁紹の統治能力が低いことは無いのだが、大きな領地を治めているためか、貧困に悩んでいる民は少なくないという。おそらく、袁紹の強運の成せる技なのだろう。そうでなければ、幾ら比較的常識人の顔良が居ても、あの馬鹿がトップでは、そんな程度で済んでいると俺は思えない。
一方、曹操や公孫瓚は経済の状況も比較的安定しているという事が分かった。
さらに、義勇軍の中では有名だった劉備も将の能力がとても高いという事が分かった。
そこで、袁紹が治める領地の一部を没収し、月様だけではこの大きな領地を統治する事は不可能なので、曹操や公孫瓚、劉備などに与えたらどうだろうと皇帝に進言したところ、認められたらしい。
なるほど。自分達の利益より、民の利益を考えて、諸侯の領地の変更をしたという訳ですね。
既成概念にとらわれず、まずは民の事を考える。なんとも月様らしいやり方だ。
だが、書状はこれでは終わらなかった。
「国家連合?」
「はい。この書状にはそう書いてあります。」
「どういうものじゃ?」
「ある法を満たすことが出来る国の集合体。それが国家連合ですよ。」
「一つの国では駄目なのか?」
「一つの国でこの大陸を統治したとすると、王が傍若無人になれば、国も衰退してしまいます。
ですが、法によって縛られた国の集合体であるなら、王は法に従わなければならないため、国が衰退することを防ぐ可能性があります。もし、王が法を犯せば、国家連合から外されることとなり、周りから敵国扱いをうけるという仕組みになっているのでしょう。」
「要するにこの大陸を治めるものは、絶対的支配権を持った皇帝という1個人では無く、法によって縛られた王という複数の存在という事じゃな。」
「正解です。
どういったモノをその法の中に組み込んでいくか、現在考えていると書かれています。
月様の陣営だけで考えていては考えが片寄ってしまう為、何か良い案がありましたら、教えて下さい、でこの書状は終わっています。」
「きゃわわ♪実に面白い話ですね」
そういって杏里が入ってきた。
持っている竹簡で顔が見えないが、声から考えて、かなりテンションが高いことが分かった。
「どういうところが面白いのじゃ?杏里よ。」
「まず、桔梗様と董卓様のご関係を考えてみてください。」
「親友の知り合い?」
「そうですね。少し言い方が悪いですが、その程度の関係なのに、法の草案も決まっていない段階で桔梗様を董卓様が国家連合に誘ってくるとは普通は思えません。」
「ですが、この国家連合の法の草案を一緒に考えてくれと言っているのは、桔梗様の陣営をこの国家連合に組み込むという前提で話を進めています。
このことから考えられる事は一つ。天の御遣い様である一刀さんを董卓様の言う国家連合に引き込みたいという思惑があるとしか考えらません。」
「なるほどのぉ。では、この話蹴った方が良いだろうか?」
「いいえ。乗った方が良いと思われます。」
「どうしてじゃ?」
「私達は劉焉の統治を快く思っていません。そして、この益州を何とかしたいと私達は思っています。
そのため、私達の思惑が劉焉にばれてしまっては今の政権を安定させたいがっている劉焉と戦になってしまう可能性が十分高いです。
劉焉の統治能力が低くとも、力は無駄に有りますので、戦ったところでこちらが負けてしまいます。
そこで、外側の味方が必要です。」
「外側の味方?なるほど。そこで、董卓殿が出て来る訳じゃな。」
「正解です。
私達だけでは劉焉から身を守ることが出来ませんので、董卓様に助けてもらいます。
そして、代わりに董卓様に天の御使いという名を貸します。
利害が一致するので、問題ありません。
それに、私個人としては、この国家連合、悪くは無いと思いますので、個人的にも賛成です。
お二人はどうですか?」
「わしも賛成じゃ。
劉焉の若造に叩きつぶされて、首を落とされるより、董卓殿と益州を繁栄させたいからの。」
「俺も賛成。」
俺達の返事を聞いた杏里はかなり乗り気のようで、執務の合間に色々と考えると言うと、執務室の自分用の椅子に座り、凄い形相で執務をこなしていった。その姿は三対の腕を持つという阿修羅だった。
それに触発されてか、桔梗さんもかなり乗り気なようだ。
凄い勢いで書簡や竹簡にハンコを押していった。その姿はまるで千手観音のようだった。
武術を持っているだけの事はある。目にも止まらぬ速さとはこのことだろう。
俺も乗り気になったので!
…………とりあえず、射撃訓練をするために、執務室から出て行った。
だって、仕方が無いじゃないですか!俺ってそこまで頭良くないし!
知識はそれなりにあるかもしれないけど、所詮学校の教科だったり、傭兵時代に友人から聞いた話で得たモノぐらいだ。だから、桔梗さんや杏里の手伝いになるとしたら、軍備の強化ぐらいなもんだ。
焔耶に教えられる算数や数学も学生だった頃に習ったモノを教えているだけだ。
その程度で、えばれるようなモノでは無い。
「クロスボウで早撃ちが出来るように慣れないとな。」
俺はダッシュで射撃訓練場へと向かった。
視点:鮮花
「おう、みんな、お疲れさん。その弩は手に馴染んできたか?」
一刀さんがそう言いながら、笑顔で射撃訓練場へと戻ってこられました。
相変わらず、一刀さんの笑顔は眩しいです。一刀さんの笑顔を見て蕩けそうになるのは私だけでは無いようなので、私がおかしいとか、変だとか言うのは止めて下さいね。
そういうツッコミする人の方が頭おかしいとしか、私は思えません。
私はいたって普通です!えっへん!
「はい、一刀さん。だいぶ慣れて来ましたよ。
弓のように不安定でなく、弩のように重くないのが、矢を弓に添えるのが容易で、使いやすいです。
この弩…たしか…クロスボウ?と言う武器でしたっけ?」
「あぁ、そうだ。俺の世界のクロスボウを元に真桜が改造して生産したモノがこれだ。
だが、問題は弓より重たいし、かさばるから、弓より運ぶのに不便というのがこの武器の欠点かな?
他にも、弓とか弩に比べたら、構造が複雑な所為で、量産に向かないから、隊員の数だけのクロスボウが用意できていないんだけどね。まあ、おかげ様でこの武器を真似されないのが、良い所でもある。
皆もクロスボウを使っていて、整備不良だの、改善点を感じたら教えてくれ。」
「「サー・イエッサー!」」
「一刀さん、一刀さんの撃ち方を見て、参考にしたいのですが、見せてくれませんか?
先日の実戦では、気付かれないように敵の後ろに行き、近くから敵を撃つことが出来たから、矢が当りましたが、このように、的が離れていては、なかなか的に矢が当たりません。」
そう言って、私は的の方を指さします。
藁を束ねて作った的に刺さっているのは、一つの的につき平均5,6本程度です。
此処から的までの距離は6丈(20m)100射ほどして、この有様とは恥ずかしいです。
それに比べて、一刀さんがさっき使っていたところの的は剣山のように矢が刺さっています。
私以外の娘達もどうやら、一刀さんの射撃を見たいらしく、目を輝かせて一刀さんの方を見ています。
一刀さんも乗り気なようで、私からクロスボウを受け取りました。
一刀さんの表情は真剣そのもので、気迫が私達にまで伝わってきます。
よく私達に見せる笑顔はそこには無く、武人の武器を構えた時の表情と似ています。
そんな一刀さんの表情を皆は感じ取ったのか、射撃訓練場は静寂に包まれます。
そして、とても深い深呼吸をすると、一刀さんは射撃訓練場の台の前に立ちます。
台の上に置かれたマガジンという矢の入った箱をクロスボウの上部に取り付けます。
左足を前に出し、肩幅程度に開きます。脇をシメ、左肘は左胸に、右肘は右のわき腹に当てることによって、腕を安定させ、クロスボウの照準が合うようにしています。
さらに、左目を開けたり閉じたりすることによって、的までの距離を測り、照準を合わせます。
そして、一刀さんは引き金を引きます。
クロスボウから発射された矢は吸い込まれるように、的へと飛んでいきます。
そして、的のど真ん中に刺さります。
更に、一刀さんはクロスボウのスライドを動かして、クロスボウに矢を装填し、もう一射します。
一射目から2射目の間はほんの数秒だった。その矢も的に刺さります。場所は的の上部です。
もし、的が人だったら、1射目で矢は胸に刺さり、2射目で頭を射抜いた事になります。
こうなれば、余程の事が無い限り、即死でしょう。
一刀さんは構えを解きます。
それと同時に拍手と黄色い声がこの射撃訓練場を包み込みます。
「キャーー!御遣い様!素敵!!」
「今すぐ、その逞しい腕で私を抱きしめて!」
「御遣い様!私と恋仲になって下さい!」
「御遣い様!いますぐ、この婚姻届にハンコを押して下さい!
押したら、そのまま、私の家で婚儀をしましょう!」
皆、何言っているのですか?落ち着いて下さい!
特に、婚姻届持ってきている娘!何を射撃訓練場に持ってきているんですか!
しかも、貴方の書く欄、もうすでに記入済みじゃないですか!準備万端にも程があります!
確かに、さっきの一刀さんは超がつくほど、格好良くて、凛々しかったのは認めます。
別にいつもは格好良くないという意味ではありません。
いつもの一刀さんも凛々しいのですが、さっきのは特別です。
何というか、何時もは男らしくて、さっきのは男らしくもあり、一兵士として憧れをいだきました。
それより、皆さん。一刀さんは皆のモノで、皆の妄想の中だけで穢すことが許される存在だって、『天の御遣い様見守り隊』の第3条に書かれていますよね?隊則を守る気ありますか?
「えぇ!!ちょっと!いきなり、そんな事言われても困るんだけど!
鮮花!助けて!俺の部隊のこの娘達、見守り隊の娘たちだよね?鮮花が隊長だよね?
鮮花が言ったら、落ち着いてくれるんだよね?ねえ!鮮花!」
一刀さんは私の肩を掴み、激しく揺さぶりますが、すぐに、皆に襲われて揉みくちゃにされます。
ああ、でも、今こうやって、照れながら、あたふたして、私に助けを求める一刀さんも可愛いです。
もう、ホントたまりません。お持ち帰りしたいです。本当に。…………ハアハア//////
…………………………………………フウ
いけない!いけない!!色んな意味で危ないところでした。
とりあえず、色んな汁が垂れそうだったので、拭かないと。
どんな汁かという質問は受け付けません。そんなこと書いたら、作者が困った事になります。
私は『天の御遣い様見守り隊』の隊長よ!はやく、一刀さんを助けるか、皆を落ち着かせないと!
そう思った時でした!
「ぐれねーど!」
一刀さんがそう叫びます。
そして、いきなり、見守り隊の娘達の山から煙が出てきて、一気に広がります。
煙は赤く、しかも匂いが強烈で、炒めた唐辛子のような匂いがします。
そして、目が痛くなってきました。まるで、唐辛子が目に入ったみたいです。
咄嗟に目を閉じ、鼻と口を塞ぎますが、そうすると息が出来ないので、口を開きますが、煙は悶えるほど辛いうえに、涙が止まらないので、動けませんでした。
「まさか、こんな所で、凪監修激辛スモークグレネードが役に立つとは思わなかったな。」
一刀さんはそう言いました。その後、足音が遠ざかって行くのが分かりました。
おそらく、一刀さんは射撃訓練場から出て行ったのでしょう。
射撃訓練場に残されたのは一刀さんの激辛攻撃で悶えるWEREWOLF所属で『天の御遣い様見守り隊』の兵士たちでした。皆、辛いとか、目に浸みるとか言って泣き叫んでいます。
自業自得です。これからは皆さん、自重して下さいね。
と言いますか、貴方達の暴走で激辛攻撃に巻き込まれた私に謝って下さい!
それと、『もっと、して下さいませ。御遣い様!』と聞こえたのは気のせいであってほしいです。
どうも、黒山羊です。
今回のお話は如何だったでしょうか?
一刀の愛想振りまきまくりのハーレム属性を書かせていただきました。ですが、やはりこの外史の一刀君は純情派なので、照れるし、ワーワーキャーキャー言われると怖がります。
更に、鈍感という属性もあるので、書いていて本当に楽しいです。
それから、国家連合の話が出て来ましたね。
分かる人も居たのではないでしょうか?これはEUをモデルにして書きました。
現在のEUの政治の話をよく理解しているつもりはありませんが、ニース条約とかローマ条約とか、アムステルダム条約とか色々あって、専門分野で無いですから詳しい事はわかりませんが、大本となったマーストリヒト条約の内容を読む限りでは、一部を除いて良いことが書いてあったので、EUをモデルにした国家連合を作るという事を、月のいう話し合いによる天下統一ということにしました。
国家連合の名前は何だって?
それを教えたら、ネタばれになるので、しばらくお待ちください。
それから、杏里が立ち聞きしていましたね。
荷物持っているなら、さっさと入れよと突っ込みを自分に入れてしまいましたが、その方が話が進みやすいので、勘弁して下さいww
最後に何時モノで閉めましょう。
それでは、御唱和下さい。
へぅ( ゚∀゚)o彡°
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晩御飯を麦焼酎にしてから体重が2kg落ちた黒山羊です。
なんか、酔うと空腹を誤魔化すことが出来るので、ドカ食いが減って、体重が減ったと自己分析します。
最後になりますが、
現在私は2本長編作品を書いています。
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