No.320420

『俺の屍を越えてゆけ』

獅子丸さん

かなり短いです。
連載作品を置いてこっちを更新してして申し訳ありません。
お暇であれば読んでいただけると嬉しいです。

BGM 「花」:樹原淳子

2011-10-18 21:33:34 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:12179   閲覧ユーザー数:7715

 

 

タイトルでびびっと来た方は

主題歌、樹原涼子さんの「花」を聞きながら読んでいただければ・・・・・・。

 

 

 

 

 

この国に生まれ。

この家に生まれ。

この宿命を背負った。

俺は駆け抜けた。

四年。

たったの四年と言うことなかれ。

俺にとっては全てが集約した四年。

父の死を見送った。

叔母の死を見送った。

兄弟の死を見送った。

自分の子の死すらも見送った。

普通の人の一生は俺達よりも遥かに長い。

その長い一生を俺はたった四年で駆け抜けた。

後悔?・・・沢山ある。

心残り?・・・腐るほどある。

だが俺には後を託す事が出来る者がいる。

兄弟よ・・・。

子よ・・・。

孫よ・・・。

死んでしまった俺達の親の意思。

死んでしまった兄弟たちの意思。

死んでしまう俺の意思。

全てお前達に託す。

 

 

 

 

 

 

『後は、お前達に任せる・・・・・・俺の屍を越えてゆけ!!』

 

 

 

 

 

 

 

後書き。

 

 

 

突然の投稿になります。

今回、この短編?を書くきっかけになりましたPSのゲームソフト

 

『俺の屍を越えてゆけ』

 

このゲームがリメークされると聞きいてもたっても居られずにキーボードを叩いた次第です。

約12年前、出会って以来、ずっと記憶に残っている印象の深いゲームです。

リメークと共に2が出るとの発表もあり心が躍っています。

恐らくは知らない人も多いかと思います。

詳細はググって見てください。

エグイ内容ではあります。

それ以上に悲しい話でもあります。

そして、人の生き様を見せ付けられるゲームです。

この短編は避けることの出来ないワンシーンを自分なりに文字にしてみました。

この話を読んだ機に『俺の屍を越えてゆけ』に興味を持ってくれる人がいれば嬉しい限りです。

 

 

では、後書きはこれで終わりといたします。

 

 

追伸:56話は少々お待ちをorz

 

 

 


 
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