No.317798

寂しがり屋の女の子の為に…… 陸話

DOWANNGOさん

こんにちわ~
今回一刀はオリキャラと出会い仲間にします。
一刀が出会うキャラと言ったら性別は……ねぇ?
では、始まり~

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2011-10-13 21:14:44 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:4666   閲覧ユーザー数:3926

本当に今更ですがこれはオリキャラ主の作品ではございません。

これは一刀が転生した作品です。

 

本当に今更ですがこれが一刀のステータスです。

 

姓『劉』

 

名『弁』(偽名『郷』)

 

字『気焔』(偽名『喬契』)

 

真名『一刀』

 

武力 200(一刀以外で最も強いのが恋の190)

 

知謀 50(美蓮以外で最も賢いのが朱里と雛里、同等の200)

 

統率力90 (一番高いのは華琳の200)

 

武器 鳳凰と麒麟から授かった二本の日本刀

 

『斬鬼』

切れ味は大抵の物を真二つに出来る程すごい。

作品内ではやらないがやろうと思えば城壁を真二つに出来る筈(鳳凰と麒麟が持ってきた物だから)

 

殺さない方の刀(まだ無名)

まったく斬れないがどんな物でも粉々に出来る。

強度は恐らく季衣の武器を受け止めても傷一つ付かない。

 

と言うことでステータスでした。

美蓮のステータスもいつか書こうと思ってます。

まぁ、書くこと少ないでしょうけど……

では、本編どうぞ。(長々と書いてすいませんでした)

「ふっ!」

 

「ぐはぁっ!」

 

俺が今斬った五胡の兵士が倒れたことによりその場に居た五の胡兵士は全滅した。

 

「ふぅ……これで鮮卑、柔然、匈奴は全滅したか……」

 

美蓮達に五を胡全滅させると言ってからもう一年と半年が過ぎていた。

 

「後はテイ(漢字が出ませんでした)と羌か……あともう少しだな……黒鷹!」

 

俺は黒鷹を呼ぶ。

黒鷹には色々な荷物を持ってもらっていている。

その中には俺が出発する時に美蓮が渡した五胡の各国を滅ぼした証明の旗もある。

美蓮曰く俺の名を上げるためらしい。

色は深紅の劉。

……分かるよ?分かりますよ?深紅の呂旗と被るって言いたいんでしょ?

俺も何か嫌だって言ったさ。

でも美蓮は『あなたの服に会わせる為です』とか言って引かなかったんだよ……

 

「まったく……俺は飛将軍じゃないのに……」

 

そう呟きながら地面に旗を刺す。(城を登るのが面倒だから)

 

「さてと……次はテイかな……黒鷹頼むぞ」

 

俺がそう言うと黒鷹は首を縦に振る。

 

俺が黒様に乗ろうとしたその時!

 

「っ!」

 

ガキンッ!

 

危うく首から上が無くなる所だった……

疾風の様にやってきたのは恐らく五湖の刺客だろう。

すぐに姿が消えた。

と言ってもここは平原。

隠れられるような場所は城位だ。

下手な図で説明すると下の図の様になる。(下手でごめんなさい by DOWANNGO)             

 

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       |―――――――――城入り口――――――|

 

 

 

 

 

 

                 黒               

                 鷹一刀

周りに森なんて物は無い。

どこかに穴が空いている訳ではない。

つまり隠れられる所は無い。

 

「きついなぁ……」

 

まぁ、隠密と戦ったことが無かったから良い経験かもしれないけど……

 

「へたすりゃ死ぬよ…なっ!」

 

ガキンッ!

 

一瞬だけ殺気がありその方向に刀を盾にするように構えると防ぐことが出来た。

 

「ふぅ……苦手だけどあれをするしかないか……」

 

俺は目を瞑って集中する。

心の中は無にする。

そして……

 

「そこだぁぁぁっ!」

 

「っ!?」

 

俺が走った先には顔を隠して剣を構えた少女が居た。

俺は少女の剣を蹴り飛ばして少女に斬鬼を突きつける。

 

「俺の勝ちだ」

 

「っ!」

 

少女は一瞬顔を歪めたがすぐに顔を戻した。

 

「殺せ……生き恥を晒すつもりはない」

 

うわっ、何てベタな台詞……まさか本当に聞くことがあるなんて……

 

「その前に一つだけ聞かせろ。

お前は五胡の人間か?」

 

「違う」

 

「は?」

 

俺が間の抜けた声を出すと少女は驚いた顔をする。

 

「お前は五胡の人間では無いのか?」

 

「……少し話をしようぜ」

 

俺がそう言うと少女は頷いた。

「つまりまとめるとだ。

お前は五胡に家族や邑を滅ぼされその復讐の為に五胡を滅ぼそうとしていたと?」

 

「うむ、その通りだ」

 

何と言う勘違いで俺命取られそうになってたなんて……

 

「す、すまん……」

 

「いや、良いよ……

次から勘違いで命取ろうとしなければ……」

 

「努力する……」

 

「………」

 

「………」

 

「………」

 

「………」

 

ち、沈黙が痛い……

どうすれば……そ、そうだ!

 

「なぁ、目的は一緒みたいだから協力しないか?」

 

「うむ、そうだな。

私の姓は『霍』名は『謹』字は『周幸』だ。

私はテイを滅ぼした」

 

「俺の姓は『劉』名は『郷』字は『喬契』だ。

鮮卑、柔然、匈奴を滅ぼした。

自己紹介も終わったし羌に向かうとするか!」

 

「うむ!」

第三者視点

 

半年後牡丹の城の美蓮の部屋

 

「………」

 

美蓮は自分の部屋で書類の整理をしていた。

一刀が五胡を滅ぼすと言って五湖に行くのに自分だけ何もしないのは性に合わないと言って

政務を手伝っているのだ。

 

「終わったのです~!」

 

美蓮はそう言って背伸びをする。

 

「劉郷さんどうしてるのでしょうか……」

 

美蓮はそう呟き二年前のことを思い出した。

第三者視点

 

二年前

 

「五胡を滅ぼす!?」

 

予想通りの反応だったのか一刀は噴き出してしまった。

それを見た翠と蒲公英が咎める。

 

「笑いごとじゃないぞ劉郷!

無茶にも程がある!」

 

「そうだよ!」

 

「無茶でも俺はやらなきゃいけないんだよ」

 

しばらく一刀と翠達の会話を見ていた牡丹がその沈黙を破った。

 

「劉郷さん、あなたはどうしても行くのですか?」

 

「ああ、何なら力づくで行っても良いぞ?」

 

一刀はそう言いながら斬鬼に手を掛ける。

だが、牡丹は首を横に振った。

 

「いえ、あなたが行く本当の理由が分かりましたので」

 

「そうか。なら街に着いて準備が出来たらすぐに行く。

美蓮、何かお前から言いたいことことはあるか?」

 

「無いのです。強いて言うなら……」

 

そこで美蓮は一度切ってこう言った。

 

「必ず無事で戻ってきてくださいです」

 

「ああ」

 

一刀は笑顔で頷いた。

時は戻り

 

「さて、早くこの書類を牡丹さんに渡さないといけないのです」

 

美蓮は書類を持って扉を開こうとする。

 

「美蓮!」

 

扉を勢いよく開けて入って来たのは翠だった。

美蓮は扉の前に居たので……

 

ゴンッ!

 

思いっきりぶつかった。

 

「痛いのですぅ……」

 

涙目で美蓮は翠を見上げる。

 

「う……ご、ごめん。

ってそんなことをしてる場合じゃないんだよ!

劉郷が帰って来たんだ!」

 

「!今どこに居るのですか!?」

 

「今は玉座に『それ牡丹さんに渡しておいてくださいです!』おい!」

 

美蓮は黒鷹並の速さで玉座の間に向かって走って行った。

取り残された翠はこう呟いた。

 

「あたしも玉座に行くんだけど……

と、言うかこの散らばった書類を集めないといけないのか?」

一刀side

 

玉座の間

 

玉座の間に入るとまず最初に蒲公英が出迎えてくれた。

 

「劉郷!無事だったんだね!」

 

「ああ、ただいま。

それより紹介したい人が居るんだけど」

 

俺がそう言うと周幸が前に出る。

 

「私の姓は『霍』名は『謹』字は『周幸』だ」

 

「私の姓は『馬』名は『岱』字は『伯瞻』だよ」

 

二人は自己紹介を終えて握手をする。

その時

 

「劉郷さん!」

 

玉座の間が勢いよく開いて美蓮が入って来た。

俺を見て瞬間美蓮は安心したような顔になった。

 

「良かった無事だったのですね」

 

そう言って美蓮は俺に近づいてくる。

 

「ああ、無事だったよ。

それより美蓮、紹介したい人が居るんだ」

 

「え?」

 

美蓮は一度歩みを止めた。

何でか分からなかったが俺は周幸を前に出した。

すると、周幸は自己紹介を始めた。

 

「私の姓は『霍』名は『謹』字は『周幸』だ」

 

周幸の自己紹介が終わると美蓮はまたゆっくりと俺に近づいてくる。

だが、今度は顔を見せずにだ。

 

「美蓮?」

 

少し心配になって俺もゆっくりと美蓮に近づく。

すると……

 

「劉郷さんのばかぁぁぁっ!」

 

「ぐはぁっ!」

 

渾身のアッパーをくらった。

その後周幸と蒲公英とで何とか誤解を解いたらしいがあまりの痛みに三日間寝込んでた俺には関係ない話だ。

後書き

 

どうでしたでしょうか?

さて、次回予告です。

新たに仲間になった周幸を連れて新たな旅に出て一刀一行。

一刀は自分の歴史の知識を頼りに自分の真の主となる者の地へと行く。

そこで出会ったのは……

では次回をお楽しみに~

序に下ページに一刀の今まで出た技と今回やったことの説明があります。

上手く説明出来ているかは分かりませんがどうぞ。

『双脚』

 

一刀曰く『ただ早く二歩歩くだけ』とのこと。

実は双脚と言うのは技全体の内の一つの種類の名前他には双脚の一歩版の『単脚』や三歩版の『三脚』等がある。一刀曰く『翁はあまり自分に技を教えてくれてなくて自分にある技はこれとあと二つだけ』らしい。

 

『結界無の境地』

 

技名は言わなかったが今回一刀が周幸を捕まえる際に使った技。

心を無にし自然と一体化することによりどんな些細な音や気配でも感じることができる。

 

以上一刀の技でした

後一つは……いつ出るんでしょうかねぇ?

因みに翁に教わった技は三つだけで翁に教わった技以外の技が出てくる予定ですが相当後でです。

では、以上技の解説でした~★


 
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