No.312161

真・恋姫✝無双 ~平穏への歩み~ 7

yotty108さん

うん、凪ちゃん描いてからなんかこう描きたいイメージがあまり浮かばなくなってしまったし、こう気に入った下書きが描けない・・・・・・・

カッコよくいうとスランプというのだろか・・・・・・・・・・


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2011-10-03 19:49:06 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:11298   閲覧ユーザー数:1266

注意書き

・オリキャラで進めています。なので、北郷一刀は出てきません。

 (自分の空想、妄想なので一刀のイメージが壊れてしまいそうだからです)

・キャラ崩壊があるかもしれません。

・小説とかあまり読んでなく、語学は苦手です。

・ほぼ気分転換とノリで書いたものです、つづくのだろうか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、ご飯の時間まで動物に引きずられ、動物小屋の前に仰向けに大の字に倒れていた。

そんなボロボロなオレを同情なのかあきれてなのか侍女の方々が「あとはやっておきますから、お休みください」と残りの仕事を代わってくれた。

 

 

なんだろう、仕事を代わってくれるのはうれしいのだが、なんだが自分がものすごく情けなく感じる・・・・・・・・・・

 

 

赤くそまっていく空を見つめ、何かうまくやる方法はないのだろうか?と考えていると

 

 

詠「あんたってどうしようもないバカでしょ」

 

 

頭の方から声が聞こえる。目線を向けると、牢屋から出た日いらいか?賈詡があきれ顔で立っていた。

 

 

兵藤「お久しぶりです・・・・・・・・」

 

 

詠「普通、あれだけ犬がいたら引っ張られるに決まってるでしょ」

 

 

兵藤「いけると思ったんだけどなぁ・・・・・、それにアレだけの量をこなさないと全員を散歩できないから・・・・・・・・・」

 

 

詠「それで引きずり回されて、結局全員散歩できずに、しかも体までボロボロにして、仕事ができないんなら元も子もないじゃない」

 

 

兵藤「おっしゃる通りです・・・・・・・・」

 

 

詠「そもそも、なんでそんなに動物達を外に出したがるの?」

 

 

兵藤「そりゃあ、人間だってずっと部屋の中に閉じ込められたら気がまいっちゃうだろ?動物だって同じだよ、ちゃんと外にだしてやらないと!!それに・・・・・・・・・」

 

 

詠「それに?」

 

 

兵藤「呂布があんなに可愛がっているのを預かってるんだ、ないがしろにしちゃいけないだろ?」

 

 

詠「・・・・・・そうね、もしも動物達にひどいことしていたら呂布に首を刎ねられてもおかしくないわね」

 

 

兵藤「く、首・・・・・・・・≪ゴクリッ≫」

 

 

 

詠「心配しなくても大丈夫よ、多分彼女にも一生懸命動物達の面倒をみているのは伝わっているだろしね。けど今のままじゃこっちが困るのよ、あんたには聞きたい事があるの、毎日この調子で倒られていたら聞きたくても聞けないでしょ?」

 

 

兵藤「そんなこと言っても、あれだけの動物の面倒みたらどうしても一日かかるぞ?」

 

 

詠「そうね・・・・・・・・これ以上人員を増やしたくわないし・・・・・・・」

 

 

ブツブツと小声で呟きながら深く考え始める賈詡。う~ん、あらためてこう考える人をみると顎に手を当てるのはどうしてなんだろう?と不思議に思えるものだ。

 

 

(それにしても、ふかく考えて込んでるな・・・・・・・・)

 

 

よく「ごめん、考え事してた」とか言って周りの話を聞いてなかった奴がいるが、今の賈詡なら髪の毛とかいじっても気づかないんじゃないか?

 

 

人間そう考えると、ろくな案が浮かばないもので。オレの視線はあの短いくせにその中身をまったく見せようとしない鉄壁のスカートをとらえていた。

 

 

(いや、兵藤よ・・・・・・・せっかく自分のため?に思考を巡らせている娘の、なんだ・・・・その・・・、中を覗こうとするなんて男としてどうなんだ!?・・・・・・・・・・・・いや、だがしかし、こんなチャンスめったに・・・・・・・・・・まてまて、ホントにチャンスなのか?気づかないかもって言うのもただの仮説じゃないか・・・・・・・・)

 

 

などと思考を巡らせていても体は正直なもので、仰向けのまま少し膝を曲げて踵をうまいこと地面にくいこませて少しずつ賈詡の真下へと近づいていた・・・・・・・・

 

 

(な、何やってるんだオレ!!!・・・・・・・・・だがしかし、ここまで来たからには・・・)

 

 

高鳴る鼓動を抑えつつ、一歩一歩慎重に進んでいく。

 

(あと・・・・・すこ・・・・・)

 

 

詠「・・・・・・・・何してるの?」

 

 

(き、気づかれた・・・・なにか、なにか言い訳を・・・・・・)

 

 

兵藤「イエ、ナニモシテマセンヨ。ケッシテノゾ・・・・・セナカガカユクテネ、ウン」

 

 

詠「そう・・・・・・・・ねぇ、動物達を外に出せればいいのよね?」

 

 

兵藤「う、うん・・・・・」(き、気づかれなかったのか・・・・・・・・・)

 

 

詠「はぁ、しょうがないわね。呂布にはいつも助けてもらってるし、小屋の周りに柵を作って広い庭をつくって上げるわ。そうすれば、わざわざあんたが散歩しなくてもすむでしょ?」

 

 

兵藤「そ、そうだね・・・・・・」

 

 

詠「なに?不満があるの??」

 

 

兵藤「い、いや、べつに・・・・・そんなことはないよ、うん!!」

 

 

詠「もしかして散歩したいの?散歩したいならしてもいいけど、時間をつぶすようなまねだけはしないでよね」

 

 

兵藤「は、はい」

 

 

(何をあんなに、オドオドしているのかしら??)

 

 

詠「それじゃ、用がある時は使いをおくるから。ちゃんと時間をつくっておくよう・・・・・」

 

 

(助かった、やっぱりやましいことは・・・・・・・・・)

 

 

だが、天はなんの悪戯か彼女が後ろを向きここを離れる前に一陣の風を寄こしたのだ。

 

 

いくら鉄壁であろうと、今や目と鼻の先ともいえる距離。もちろん今まで隠してきたものを隠すことはできない・・・・・・・・・

 

 

兵藤「み、見え!!!・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

もちろん、オレもその一瞬を見逃すことはなかった。だが、次に目に入ったのは顔を赤らめ恥じらいながらも怒りをあらをとする賈詡の顔。歓喜の声はすぐに止み、恐怖へと変わる。

 

 

兵藤「か、賈詡文和さん・・・こ、これはその・・・・・・ふかこう・・・」

 

 

詠「こ、この!!!へんたい!!!!!!!!!!!!!」

 

 

オレの言い訳をかき消すほどの大声とともに、顔面に踏みつけが決まり目の前が真っ白になった。

 

 

 

 

 

 

どれぐらいの時間がたったのだろう目を覚ましたときには辺りはすでに真っ暗だった。

すぐさま体を起こし、必死に気を失う前に見た光景を必死に思いだそうとするが・・・・・

 

 

兵藤「おっ、おもいだせん・・・・・・・・・・・・・」

 

 

オレは顔面に受けた蹴りの代償に見ることができたはずの報酬を完全に忘れてしまっていた。

 

 

兵藤「まぁ、やましい事をしたんだ・・・・・・・・・しょうがないよな・・・・・・」

 

 

トボトボと部屋に戻っていくなか、途中すれ違う兵士や侍女にみょうに顔をみられているきがした。まぁ、たしかにまだ顔はヒリヒリと痛みがあるが・・・・・・・・・

 

 

まさかと思い、部屋に急いで部屋に戻り、鏡を覗くと顔に綺麗に靴跡が残っていた・・・・・・・・・

 

 

兵藤「これじゃ、ただのやられぞんじゃないか・・・・・・・・・」

 

 

鏡の前にガックリとうなだれ、彼の目に一筋の涙が流れていた。

ちなみに、この靴跡は三日はきえなかったとか・・・・・・・・・・・

 


 
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