No.306799

真・恋姫✝無双 新たな外史を創る者達 七話

DOWANNGOさん

こんにちわ~
今回戦闘シーンになりますが私は戦闘シーンが苦手なので
グダグダになります。
それと、一刀達がものすごくチートです。
まぁ、龍ですから当たり前ですが……

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2011-09-24 19:31:02 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3795   閲覧ユーザー数:3203

今俺達は黄巾党の根城に向かって飛んでいる。

その間に俺は天和達をどうするか考えていた。

 

「(やはり、天和達は華琳達に預けた方が良いのか?

いや、これからのことを考えると月か……

色々今までの世界の概念を捻じ曲げるようなことをするかもしれないからな……)」

 

悩む……今まで大抵のことは即決出来たのだが……

ここまで悩むか……

 

『一刀様、もうすぐ着きます。

ご準備を』

 

「ああ、分かった」

 

今は悩んでいてもしょうがないか……

天和達のことは保護してから考えることにするか……

 

「民を苦しめる獣共を皆殺しにしろ!」

 

『『『御意!』』』

第三者視点

 

戦場

 

剣戟が鳴り響く戦場では混乱が起きていた。

 

「龍だ!逃げろ!殺される!」

 

「助けてくれ!」

 

白達がこの戦場にて黄巾党を殺していることにより黄巾党の人間達は逃げ惑っていた。

黄巾党達と戦っていた諸侯の軍は逃げ惑う黄巾党達を見て一気に黄巾党達の砦を攻め込む。

 

『白!一刀様はどこに居るの!?』

 

『分からないわよ!でも、死んで無いことを信じよう!』

 

『陛下……』

 

『緑は心配のし過ぎよ!私達の主である一刀様が死ぬわけ無いわ!』

 

『そうだな……信じよう。

今は我が主の命を完遂しよう』

 

緑そう言うと白達は黄巾党の人間達を殺していく。

一刀の命を完遂する為に……

 

白達が一刀の命を完遂している時張角達は森の中を走っていた。

 

「何なのよ!相手が龍を使うなんて聞いて無いわよ!」

 

文句を言うのは三人の中で真ん中の地和。

 

「地和姉さん、文句言って無いで歩いて」

 

冷静に言うのは一番下の人和。

 

「龍さんって口から炎吐けるのかな?」

 

天然なことを言うのは一番上の天和。

三人は攻めてきた龍を見てすぐに逃げたのだ。

 

「人和、次はどこに行くの?」

 

「洛陽辺りかしら。あそこには信者が多いから」

 

「お!田舎から一気に大都会だねぇ」

 

そんなことを喋っていると

 

「張角、張宝、張梁だな?」

 

「誰!?」

 

後に居たのは漆黒の衣を身に纏った死神だった。

その姿を見た瞬間三人は死を覚悟しただろう。

だが、漆黒の死神は手に持っていた刀を鞘にしまった。

 

「何のつもり?」

 

「お前達は殺さない。

各地の黄巾党も俺の龍を使えば簡単に

消すことが出来る」

 

「まさか、龍帝?」

 

「俺の名も随分広まっているんだな。

そうだ、俺が龍帝だ」

 

「その龍帝がどうして私達を生かすの?」

 

「色々理由はあるが一番は乱世を治めるのにかかる時間を短くする為だな」

 

「どう言うこと?」

 

「お前等の歌は人を引き付ける物がある。

それでお前達にはある諸侯に所属してもらい

そこの兵士の士気を上げてもらう」

 

その説明に出来たのか張宝は頬を膨らせてこう言った。

 

「それってちぃ達が歌える範囲を限定するってことじゃない!」

 

一刀は『地和は変わらないな』と思いながら言う。

 

「しょうがないだろう。

そもそも、お前達はこの黄巾党の件でどれだけの人が死んだと思ってる?

本当ならここで殺してやっても良いがそれをやめてやると言ってるんだ。

素直に従え」

 

「う……」

 

張宝がたじろいだのと同時に辺りが暗くなる。

 

「な、何が起きたのよ!?」

 

張宝は怖がりながらも聞いた。

一刀は上を向いて辺りが暗くなった原因を探す。

そして、その原因はすぐに分かった。

 

「早かったな、白、黒、緑」

 

『あの程度の数我等だけならばもう少し早く片付けられました。

諸侯の軍が居たので遅れました』

 

『それよりも、ご無事の様で何よりです。

一刀様』

 

『あ~!白抜け駆け!』

 

『な!?そんなことは……!』

 

『してるじゃん!』

 

『感心しないぞ、白』

 

『りょ、緑まで……』

 

そのまま放っておくと延々と話しを続けると一刀は思いそれを遮る。

 

「何だか良く分からないがこの三人を乗せてくれ」

 

『その三人は一体どなたですか?』

 

白達は後の黒いオーラを隠しながらそう聞いた。

 

「張角達だ。色々あって、とある信用出来る者に預けることにした」

 

一刀がそう言うと白達は黒いオーラを消して少し高度を下げた。

 

『これが限界です』

 

「構わない。三人共一瞬怖いが度胸試と思っていればすぐに終わるぞ」

 

「「「え?」」」

 

一刀は人和と地和に近づき二人を掴む。

 

「な、何をするの?」

 

「まさか……」

 

「安心しろ、白が絶対に掴んでくれる。

潰しはしないさ」

 

「ちょ、ま!」

 

一刀は人和の言葉を最後まで聞かず二人を上に投げる。

 

「「きゃーーーーーー!」」

 

パシ!

 

「上手く取ったな。次は張角、お前だ」

 

「うん」

 

「怖くないのか?」

 

「怖いけど……

助けてくれるんでしょ?」

 

「ああ」

 

「なら良いよ」

 

天和は自分から一刀に近づく。

 

「何を言っても無駄だな……」

 

一刀はそう言って天和を掴み一気に飛ばした。

 

「良し、上手い取ったか。

俺も跳ぶかな」

 

一刀はそう言って足に力を込めて一気に白の所まで跳ぶ。

白の上

一刀side

 

「何だ、二人は気絶したのか」

 

人和と地和は泡を吹いて気絶してしまっていた。

 

「旅芸人とは思えない顔だな……」

 

「ふふっ、そうだね」

 

「お前は気絶しなかったんだな」

 

「信じてたから」

 

「そう言われると照れるんだが……」

 

全く、天和は変わらないんだな……

 

「ふふっ、可愛い~♪」

 

「………」

 

「あれ?すねた?」

 

「いや、何でも無い」

 

男が可愛いって言われて喜ぶと思ったのかよ……

 

『ところで、一刀様、誰の元に行くのですか?』

 

「ああ、そうだったな。

ちょっと失礼するぞ」

 

俺は少し立って白の耳まで近づく。

そして、天和達を預ける諸侯の名を言った。

 

「分かりました。

では、飛びますのでお座りください」

 

そう言われて俺は座る。

そして、白は俺の言った人物の所まで飛び始めた。

後書き

 

え~っと、実は……

天和達を預ける人物をどうしようか悩んでるんです……

華琳か月かの二択なのですがどうしようかと……

月に預けると『にじふぁん』と同じような展開になるような気がしますし……

かと言って華琳に預けると色々後の展開に影響するような気がしますし……

次回までには考えていおきます。

では、また次回。


 
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