No.305120

傾国な美人・・はじめてのくちずけ

ののさん

国を滅ぼすかも知れない 傾国の美人・・になると予言された少年・・

彼は学校に通いながら
城に楽器を扱う楽師(宴専門)として使えてたが・・

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2011-09-21 23:18:24 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:738   閲覧ユーザー数:736

久し振りに許可をもらって市場(スーク)に行った…傾国な美人の兄

もちろん護衛の方つき

 

御菓子のお店屋に入り込んで

わ…北の国のリンゴの砂糖浸け

懐かしい…

 

妹がこの御菓子が大好きで…

 

 

そして…子ども時代に妹が

 

そこで微妙に顔を歪ませる…

 

 

思い出す…確かにあれは…僕の…

 

 

お兄ちやん!

リンゴの砂糖菓子を取った…

 

え!ごめんね…間違って食べた…

口の中でモゴモゴいわせがら

慌て謝る

 

だが…妹は許してはくれなかった…

 

ツカツカと近づくなり…

顔を両手でガッシリと

つかみ

 

そして…ブチュ!と唇を合わせた!

 

え!

と驚く暇もなく…

 

なんと…口の中から

リンゴの御菓子を強奪したのだった…

 

 

呆然とする兄

モグモグさせて幸せそうな妹…

 

 

思い出す…なら

あれが…僕の初めてのキス…

 

なんか…すごく…悲しい…

 

以上でした…


 
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