「真・恋姫無双 張遼伝~蒼天の刃~」
第壱章 「出会い」 第弐幕
~森の中の家~
チュンチュン カァーカァー アホーー アホーー
張遼「zzz~zzz~zzz~・・・・・・って誰がアホやねん!!」(ズビシッ!)
アホーー アホーー アホーー
張遼「黙らんかい!!(怒)・・・ってここ何処やねん!!(汗)」
??? 「騒々しい人ですね」
張遼「っ!!何もんや!!」
??? 「何もんと言われましてもこの家に住んでるものとしか答えられませんが」
張遼「そんなんことどーでもええんや!!」
??? 「・・・・・・・・(いや、よくないでしょ・・)」
張遼「ここは何処やねん!? あんた誰やねん!? あの虎は!?・・・ってウチの武器何処!?」
??? 「ほんと騒々しい人ですね(汗)」
張遼「うっさいわボケェ!! お前賊か!賊でええねんな! ぶっ飛ばしたるから武器返せや!!」
??? 「・・・・・・・・」(無言)
張遼「なんか答えろや!! うっっ!!」 ズキズキ
??? 「あなたの現状を説明させていただきますと、この森に迷い込んだ貴女はこの森を縄張りとする大虎の群れに遭遇、襲いかかってきた虎と交戦、5頭中4頭倒すことに成功したが最後の一頭を倒す前に一撃をもらい力尽きたようでした。そこに通りかかった自分が虎を追い払い、そのまま獣の餌にするのも忍びないのでこの家まで連れ帰った次第でございます。」
張遼「話長っ!!」
??? 「ここが何処かといいますと「まだ続くん!?」・・・この森の最深部にあります自分の住処でございます。「無視して続けた!!」・・・自分はこの家の主で、貴女の武器ならそこの壁に立てかけてあります「あった!!」・・・賊なら貴女の手当てもしませんし、武器も隠します、それ以前に拘束されていないのですから捕まっていると認識するのはおかしいと思います。初対面の相手にそこまで好戦的な態度をとるのはいかがなものでしょうか? それに貴女の体調の面からも、現状を把握しようとしていないところからも常識を疑いたくなります。」
張遼「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
??? 「・・・・・・・・・・・・・・・・」(無言)
張遼「・・・・すんませんでした・・・(汗)」
第二幕 終
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久々の更新であります。(謝)