No.280453

熱中症バカ ねくすと

茶々零さん

第2回同人恋姫祭り作品でございます。
第1回の話の続きとなります。

2011-08-21 02:55:06 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:5720   閲覧ユーザー数:5070

 

 

 

 

 

 

前回のあらすじ

 

 

系統の違うバカが熱にやられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周泰→猫バカ

 

 

魏延→劉備バカ

 

 

夏侯惇→純粋にバカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華琳「ではこれより緊急三国会議を始める」

 

 

魏の王である華琳の号令により始まった三国会議。 会議に使われている部屋には三国の王と軍師だけでなくほとんどの武将が並んでいる。 過去にも三国会議が行われた事はあるが、ここまで各国の主要人物が集まったのは五胡の侵攻以来ない。 それだけ今回の議題は重要なものだと言うのがわかる。

 

 

冥琳「今回の会議の進行をさせていただく周瑜だ、よろしく頼む…」

 

 

そう言いながら呉の筆頭軍師である冥琳が立ち上がり頭を下げる。

 

 

冥琳「さて、急を要する内容なので早速議題に入らせて貰う。 今回は先日熱中症にかかった各国の武将についてだ」

 

 

桔梗「焔耶に春蘭、明命だな」

 

 

稟「綺麗に各国一人ずつかかりましたね……」

 

 

穏「かかってしまったのは仕方ないにしても、治った後に問題がありますね~」

 

 

朱里「そうですね、三人が三人共性格が変わってしまいましたからね」

 

 

ここでわかりやすく三人の性格を説明しておこう。

 

 

 

春蘭→知能が上がって万能武将に!

 

 

焔耶→罠を併用して戦闘を行い一筋縄ではいかない!

 

 

明命→ニート(笑)

一刀「こうやって考えてみると魏と蜀は被害どころかいい事のようにも思えるんだけど……」

 

 

風「それがいい事ばかりではないのですよ~」

 

 

一刀「そうなの?」

 

 

華琳「そうなのよ、まず春蘭だけどあの性格になったのは初めてじゃないわよね?」

 

 

その通りだ春蘭は過去にも同じ様な状態になっている、三国合同記録会の時だ。 身体能力以外にも学問の試験もあった。 春蘭は前日までの慣れない学問の詰込学習をしたせいであの性格になった。 その時の試験の結果は並居る三国の軍師達と肩を並べて三位に入っていた。 あの時の桂花は大変な事になっていた。

 

 

一刀「もしかしてここに桂花がいないのはそのせいか?」

 

 

秋蘭「あぁ、あの時の事を思い出したのか、うなされている」

 

 

なるほどトラウマになってしまっているわけか……

 

 

紫苑「状況的には蜀も同じかしらね…」

 

 

翠「蒲公英がな……焔耶の罠に掛かったのが堪えたらしくて元気がないんだ」

 

 

確かに春蘭と桂花の状況と似ているな。

 

 

蓮華「一番の問題はうちの明命だ……」

 

 

『…………………………』

 

 

明命の話が上がると三国の誰もが口を閉ざしてしまう。

 

 

雪蓮「まさかあの明命が怠け者になるなんて思いもしなかったわ……」

 

 

現在の明命の状況……部屋から出てきません…

食事は部屋の前に置くと取るが手しか出てこない。 ある意味一番手に負えない。

一刀「華佗はなんて?」

 

 

冥琳「三人共健康そのものだそうだ、医療の観点から言ったら口を出す事はないと言われた」

 

 

医者まで匙を投げるか……ちょっと違うか? ……てかどうやって明命を診たんだ?

 

 

華琳「このまま議論してもしょうがないし、責任者を決めましょう」

 

 

一刀「責任者?」

 

 

華琳「現状では有効な方法も浮かばないしこの問題だけを長期に議論する訳にはいかないわ……というわけだから頼むわね一刀」

 

 

一刀「………………………………は?」

 

 

流れるような指名に俺はしばらく反応が出来なかった。 気付くと部屋にいる皆が俺の事を見ていた。

 

 

一刀「ちょっと待って……何で俺?」

 

 

華琳「理由を挙げるとすれば三国のみんなと分け隔てなく交流しているからかしら? それに長期でも時間が取れるでしょ?」

 

 

桃香「三国から一人ずつ責任者を出しても結局平行線になりそうって朱里ちゃん達も言ってたし、ご主人様ならひま……時間取れるでしょ?」

 

 

雪蓮「…………暇でしょ?」

 

 

一刀「うん、理由はわかったけど雪蓮に言われたくないな。 桃香も本音漏れてるし……」

 

 

冥琳「それではこの件に関しては北郷に一任する」

 

 

一刀「ちょ……」

 

 

冥琳「では解散!!」

 

 

一刀「待て~~~!!!!」

 

 

                                                                 つづけ!!

 

どうも茶々零でございます。

 

第2回同人恋姫祭りの投稿でございます。

 

 

第1回の作品の続編になります。

主要メンバーが出てねぇ;

時間が思ったより取れなくてこんな感じになってしまいました;

 

 

とりあえず自己紹介

 

 

『真・恋姫†無双~西涼を照らす光~』

『真・恋姫†無双 ~覚醒美羽様と行く袁術√~』を投稿しています。

 

更新の遅さが弱点です。よければご覧ください。

 

 

 

私のお勧め

 

前回は小説だったので今回はイラストを描いている方を紹介させていただきます。

 

 

はっとり様

恋姫のイラストやマンガを描いている方です。

ほのぼのした感じの絵がとても好きですb

 

 

これからも恋姫が盛り上がる事を祈ります。

 

それではノシ

 

 


 
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