此処は地球とはうーんと離れた異世界ハルケギニアにある、トリステインにある魔法学院から物語は始まる。
魔法学院の広場にある噴水のそばでこの物語の主人公―平賀才人―はご主人様である―ルイズ・ド・ラ・ヴァリエール―の下着を洗っているところだった。
「たくっ、ルイズのやつ・・・・、機嫌が悪いとすぐにこれだよ。俺は水精霊騎士隊の練習があるのにってよぉ・・・・、ここまでして何かご褒美がないとやってらんね~っての!」
そういいつつもテキパキと手際よく作業していくサイトである。
それにしても真冬に冷水は堪える。
「あら?そこにいるのは、サイトさんじゃないですか?」
目の前から女の子の声がして顔を上げてみてみると、
「シエスタ」
サイトが騎士になってから専属のメイドになった、仲良しの女の子だ。
素朴で可愛らしい顔をにこりとさせ、サイトを見つめた。
「すみません。サイトさん、本当は私がしなけゃいけなかったのに・・・・、ちょうど厨房のお仕事が立て込んでまして、本当にすみませんでした」
「いや、いいよ。シエスタにばっか仕事さすのもあれだしさ、それに洗濯は慣れてるから平気だよ」
シエスタの謝罪の言葉に申し訳ないと思ったのか、サイトは気にするなという風に手を振った。
「は、はい。でも、どうして洗濯なんかを?また、ミス・ヴァリエールを怒らしたんですか?」
「う~ん、まぁ・・・・。そんなに大したことはしてないんだけどね。俺なりには・・・・」
話は数時間前にのぼる・・・・・・
「ルイズ?どうしたんだ?肩なんか揉んで?」
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ゼロの世界を自分の妄想風に仕上げるつもりです。