ベッドで寝ている少女。床で寝ている男。

ふたりは同じ部屋にいた。

男は眠れないでいるようだった。

何度もベッドの方向をちらりと見ている。

落ち着かない。なぜだろう。

なんだか苦しい。もやもやする。

欲求が、爆発しそうだった。

もう我慢できない。

嫌われてもいい。欲求を満たすためには。

男は立ち上がり、ベッドの方へ歩み寄る。

女のやわらかな白い腕に触れると、

乱暴にベッドからひっぱり出す。

服を着ているとはいえ、少女特有の

しなやかな肢体があらわになる。

男の興奮は最高潮に達した。

男「だめだ。もうがまんできない」

少女「何をなさるおつもりですか！？

　　　怖いです、やめてください」

男「うるさい！　おとなしく言うことを聞け！」

数分後。

男「はー、ふかふかのベッド気持ちいい！」

男は少女を床に寝させると、自分ひとりだけベッドの中に入り込んだ。

ふかふかのベッドは気持ちよく、男はそのまま寝てしまった。

完