No.229825

恋姫無双~転生せしモノ~#7

零崎煌識さん

恋姫無双~転生せしモノ~第7話です

2011-07-22 18:12:03 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3376   閲覧ユーザー数:3138

 ~想夜side~

 

 思春(甘寧の真名)を仲間にし、クソ太守の犠牲者を助け出した後、錦帆賊の船で城の近くの港まで行き、待機していた兵に保護した人達を預け、思春を連れて城に行き鳴蓮姉様に錦帆賊を孫呉の軍に入れる承諾を貰った。その後、色々あって思春は蓮華の護衛兼付き人みたいなのになり、賊退治の時は俺の副官として今後の孫呉を支える将の一人になる様、俺が面倒を見る事になった。

 

 それから数年の間に色々あった。戦闘の終わった後の雪蓮の発情が酷くなって、昔は2、3回程度やったら済んだものが、最低4回はやらなければ治まらなくなったり、雪蓮だけ構うのはズルいと言われ、祭姉、冥琳、七姉妹とかに閨に引きずり込まれたり、鳴蓮姉様が友達の美愛さん(真名は袁逢さん)に会いに行くとき護衛としてついていき、美愛さんと娘の美羽(袁術の真名)と美羽のお付きの七乃(張勲の真名)に気に入られてちょくちょく美羽に勉強を教えたり、悪い事をした美羽と七乃を叱ったり、とある村に行った時、趙雲という女性に戦い方を少し稽古をした。七姉妹と俺の8人で任務で賊退治に行ったときに七姉妹の賊の倒し方というか殲滅した後の場所が地獄の様だったので七姉妹に“煉獄の七姉妹”という二つ名がついて本人達も満更ではない様子だった。

 俺は今鳴蓮姉様達と劉表軍と戦っている。

 

 ザシュ、ザクッ、グシュッ、グサッ。

 

 「ちぃっ、流石に数が多いなっ!」

 

 俺は正宗(FFのセフィロスと同じのも)で劉表軍兵士を切り殺しながら言った。

 

 「なに、もうへばったの?」

 「そんなわけないでしょっ、鳴蓮姉様っ!・・・まだまだ余裕ですよっ!」

 

そう言っている内に俺と鳴蓮姉様との距離は離れていった。

 

 「くっ、鳴蓮姉様っ!」

 「堅殿っ!」

 「母様っ!」

 

 兵の練度が良くないので連携があまり取れていない劉表の軍なのだが人数が多いので俺や祭姉達と鳴蓮姉様はどんどん引きはがされていった。俺はできるだけ急いで周りの敵を切り殺し鳴蓮姉様の向かった方に向かった。

 

 ~想夜side end~

 ~第三者side~

 

 「孫堅覚悟っ!」

 

 そう言って劉表軍の兵が矢を放った。鳴蓮はその矢を避ける事が出来ないと判断し咄嗟に目を瞑ったが何時まで経っても矢の当たった感覚がしないので目を開けるとそこには鳴蓮を庇い目をやられた想夜が立っていた。

 

 「想夜っ!!」

 「くっ、八門一閃っ!」

 

 想夜は一瞬で八つの斬撃を放ち、兵を殺した。

 

 「大丈夫かっ、想夜!」

 「大丈夫です。それより鳴蓮姉様は大丈夫ですか?」

 「あぁ、大丈夫だ。」

 「そうですかっっ。それじゃぁ、皆の所まで戻りますよ。」

 

 そう言って想夜は刺さっていた矢を眼球ごと抜き取った。そして祭達の所に戻る為に劉邦の兵を切り殺しながら後退し始めた。

 

 「死ねぇぇぇ、孫堅っ!」

 「ちぃっ、黄祖っ!」

 

 兵の中から黄祖が剣を振り上げ鳴蓮に襲い掛かった。

 

 「鳴蓮姉様っ!ちぃっ、邪魔だぁぁぁぁ!!」

 

 想夜は鳴蓮の下に向かおうとしたが、兵たちに邪魔され向かう事が出来なかった。そうしている間に鳴蓮と黄祖の戦闘は続き、劉表の兵が鳴蓮の背後から矢を放ち、鳴蓮はその場に倒れた。

 

 「がはっ、卑怯だぞ黄祖っ!」

 「ふん、勝てば良いのだよ勝てばなっ!」

 「鳴蓮姉様ぁぁぁぁ!!」

 

 想夜は鳴蓮と自分の間にいる兵を切り殺し鳴蓮の元に向かった。

 

 「黄祖ぉぉぉっ!」

 

 想夜は叫びながら、鳴蓮に止めを刺そうとしている黄祖に切り掛った。

 

 「ちぃぃっ。」

 

 黄祖は想夜の斬撃で深手を負いその息は虫の息だった。

 

 「鳴蓮姉様っ!」

 「逃げなさい、想夜。」

 「何をしているっ、孫堅と太史慈を殺すのだっっ!!」

 

 虫の息の黄祖の命令で想夜達に襲い掛かる兵を殺しながら想夜は鳴蓮を担いで逃げた。

 想夜はボロボロになりながら孫堅を運び祭達の元に戻った。

 

 「母様、想夜っ!」

 「堅殿、想夜っ!」

 「鳴蓮様、想夜っ!」

 「雪蓮、祭姉、冥琳っ!」

 「どうしたの?!」

 

 想夜は先程までの黄祖との事を話した。そしてそれを聞き雪蓮たちは残りの劉表の兵を皆殺しこの戦いは終わった。

 

 ~第三者side end~

 ~想夜side~

 

 戦いが終わった後、俺たちは鳴蓮姉様の元に集まった。そして皆で鳴蓮姉様と最後の時を過ごし、鳴蓮姉様が俺と二人っきりにして欲しいと皆に頼み、俺と鳴蓮姉様は二人っきりになった。

 

 「鳴蓮姉様。」

 「想夜、そんな泣きそうな顔しないで。」

 「でも、俺がちゃんと守れていればっ!」

 「気にしないで。それよりその目、私を庇ってごめんなさい。」

 

 そう言って鳴蓮姉様は俺の潰れた方の目元を撫でた。

 

 「気にしないでください。」

 「駄目よ。私は今から死ぬから、私の死んだ後、私の目を貴方にあげるわ。」

 「何をっ。」

 「貴方の業、命結びで私の目を貴方のモノにしなさい。そして、私の娘達と孫呉の皆、そしてあなた自身を守ってちょうだい。」

 「っ御意。」

 「ふふふ。これで安心して逝くことができるわ。」

 

 そして俺は皆を呼びに行き、鳴蓮姉様は皆に看取られて逝った。

 

 ~想夜side end~


 
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