No.228034

華雄同人ゲーム原稿

yagamiさん

皆様お久しぶりです。華雄同人ゲーム作るぞ!と意気込んだはいいものの、修正に次ぐ修正や追加イベントなどで中々製作が進まないyagamiですorz
待っていてくれる方には大変申し訳ないと思っています。

製作が進むたびにムフフ拠点だけだと物足りなく感じてしまい、萌将伝基準で華雄のノーマル拠点も盛り込んでいく事にしました。で、参考までに華雄と一刀の出会い?イベントの原稿をアップしたいと思います。

2011-07-15 04:36:14 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3456   閲覧ユーザー数:3005

 

読む前に…

 

この原稿はゲーム用なので台本型の会話メインで進みます。

 

萌将伝がベースになります。

 

説明不足で状況が分かりにくい箇所もあるかもしれませんが、背景やキャラクター立ち絵表情などで表現予定です。なので、わざと情景を文章にしていない部分もあります。

 

背景指定や効果指定を『○』で指定しています。

 

それでは

 

拠点①『華雄襲来・おら腹がへって力が出ない』

 

をどうぞ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

○空をみあげながら

 

 

乱世が終わり、魏・呉・蜀の三国同盟が成されていくらかの時が過ぎた。

 

 

一刀「ん~っ、今日もいい天気だ」

 

 

 

○市場

 

 

今日は凪達三人組をつれて町の視察に来ている。

 

 

周りには威勢のいい声があちこちで響いていて、順調に街が復興しているんだなと実感できる。

 

 

一刀「うんうん、商人たちも順調に増えてきたね」

 

 

凪「はい、隊長の言う通り通貨を統一したら沢山の商人たちが集まってきました」

 

 

沙和「本当なの~。沙和びっくりなの~」

 

 

真桜「ほんまやな~、さすが隊長や」

 

 

一刀「はは、でも人が増えれば治安も悪くなりがちだから、警邏も更に頑張らないとね?」

 

 

凪「はいっ!必ず隊長の期待に答えて見せます!」

 

 

真桜「おぉう、凪が燃えとるで」

 

 

沙和「凪ちゃん、隊長の前だから凄くはりきってるの~。 でも、熱くなり過ぎると凪ちゃん気弾連発して悪党と一緒に建物も壊しちゃうから心配なの~」

 

 

凪「さ、沙和っ」

 

 

真桜「あ~、それはあるな~。まぁ、ウチにかかればちょちょいっと修理出来るけどな♪」

 

 

凪「真桜まで……た、確かにそういう事もあったけど…ごにょごにょ」

 

 

一刀「まぁまぁ、俺は凪がちゃんと周りに被害を出さないで相手を捕らえてくれるって信じているから」

 

 

なでなで

 

 

凪「た、隊長っ!?」

 

 

真桜と沙和のつっこみに落ち込み気味の凪を頭を撫でると、一瞬凪の身体が跳ねて、そのまま下を向いて赤くなってしまった。

 

 

真桜「かぁ~っ、さすが隊長! そんな事言われたら絶対に周りに被害を出さんように捕まえなあかんな?凪ぃ」

 

 

沙和「ふふふ、凪ちゃん真っ赤なの~」

 

 

凪「う、ぅうう」

 

 

沙和「でも凪ちゃんだけ撫でられるなんてずるいの~。 沙和も頑張るから撫でて欲しいの~」

 

 

真桜「せやせや、凪だけ贔屓はあかんわ~」

 

 

一刀「もちろん、真桜と沙和の事も信じてるって。 だから頑張って治安をもっと良くしていこうな?」

 

 

なでなで

 

 

沙和「えへへ」

 

 

真桜「にしし」

 

 

俺に頭を向けて催促する二人を、苦笑いを漏らしながら撫でていると

 

 

 

 ざわざわ…

 

     ざわざわ…

 

 

 

一刀「ん? なんか急に騒がしくなってきたか?」

 

 

凪「…ッハ!?」

 

 

きょろきょろ

 

 

凪「た、隊長、むこうで人垣ができています!」

 

 

凪が指差す方向に目を向けると確かに人垣が出来ている。

 

 

一刀「何か事故が起きたのかもしれない。行ってみよう」

 

 

凪「はっ!」

 

 

沙和「はいなの~」

 

 

真桜「了解やっ」

 

 

 

 

○音「タタタタタ」

○移動表現

 

 

 

 

 

 

  ざわざわざわざわざわ

 

 

 

沙和「うわ~、凄いぎゅうぎゅうなの~」

 

 

沙和がうんざりしたような声を漏らす。確かに、遠目から見ていたよりも近づくと思いのほか人数が多く、道が完全にふさがれている。たぶん商人が集まり町の人口が増えた影響だろう。

 

 

こんな状態では何か起こったときに咄嗟に行動できないな。後で朱里達に相談しないと

 

 

まぁ、今はそれよりも

 

 

一刀「すみませーん、ちょっと通してくださいー!」

 

 

凪「警邏隊です! 道を空けてください!!」

 

 

真桜「はいはい~、ちょ~っと通してな~!」

 

 

沙和「う~通してなの~!」

 

 

俺たちは声を上げながら、人を掻き分けて人垣の中心へと進んでいく。

 

 

凪「っ、あれはっ!!隊長、人が倒れていますっ!」

 

 

一刀「なにっ!?」

 

 

先を行く凪が中で何が起こっているのか伝えてきた。俺は、更に速度を上げる。

 

 

 

 

 

 

○移動表現

 

 

人垣を抜けると、金髪の幼…少女。青髪の女性。薄紫髪の巨大な斧を持った女性三人がうつ伏せに倒れていて

 

 

俺は慌てて駆け寄り、一番近くに居る薄紫髪の女性を抱き起こそうと

 

 

真桜「ちょっ!」

沙和「あ~っ!」

凪「隊長っ!」

 

 

一刀「大丈夫で…ぐぇっ」

 

 

凪に後ろから襟を掴まれて止められてしまった。

 

 

凪「も、申し訳ありません! ですが武器を持っている相手に御一人で駆け寄らないでくださいっ! 万が一があっては困ります!」

 

 

真桜「せやせや、いくら倒れているからっていきなり暴れだすかも知れへんしな」

 

 

沙和「そなの~ここは沙和達に任せるの~。 別に隊長が知らない女の人を抱きかかえるのが嫌な訳じゃないの~」

 

 

一刀「けほっけほっ……わ、わかったよ。 でも早く城の医務室に運んで上げたいから。 凪はとりあえず三人の容態を確認してくれ」

 

 

凪「はい!」

 

 

一刀「沙和は警邏隊を呼んできてくれ。 俺と真桜は人垣の整理をして道を空け」

 

 

 ガシッ

 

 

一刀「うおっ!」

 

 

三人「「「隊長っ!?」」」

 

 

凪達三人に指示を出していると、倒れている女性の手が伸びて俺の足を掴んできた。

 

 

凪「こ、このっ」

 

 

一刀「凪っ、待った!」

 

 

凪「…っ!しかし隊長っ」

 

 

一刀「大丈夫、手にほとんど力入ってないないみたいだ。 これなら襲われる事もないよ。 沙和も真桜も構えを解いて良いから」

 

 

凪「………わかりました」

 

 

沙和「まったく、しょうがないの~」

 

 

真桜「まぁ、隊長やしなぁ~」

 

 

薄紫髪の人「ぅう……ぅ」

 

 

一刀「さて、意識があるみたいだし、とりあえず事情を聞いてみよう」

 

 

俺は、脚を掴んでいる手を優しく解いて、力の抜けている身体を慎重に抱き起こす。

 

 

そして、薄紫髪の女性の顔がゆっくりと上を向いて

 

 

俺+三人「「「「え」」」」

 

 

薄紫髪の人「ぅぅ…な、にか…食……ガクッ…」

 

 

ぎゅるるるるるるるるるるぅぅうう

 

 

一刀「…………」

 

 

凪「…………」

 

 

真桜「…………」

 

 

沙和「…………」

 

 

凪「た、隊長………この人……」

 

 

沙和「え~と。か、か…華なんとかさんなの~」

 

 

真桜「沙和。華雄や、かゆう」

 

 

沙和「お~そうだったの!確か反董卓連合の時に見た事あるの~」

 

 

真桜「…………な、なぁ、よぉ~見ると金髪の嬢ちゃんと青髪の姉ちゃんも、みょ~に見覚えがあるんやけど」

 

 

凪「っ!…………え、袁術と張勲に見えます」

 

 

張勲(きゅぅうう)

袁術(きゅるるぅ)

 

 

一刀「…………」

 

 

真桜「あちゃ~、こりゃひと波乱おこるで。中心は間違いなく隊長でなぁ」

 

 

沙和「ご愁傷様なの~」

 

 

凪「隊長……………埋めますか?」

 

 

真桜「おぃおぃ…凪」

 

 

沙和「凪ちゃん、それはちょっと……って、さっきから隊長固まったまま動かないの~」

 

 

真桜「ん、隊長? なんやぶつぶつ言っとるなぁ。ん~、なになに?」

 

 

一刀「……ハハ綺麗な顔…してるだろう?嘘みたいだろう…死んでるんだぜ…これで……」

 

 

真桜「いやいやいや、死んどらんって、三人ともめっちゃ腹の音なっとるから」

 

 

凪「やはり、埋めたほうが…」

 

 

真桜「あぁもう、凪も真面目な顔でボケるのやめい! 沙和、隊長を一発どついたり」

 

 

沙和「まかせて~なの~。 えいっ」

 

 

一刀「ふごっ!?……ッハ!驚きすぎて一瞬頭が真っ白になってた。まさか華雄に袁術、張勲がこんなところで倒れているなんて……」

 

 

三人とも空腹で行き倒れになったのだろう。さっきから三人の腹からギュルギュルと盛大な音が聞こえてくるし。

 

 

よく見ると抱えてる華雄の顔色がどんどん悪くなっているような……って、これはまずいかもしれないっ

 

 

一刀「凪、沙和、真桜! 手遅れになる前に三人をどこか食事が出来る場所に運ぼうっ」

 

 

凪「はい!」

 

真桜「了解!」

 

沙和「了解なの~」

 

 

こうして俺たちは、餓死寸前にみえる三人を急いで近くの飯屋まで運ぶのであった。

 

 

 

 

 

 

 

★★★★★★拠点①『華雄襲来・おら腹へって力が出ない』終★★★★★★

 

 

 

 

 

 

とまぁ、こんな感じで萌将伝を参考に華雄を絡めてみたり。

 

どうだったでしょうかね?

 

凪がちょっと黒くなってた気もするけど…許してください><

 

あと華雄メイン同人ゲームのシナリオなのに…凪達三人がメインだったよ!とかつっこみは無しの方向で…

 

どうしてこうなったorz

 

まぁ、色んなキャラとのからみがあったほうが原作っぽさが出るからいいのですけどね。

 

それに、次の拠点から華雄さんメインになるっ……はず…

 

立ち絵もちょろちょろ増えてます。

 

 

 

 

原作見ながら、出来るだけ近づけるように描いて行ったら似たようなポーズになってしまった…

でも、トレースじゃないですよ!

 

 

 

 

 

あと今月中に、今日上げたシナリオと上の立ち絵(着色後)を使ってゲームにした体験版をアップ出来たらなと考えています。(BGMは無しか、フリーのものになると思います)

 

原作のBGMは、有料にて音楽製作をしてくれるサイト様に耳コピアレンジを依頼しましたので、完成したら順次差し替えを行っていくつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

さて本題。

 

萌将伝基準で、華雄が本編出ていたらこんな拠点があってもいいんじゃないかな!

とか考え付いた方が居たら是非文章におこしてみせんか?

 

 

華雄拠点が思いついて、同人シナリオとして使っていいよ!という方が居ましたらショートメールかコメントにて連絡ください。

 

 

あと、申し訳ないですが100%書いてもらえたシナリオを採用します!とは言えない場合もあります。

 

既に私が書いたシナリオと設定が矛盾してしまった場合など

 

なので、先にショートメールなどであらすじだけでも送ってもらえると完成後に、私の設定と矛盾するという事態を回避できると思います。

 

 

注文が多くて申し訳ないですが、書いてみよう!という方や、質問がある方は気軽にご一報ください。

 

 

一応締め切りを7月いっぱいまでとさせていただきます。

 

 

 

 

 

それでは!


 
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