No.227750

真・恋姫無双~2人の飛将軍~ 第7話

cavalさん

黄巾党が壊滅し一時的にも大陸は平和になったが戦乱の世は止まる事を知らない。
そして大陸は新たな争いの火が燃え上がる

作者)
8話は7月13日更新予定

2011-07-13 08:58:06 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:20351   閲覧ユーザー数:16674

第7話 月と天

 

黄巾党壊滅から2年。小さないざこざ等はあったものの大陸は平和そのものだった。しかし少帝崩御、献帝(劉協)の即位、相国として董卓が洛陽に入ったことにより世界はまた大きな戦いの波に飲み込まれていくことになる。

 

 

洛陽 執務室

 

「詠ちゃん~こっちの書類終わったよ~」

 

「ありがと~月。こっちももうすぐ終わるわ。そうしたらお昼にしよっか」

月とよばれたのがいま噂の董卓、そして董卓の筆頭軍師にして親友の賈駆。

 

洛陽 中庭

 

「いくぞ!霞!」

 

「きいや!華雄!」

金剛爆斧と飛龍偃月刀が激突し大きな金属音が鳴り響く。

その後も連続して金属音が鳴り響く。しかし華雄の一瞬の隙をつき、霞の飛龍偃月刀の切っ先が華雄の首元手前で止まった。

 

「うちの勝ちやな?」

 

「私の負けだ・・・」

模擬戦で疲れた体に水分を取り入れながら華雄が霞に話しかける。

 

「霞のその強さはだれかに教わったのか?」

 

「ほとんどは独自やけど細かいのは恋から学んだんや」

 

「恋?恋というとあの『飛将軍』の1人か?」

 

「そうそう、あの2人は元々茜かあ様のとこにおったんやけど黄巾党の乱の戦後処理が終わったらいなくなってん。あいつら元気しとるかなぁ・・・」

久しく会っていない友を思い霞は空を見上げた。

 

―――ほんまにどこいったん?一刀・恋

 

霞の純粋な気持ちとは違い、一刀たちを思う者達もいる。

 

「桂花、あの2人の動向は今だつかめてないの?」

華琳がイラつきながら桂花に問う。

 

「申し訳ありません!約1年半前に丁原軍を抜けて旅立った、というのはつかんでるのですが、どうしてかその先の動向が煙のごとく消えていて、情報がないのです・・・」

 

「桂花の情報網に掠りをしないで旅をすることなんて可能なの・・・?」

 

―――あの飛将軍に限って死んだとは思えない・・・なにこの不愉快な感じは・・・

 

そうあまりにも不自然な「飛将軍」北郷一刀・呂布の失踪は天下に名乗り出ようと考えている諸侯に対して無言の圧力をかけている。それまでに一刀・恋の影響力は深まりつつあった。

 

そんな中袁紹から反董卓連合への参加の檄文が各諸侯に送られる。

 

「洛陽にて董卓は悪政を行い、少帝も捕らえられ傀儡とされている。帝と民を救うために董卓を倒しましょう」

これが檄文の簡単な内容だった。

 

そしてこの連合を好機と見た諸侯や、純粋に民のためにと考えた諸侯が反董卓連合として集まり始めた。

 

洛陽 玉座

月たちにもこの連合の情報が入り、すべての武将が集められた。

 

「反董卓連合やて!月と詠が悪政を行ってるわけがないやろ!」

霞が飛龍偃月刀を怒りで握り締めながら叫ぶ。

 

「なんだこれは・・・むちゃくちゃじゃないか、詠。こんなので諸侯があつまるのか?」

華雄があごに手を当てて思案する。

 

「この檄文を本気してるのは少ないわよ。でもこの機会に天下に名乗り出ようと考えているものもいる以上反連合軍はほぼ確実に結成されるわ。」

詠がため息をつきながら答える。

 

「で、詠よ。これからどうするのだ?」

華雄が詠に尋ねる。

 

「なにもしないわけにはいかないわ。月と協を守らないと」

 

「うちらにまかせとき!月や協には指1本触れさせはせぇへんで!なぁ!華雄!」

 

「うむ、当然だ!この華雄伊達で猛将軍とはよばれてはおらんことを見せてくれようぞ!」

霞と華雄が声を上げていまにも玉座から出て行こうとするのを詠が止める。

 

「まって霞・華雄。あなたたち伝えないといけないことがあるわ」

 

「なんや?伝えないといけない事って?」

 

「もういいわ、入ってきて!」

その詠の言葉に玉座の間の扉が開いた。

 

入ってきた者を見た霞は驚きのあまりに声がでなくなった。

氾水関からすこしはなれたところにある反董卓連合本陣に参加する各諸侯の軍勢が集まっていた。

 

反董卓連合には檄文を飛ばした袁紹を筆頭に袁術、曹操、孫策、劉備、公孫賛、馬超と有力諸侯がほぼ一同に参加した。

 

そしてそれぞれの軍の代表があつまり軍議を始めたが・・・袁紹に円滑な会議はできないとわかっている諸侯は袁紹をさりげなく無視しつつ行っていたとか・・・

 

その軍議の中で劉備と公孫賛は袁紹から前曲を押し付けられてしまう。公孫賛・劉備ともに小さな軍であったことが欠点となり拒否することができずそのまま引き受ける事になった。

 

こうして連合の布陣は前曲に劉備と公孫賛。中曲に曹操と馬超、孫策。後曲が袁紹、袁術ということになった。

 

氾水関

「報告します。敵先陣は「公」と「劉」とのこと、すでに陣から出立しこちらを目指しています」

 

伝令からの報国を霞と華雄は聞く

「わかった、またなにか新しい情報が入ったらすぐに報告してくれ」

 

氾水関の中では守備隊のメンバーが連合軍を向かい打つために準備をしている。圧倒的な兵力差があるのにもかかわらず皆の顔に恐怖はない。現在氾水関の守備兵のほとんどが元丁原軍所属だったもので、守備兵の小隊長は一刀・恋が「飛将軍」と呼ばれるきっかけとなったあの匈奴との戦いを生き抜いたもの達が勤めている。よって野戦では勝ち目はなくとも篭城戦に関してはかなりの練度をほこる部隊が配置されたことになる。

 

「華雄!しつこいようやけど絶対に打って出たらあかんからな!」

洛陽を出てからすでに数十回と繰り返されているこの言葉。

 

「わかってる!霞!もう耳にたこができそうだぞ・・・」

もううんざりとした顔の華雄がそこにいた。

 

数刻後

華雄・霞が率いる氾水関守備隊と劉備・公孫賛の連合軍が対峙した。

戦いをはじめる前の舌戦にて劉備・公孫賛は華雄を挑発し、兵を引きずり出そうとしたが、華雄はその挑発に耐え切り、関の中に下がった。

 

しかし華雄の手からは血がにじみ出て唇からも血が流れていた。

 

劉備・公孫賛は華雄が挑発に乗らなかったため真っ向から氾水関を攻めるしかなくなり関羽・張雲

を中心に攻城戦を行った。しかし匈奴から国を守っていた丁原守備隊が数では劣るもののしっかりと1人1人を矢や石で倒していく。半日以上の戦闘後氾水関のあまりの硬さに多数の兵を消耗した劉備・公孫賛連合軍は一度退却を余儀なくされた。

 

劉備・公孫賛連合前線陣地

桃香・愛紗・朱里はけが人が運ばれている天幕を見て回る。

 

「朱里ちゃん、けが人の数はどれぐらい?」

天幕の中で痛みに呻く兵士たちの姿を見ていた桃香が隣に同じように青ざめた顔をしている朱里に話しかける。

 

「はわわ・・付いてきてくれたほぼ3割にあたる人が死亡または戦闘不能の状況です・・・ほかの人たちもなにかしらの怪我を負っているため無傷な人は全体の半分ぐらいかと・・・」

 

その話に愛紗も顔を青ざめる。

「そんなにも被害が・・・」

 

「ええ、向こうの守備隊の篭城戦に関しての練度が恐ろしく高いです。敵の進軍をとどめるのではなく、しっかりと狙って撃ってきてます。そして死亡させるのではなく怪我をさせることを重視しているため、必然的にこちらの被害がひどい事になってます・・・」

 

青ざめている3人のもとに星が走りよる。

「桃香様、連合本陣からの指示がきましたぞ。それによると劉備・公孫賛連合は後退し、交代として前曲に袁紹・袁術軍が入るとのことだ。」

 

星の報告に桃香は喜ぶべきなのか悲しむべきなのかが分からず言葉が出なかった。

「はわわ・・・星さん。わかりました。桃香さまけが人の方々が多いですので早めに動きましょう。」

 

その様子を見た朱里が桃香を促す。朱里の言葉に我に戻った桃香が指示を出す。

「劉備・公孫賛連合は一度後曲まで下がります。けがをして動けない人を最優先で移動させてください。」

 

桃香の指示により各自が撤退準備を始めた。

 

 

翌日早朝

氾水関の霞に連合の先陣変更の報告が入る。

「霞、伝令はなんと?」

 

「お、華雄か、おはようさん。なんでも昨日の夜に劉備・公孫賛は後曲に後退。その代わり前曲に袁紹・袁術がきたらしいわ」

 

その報国に華雄は笑みを浮かべる。

「ほう・・・詠たちの予想通りだな」

 

「そういうこっちゃ、うんじゃ作戦第2弾へ移行としますか!」

 

「うむ!華雄隊、張遼隊の隊員は出撃準備をしておけよ!次は出るぞ!」

 

「は!」

 

一切知らない袁紹たちは大軍勢で氾水関へ行軍していた

 

「みなさま!袁家の兵らしく華麗に優雅に前進ですわ!おーほっほっほ!」

麗羽の高笑いが響く。

 

「みなさーん氾水関へ攻撃をはじめてくださーい!」

斗詩の指示によって袁紹・袁術軍の先陣が進軍速度を上げる。

 

しかし今回も篭城と考えていた袁紹・袁術軍の予想は外れ、氾水関の門は開き、騎馬隊が飛び出してきた。

 

「伝令ー!氾水関から敵騎馬隊が出陣してきました!」

 

「ええええ!まさか華雄と張遼ですか?」

 

「旗は紺碧に『張』!それに漆黒に『華』です!」

 

「それはまずいです!文ちゃんに敵騎馬の突撃に注意するように伝令を!」

 

 

袁紹軍が混乱で陣が崩れているところに霞・華雄が襲い掛かる

 

「神速と謳われる我が騎馬隊の力、無能な袁紹たちにみせてやりや!」

霞が率いる騎馬隊が袁紹軍の左翼に突っ込む。

 

それにあわせて

「華雄隊つっこむぞ!」

華雄率いる騎馬隊が右翼を切り裂いていく。

 

「おらおらー!死にたくないやつは逃げてしまいやぁ!」

霞が飛龍偃月刀を振るい周囲の敵をなぎ払う。

 

「おおおおお!」

華雄が金剛爆斧を敵集団へ打ち込み吹き飛ばす。

 

2人の猛将による強烈な攻撃、それに加えて騎馬の突撃によって、袁紹軍の戦線は完全崩壊。

袁紹・袁術はなにもできずに氾水関から撤退することになった。

 

その様子を見て氾水関から勝ち鬨が上がる。

 

 

氾水関の門のところで霞と華雄は合流した。

「お、華雄~そっちの被害はどうや~?」

門に入ろうとした霞が後方からやってくる1隊を見つけ、声をかける。

 

「ふ、被害などないわ。あのような雑兵相手が我が華雄隊に勝てるはずがないだろう」

久々に暴れることができたのがうれしかったのか華雄が笑顔で答える。

 

「うちも被害0や。さて第2段階あっさり終わってもうたなぁ」

 

「うむ、もうすこし苦戦するかと思ったがな」

 

「まぁ、これで第2段階まで作戦終了や!第3段階の準備をするでー!みんな作戦どおりにうごきやー!」

 

「「「は!」」」

 

氾水関へ入った後霞は自分の隊員に呼びかける。

「あと虎牢関にいるねねと洛陽の詠に伝令としてむかってくれ。『作戦は第3段階へ移行する』ってな!」

 

「了解しました!」

霞の隊の2人が関を抜け駆けていく。

 

その日は袁紹達が攻めてこなかったため準備は思ったよりも早く済んだ。

そして作戦は第3段階へ移行していく。

麗羽たちはバラバラになりながらも本陣まで退却。翌日今後どうするかでまた軍議を行っていた。

 

「麗羽、あなたたちが一番ひどいんじゃない?」

華琳があきれたように言うと言い訳がましく麗羽は答えた。

「う・・・別に私のせいではありませんわ!」

 

「口ではいくらでもいえるわ。さて劉備・公孫賛、麗羽が攻城失敗した以上、私・馬超・孫策が行くのが妥当だと思うのだけれど、どうかしら?」

 

「いいぜ」

「いいわよ」

華琳の言葉に馬超・孫策は異を唱えなかった。

 

「それで陣形だけど・・・・」

 

軍議を行っている天幕に1人の兵士が走りこんだ

「なにごとか!軍議の最中であるぞ!」

 

「報告します!氾水関から敵軍が撤退しているとのこと!」

 

「「「「!」」」」

最初に我に戻った華琳が続けさせる。

「それは本当か?!」

 

「は!ただいま斥候に出ていた部隊からの緊急の知らせです!」

 

「わかったわ。なにかまたあれば報告して頂戴。馬超、孫策いきましょう。」

 

本陣から曹操・馬超・孫策の連合が出陣するのを麗羽は本陣から見つめるしかなかった。

 

数刻後、曹操、馬超、孫策たちは報告通り無人になった氾水関に入った。

関内部にあったと思われる食料、武器は一切なく、また水源もしっかり潰されていた。

 

その様子を見て回っていた雪蓮が華琳に話しかける。

「曹操、あなたはこれをどう考える?」

 

「いま私の部下に関の周りを偵察させてはいるけど伏兵等の発見報告は来ていない。でもこの徹底振りはなにかあると思わせるに十分だわ。あなたはどう考えているの孫策」

 

「劉備、公孫賛を篭城戦で撃退したと思ったら、袁紹、袁術には野戦を仕掛けて撃退したのにもかかわらず氾水関を放棄した。これは私の勘だけどなにか洛陽や虎牢関で起き、放棄したのではなくわざとに放棄して、虎牢関で待ち構えているってところかしら」

 

「いま私たちは相手の手のひらで踊っているという事ね」

 

「そう考えるのが妥当でしょうね」

 

「誰かある!」

華琳がよびかけると近くにいた曹操軍の兵士が華琳のもとに走ってきた。

「本陣に向かい氾水関が完全に無人であることを伝えよ。またけが人以外は氾水関に移動する旨も」

 

「は!」

兵士は近くにいた兵士から馬を受け取り本陣へ駆けていく。

 

「これが相手の策としたら虎牢関に攻め込むのは慎重にいくほうがいいでしょうね」

 

「そうね、斥候を複数送って様子を見てみましょうか」

華琳、雪蓮の軍から複数の斥候が虎牢関へ向かう。

 

数刻後、周辺偵察の部隊と麗羽、劉備たちの後曲に詰めていた部隊も氾水関にたどり着いていた。

 

その日の夜、各軍代表があつまる天幕に斥候たちが次々と報告を上げていく。

・守将は変わらず張遼と華雄

・軍師として陳宮が虎牢関に入っている

・出撃の準備を行っている

・周囲に伏兵等はなし

・虎牢関の兵力は約4万

・洛陽は現在一切動きなし

 

―――特に目立ったところがないわね・・・

斥候たちの報告を聞きながら華琳は熟考する。

 

―――氾水関と同じ方法をとるのならば氾水関を放棄する必要はない。これはまだなにか策があるとみていいでしょうね。

 

華琳が顔をあげると雪蓮と視線が合う。

―――曹操も同じことを考えているようね

―――さすがは江東の小覇王は伊達ではないようね

 

斥候の報告がある程度収まり、軍議が始まった。しかし、なにかしら策があるのが分かりきっているこの状況で先陣を切るのはあまりにも損失が多い。そのことから先陣がだれがするかで長い話し合いになると思われたが・・・

 

「先陣は私達袁紹軍がいきますわ。策があったとしても圧倒的な戦力差で押し切って見せます。異論はありますか?」

という麗羽の言葉によって軍議は次の段階へ進んでいく。

 

翌日

虎牢関の前に霞と華雄の騎馬隊が展開。連合を待ち構える形を取った。

 

「報告します!敵先陣は『袁』!その数10万!」

斥候から報告を聞いたねねは伝令に下がるように指示し、全体に指示を出していく。

 

麗羽軍の野戦部隊と霞たちの部隊が虎牢関前で対峙する。

そして麗羽が斗詩と猪々子を伴い前線に進み出てくる。それにあわせて霞、華雄も前に出る。

 

「わたくしは反董卓連合大将袁紹!我等は董卓から帝と民を救うための義の軍である!まだその悪政を行い民を苦しめるのであればこちらは全力で董卓を倒させていただきます!」

 

麗羽の言葉に対して、霞や華雄ではなく別の者が答えた。

 

「反董卓連合軍大将袁紹よ!董卓が悪政を行い、そして帝を傀儡にしているという情報の真偽は確かめはしたのか?」

その言葉に合わせるように霞・華雄の部隊が中央に1本の道を作り出す。

できた道を白銀の羽織で体を覆い、顔も同じ白銀の布で覆っている者が歩みを進める・・・。

 

「たしかな情報元からの情報ですわ!もしその情報が違っていたとしても民が苦しんでいるという以上我々は洛陽へ向かわなければなりませんの!」

 

「その情報元は十常侍の張譲だな?」

その者は歩みを止めることなく袁紹に言葉を飛ばす。

 

「な、なぜそのことを知っているのですか!」

情報元の名を言われ焦る麗羽。その間にその者は霞たちの前までたどり着いた。

 

「あ、あなた何者ですの?!」

その言葉に答えるように男は頭に巻いていた布を取る。

 

そして白銀の羽織をはためかせて声をあげる。

 

「我が名は北郷一刀!『飛将軍』にて『天の御遣い』なり!」

書き始めたのが昨日の23時・・・いまは・・・9時・・・気が付いたら徹夜してました\(^o^)/

途中で疲れてニコニコ動画で恋の拠点動画を見ていたとかそんなことはないんだからね!(*ノωノ)

 

スイマセンデシタ<(_ _)>

 

 

はい、どうも作者です。

この物語も7話になり、序盤の山場である反董卓連合のお話に入りました。

前回のコメントにありましたが、この物語は月ルートで進んでいきます。

 

なぜ月ルートなのかといわれると作者が好きなキャラが固まってるから!(`・ω・´)キリッ!!

 

作者の趣味全開というわけです。ほかのルートを期待していた方申し訳ありません(´・ω・`)

 

今回のお話ですがなるべく連合側視点で描いたつもりです。理由としては詠と一刀が考えた策に連合がはまっていく様子を描きたかったからです。多くの視点移行のためわかりにくいところが出てきてるかもしれません。まだまだ文章力が足りないというのが実感できました。

 

次に今回から一気に登場人物が増えた関係で、元の名でいくべきか真名でいくべきか悩んだ挙句地の文では真名でいくことに統一することにしました。ご了承ください。

 

続いて前回のコメントに「前の世界で一刀が死んだ後の物語を書いて欲しい」とありました。

そのコメントを見るまで作者はそのネタを一切考えてませんでした!(゚д゚;)

このネタで今度外伝として書いてみようと思いますので少々お待ち下さい。

 

最後に皆様の御愛顧のおかげで『注目のルーキーランキング』第1位。『ルーキー作品ランキング』18位という高順位になっているのを「昨日」見つけて1人PCの前で悶えていました。

 

みなさまのご期待に添えるようこれからも精進してますのでよろしくおねがいいたします。

 

次回は久々の一刀・恋が登場。反董卓連合との戦いは最終局面を迎える事になります。

 

ではまたお会いしましょう。


 
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