No.222403

真・恋姫✝無双~御使いの転生~張任伝 第二章 英雄を支えし兵

な、なんとか書く時間確保できたゼ (キリッ

いやぁ 投稿初めて1カ月たったよ!!

やったね皆! 三日坊主卒業だよ!

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2011-06-12 23:40:29 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:4071   閲覧ユーザー数:3531

真・恋姫✝無双~御使いの転生~張任伝第二章 英雄を支えし兵

 

     第四話 初陣と戦渦の少女

 

都安周辺

 

白き鎧を身に纏った一団が都安に向け歩みを進める。 先頭を歩きしこの一団の大将である張任こと一刀は威風堂々と馬を進める。

 

白木偶「頭が凛々しいんだな…」

 

白亜忍「あったりめぇだろ! うち等の大将なんだからな!」

 

白智民「まぁ、亜忍の場合は初陣が終ったと同時に漏らしたもんな…大の方を」

 

亜忍「あ、兄貴止せよ!!」

 

駿「あははは!! おっさん情けねぇなぁ!!」

 

亜忍「なんだとぅ!! 殺るのか? ゴラァ!」 ヒュンシュン 亜忍・駿「「!?」」

 

兎范「はいはい、止しなさい、次は二人の眉間に撃ちますよ?(ニッコリ)」

 

亜忍・駿「「すんませんでしたぁーーーーーーー!!」」

 

兎范「素直でよろしい」

 

片や後ろの方では家臣たちが意図してか兵達の緊張を和らげる為のいつも通りの漫才(謙明絶賛)を行っていた。

 

 

一刀「(兵の士気も皆の御蔭で大丈夫かな? 後は俺の話術と相手の真の目的が一致していればの話だけど…)」

 

一刀の策は…圧倒的な武力による鎮圧ではなく戦の前の舌戦による黄巾兵の懐柔及び乱の鎮圧である。 確かに圧倒的な武で鎮圧すれば犠牲も多いがすぐ済むであろう…しかし終了後はどうだ?

人々は壊れた町、荒らされた田畑、焼き払われた森林…もちろん誰もこんな場所には住みたくないだろう、血の匂いも沁みている……しかし、対話で戦が終わればどうだ? 田畑は荒れず、町も壊れずに済む、何より死者が少なくて済む。 彼の故郷にこんな言葉がある。

 

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり。」

 

そう、どんなに城が、自然の城塞がいかに要害であろうと人が愚者なら直に陥落する。 この言葉を残した人物は、人こそが天然の、そして最高の城壁・城塞と理解していたのかもしれない。

一刀もこの言葉には感嘆せざる得なかった…

 

一刀「(どんな物でも作り直せばすぐ使える……けど失った人は一生戻ってこない)」

 

そう、嘗ての呉にいた時の二人の最愛の王、都督を失った記憶がそう思わせるのかもしれない。

同じ容姿、同じ名前の人物はどこにでもいるのやもしれない…しかし完全に同じ人物は生まれも作れもしない。

 

これを知っているからこそ謙明も一刀も、そして譜代の将、文官は一刀の策は理解していた。

しかし、理想と現実は違う、叶わぬから人は理想を思い更けるに違いない…しかし彼は

 

一刀「(なら、諦めるのか? 理想ばっか追い求めて現実を見ないのか? 違うだろ、叶うと信じてるから理想を追うんだろ? なぁ……桃香)」

 

蜀の仁徳の王を思い、彼女の理想を応援した日々が彼をそうさせた… そして……

 

一刀「(華琳……俺は確かに甘い人間なのかもしれない…だけど、現実を受け入れ、理想を求めている俺は君に負けるつもりはないよ…)」

 

嘗ての乱世の奸雄……そして最も愛した少女を越える事を秘かに誓う…

 

サイドチェンジ/都安城

 

山吹「白い鎧を纏って白地に張の一字の旗を掲げた一団がこっちに来てるって?」

 

黄巾兵A「はい! その数は約2000!」

 

薺「山吹、たぶん偵察だと思うけど…どうする?」

 

山吹「…本隊の5000はこの城に待機、私と薺は各1万ずつ率いて出陣しよう…」

 

黄巾兵A「御意! では早速用意してまいります!!」

 

山吹「……舐めているのか? 劉焉は…」

 

薺「山吹…(どうしよう…なんかやな予感がする…) 」

 

この薺の予感は期待を外れて良い方向へ進むとはこの時は思っていなかったのやもしれない…

 

サイドチェンジ/都安城外より離れし荒野

 

張任隊隊士A「報告! 敵兵2万がこちらへ向けて出撃!! 先頭には敵将と思えし人物が2名おります!」

 

張任「総員戦闘準備! 今までの訓練通りやれば死なない!! 各自生き残ることを最優先とせよ!

名を惜しむな!! 命を惜しめ!!」

 

張任隊隊士達「おぉおおおおおおお!!」

 

士気は異様であった。 本来の将軍たちは名を惜しみ全兵に叱咤激励を行う…しかし彼はどうだ?

末端の兵士にまで気を使い、生きていくように諭すのである。

 

人は誰しも死への恐怖は拭えない…それは地獄があるからか? それならば天国があると信じ戦った聖職者達も多い、なら、どんな恐怖が宗教を信じない人々には襲うのか? それは最愛の人物との永遠の別れ、自我、自身の肉体の消失への恐怖である。

 

そんな中のイレギュラーである… そしてそれは…

 

張任隊隊士達「「「「「(一生この人へ付いて行きたい!!)」」」」」

 

そう思わせるには十分である。

 

死への恐怖を理解し、それを咎めない人物が今の世にどれだけいる? こういった人物の徳こそが何よりの兵士達が信頼できるのである。

 

互いの軍が対峙し、それと同時に3人の人物がそれぞれの一団の前から歩み出た。

 

一刀「劉焉軍の将軍、張任だ! 黄巾の者たちよ何故この都安を占拠する!!」

 

山吹「黄巾軍大将の廖化だ!! 貴様ら漢の犬の…私利私欲による重税、悪政に悩める民達の為に我らは発起した! この地はもはや漢の領土ではない! 我ら黄巾の領土だ!」

 

一刀「確かに…もはや蒼天は地に落ちたも同然! しかし! 我が主君劉焉は民の為なら漢を捨てる一心だ! その主君の領土を奪う貴様らを許せん!」

 

山吹「我らの思いは!! 我々の日々の安寧なる生活が永長く続くことだ! それを無慈悲に奪って行った皇族の領主を信用できるか!」

 

一刀「なら、何故我らの兵はこの様に少ない? 理由は簡単だ! 対話による交渉を我らは望んでいるのだ!」

 

薺「!? (もしかして…本当に話を聞いて貰えるのかも…)」

 

山吹「…………本当に貴様に、この益州の州牧劉焉に!! 我々の安寧なる生活を保護してくれるんだろうな!!」

 

一刀「我が名 張任に誓いそしてまた、劉焉様への忠義に誓う事を宣言しよう! そのためにも君達黄巾党の兵士たちも必要だ! 俺と共に天を流れる…民達の希望となる流星にならないか!!!」

 

黄巾兵「「「「「!?」」」」」

 

薺「(兵達が必要…? 私達の様な反乱を起こした国賊に??)」

 

山吹「……総員武装解除! その場で待機!」

 

一刀「その必要はないよ、このまま全員で成都に来て貰いたい。」

 

山吹・薺「「!?」」

 

薺「わ、私達が裏切らないとでも思っているんですか?」

 

一刀「それをわざわざ質問することは裏切ることはないんでしょ?(ニッコリ)」

 

山吹・薺「/////」

 

家臣団「「「「「ま・た・こ・れ・か」」」」」

 

一刀「我が名は張任、真名を一刀…信用の証として受け取って欲しい。」

 

山吹「名は廖化 真名は山吹、私からも信用の証として受け取ってください!」

 

薺「周倉、 真名は薺。 これからもお願いいたしますね、一刀さん」

 

迷い流れる二筋の星は大きな流星と出会いその一部となる…

 

未だ迷いし星々はいずれ大きな流星と出会い、その輝きを増すであろう…

 

彼女達の様に……

 

あとがき!!!!!

 

オリキャラ増えたよ! やったねタエちゃん!! 72仲間が増えたよ!!

 

今思ったんだけど…家臣団を人数に加えると男女比が2:6の件についてw

 

まぁ 主要人物が一刀君と今回のオリキャラの女性2名って事でここは一つw

 

凄い考え事があるんですが…ここでの一刀君は一体何人の女体化した武将達を食べちゃうんでしょうかね?www

 

他所ではいろいろと食われたり食ったりしてますけど…

 

ときどき思うんですよね 自分はオリキャラ出し過ぎでしょうか?w

 

他の作者の方々は多くて7,8人程度ではなかったですか?

 

このままいくとオリキャラと原作キャラで計100名生きそうな勢いwww 

 

まぁ 男性含めた場合ですけどね

 

さて、実は…まだ試験あったんだよ!! 学校のサイト覗いたら 今週の土曜日試験じゃ!!

昆畜生www

 

え? なんの試験だって? プラスチックなんかを高分子材料って言うんですがその高分子材料を作るための高分子科学って科目です。(まぁ実技じゃなくて筆記ですけど)

 

まぁ リアル情報はこれまでにして…

 

まさか恋姫のお祭りがあったとわ…… 

 

いいなぁお祭り… キョロキョロ

 

いいなぁ…キョロキョロ  いいなぁ いいなぁ いいなぁ… orz

 

まぁ…誘われてもたぶん駄作しか作れないんで皆さんが楽しんでくれるかどうか解りませんがな!ww

 

期限通りに出せるか危うい人物なので他所の皆さまに迷惑かけられないので見る専になろうと思いますw

 

それではアディオス!! @@ノシ

 

あ、機会がありましたら…一郎太様の作品である「真・恋姫†無双~恋と共に~」を見る事を強くお勧めいたします!!


 
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