一刀視点
俺は北郷一刀、普通の学生だ
「一刀!もっとしろ」
この子は瀬木愛紗 幼馴染だけど学園の人気者だ
まぁ文武両道な上に可愛いからなぁ
「へいへい」
「一刀君!愛紗ちゃん!おはよう!!」
「おはよう!桃香」(にこっ)
水地桃香 同級生で学園1番
放っておけないという点で
「///っ!それじゃあまた教室でね」
ダダダダダダッ
「??」
走って行っちゃった・・・怒らせたかな?挨拶しただけなのに
「あ!凪、おはよう」(にこっ)
「///!!一刀さん!愛紗さん!お、お、お、おはようございます!!」
賀久凪 同級生だが妙に礼儀正しくまじめ
そのせいか愛紗とは気が合う
「??・・・顔赤いよ!大丈夫?」
「//////~~失礼します!!」
ダァアアアアア
また走って行っちゃった・・・
「一刀・・・お前なぁ」
今度はジト目で
「「一刀さん!!おはようございます!!」」
「ん?あ!悪いボーっとしてた・・・!おはよう!亞莎、明命」(にこっ)
久良亞莎 後輩でまじめな文武両道の秀才
阿島明命 同じく後輩で明るく運動神経が抜群 無類の猫好き
「「///」」
「あのさ、さっきからみんなに避けられている気がするんだけど・・・」
「///そんなはずは・・・・」
「じゃあどうして?」
「//////それは・・・・」
バタンッ
「「亞莎!?」」
「どうしよう・・・・とりあえず保健室連れて行こう」
「一刀さん!それは私が!!それより一刀さんは後ろを」
「後ろ?」
後ろを見ると愛紗が冷めた目で見ていた
「はぁ~一刀、お前はまったく・・・」
「何だよ!?」
「やはり鈍感だ」
「どういうこと?」
「教えん!自分で考えろ!!」
そう言うと行ってしまった
「???」
やっぱり分んない
とりあえず愛紗と仲直りはしたいなぁ・・・俺の好きな子だ・・尤も不釣り合いだよな
俺達の関係なんて朝、起こしてもらって三食を共にする程度の幼馴染に過ぎないし
愛紗視点
私の名前は瀬木愛紗 普通の学生だ
「一刀!もっとしろ」
「へいへい」
こいつは北郷一刀、私の幼馴染だが学園の人気者だ
確かにそれ程の能力は持っていると思うし顔も良いし優しいし・・・・・・【以下省略】
はっ!ちょっと話し過ぎたか・・・ん?
「あのさ、さっきからみんなに避けられている気がするんだけど・・・」
「///そんなはずは・・・・」
そうだ、そんな訳がない
「じゃあどうして?」
「//////それは・・・・」
バタンッ
「「亞莎!?」」
「どうしよう・・・・とりあえず保健室連れて行こう」
「一刀さん!それは私が!!それより一刀さんは後ろの方を」
「後ろ?」
「はぁ~一刀、お前はまったく・・・」
「何だよ!?」
「やはり鈍感だな」
あまりに鈍すぎる・・・一刀の悪いところだ
「どういうこと?」
「教えん!自分で考えろ!!」
まったく・・・人の気も知らないで
私は先に行くことにした
・・・あいつも悪気はないのは分ってるし、私がとやかく言える立場と言う訳でもない
恋人というわけではないのだからな
一刀視点
「で、愛紗ちゃんと喧嘩したと・・・」
「いや、別に喧嘩した訳じゃないけど」
俺は今、及川に相談中だ
こいつ、及川祐は俺の親友で顔は悪くないけど女癖が異常に悪い
でも、大体いつも彼女がいる
かなり不本意だけど、こいつは今まで多くの女子と付き合ってる・・・大体3日以内に破綻するけど
「そりゃあ~カズピー・・・不機嫌にもなるやろ?彼氏が女おとしてたら」
「??・・・何個か突っ込むけど・・・俺はおとしてないぞ?」
「カズピーは無自覚におとしてるんや!・・・気を付けな」
「・・・はぁ・・分かった・・・次だけど俺達は付き合ってないぞ?」
「・・・・・・・はい?」
「なんだよ?」
そんな変な物を見る目して
「・・・カズピー・・・この学園で二人の関係を『唯の幼馴染』だと思うとる奴なんて・・・1人もいないと思うで」
「何で!?」
「いや、何でって・・・まず、朝起こしに来てもらってるんやろ?」
「ああ」
「ほぼ毎日三食共にしてるんやろ?」
「まぁ・・・月に3回ぐらいは違うけど」
「・・・・・毎年チョコ貰ってるんやろ?羨ましいことに」
「まぁ・・・最初に2年間のをチョコと言うかは別としてそうだな」
「それで唯の幼馴染って言うたらカズピー!一人身男子を敵に回すことになるで?」
「って、言ってもそのことに違いはないし」
「だったら告白すればいいやん」
「///なっ!?」
「一言、好きと言えば万事解決するでぇ!・・・多分」
「分かったよ!やってみるよ」
「結果は報告してなぁ~」
「するか!!」
と、言う訳で告白することになった
及川はこういう時には頼りになる・・・・人の話を聞きながらエロ本を読まなければもっと良いんだけど
愛紗視点
「で、一刀と痴話喧嘩したと・・・」
「痴話喧嘩ではない!」
私は今、星に相談中だ
こいつに相談など癪だが何だかんだで親友だからな
西條星 私の親友で大体のことは即興で出来る万能人
嗜好と性格の悪さを除けば良いやつだ
「そう大声を出すな」
「・・・すまん」
「そりゃまぁ・・・彼氏がおとしてたら不機嫌になるのも分かるが」
「そうだろ!?・・・・って彼氏?・・・・///私とあいつはそんな関係ではない」
「・・・何?」
「な、なんだ?」
そんなあり得ない物を見るような眼で見るな
「・・・この学園の全員が二人は出来てるって確信を持っているぞ?」
「な、何故!?」
「四六時中一緒にいれば誰だってそう思う」
「そう・・なのか?」
「・・・ふむ!よし!告れ!」
「///な、告れだと!?」
「一言、好きだと言って自分の物ってことにしてしまえば良い」
「そ、そんなこと・・・」
「大丈夫さ!あいつはお前の作ったアレを食べて笑顔を装ったのだから・・・惚れているのはまず間違いない」
「///そうか?・・・分かった」
こうして私は告白することになった
星に相談したのは正解だったかもしれない
持つべきは親友だな
・・・人の話をメンマを食いながら聞かなければもっと良いのだが
一刀視点
俺は今1人で昼食を取っている・・・一緒に食べよって言ってくれる人も居たけどそんな気になれなかった
「・・・やっぱりつまんないな 理由もないのに愛紗が近くにいないのは・・・何時も談笑したり俺がからかったり・・・あの困ったような顔が可愛いんだよな・・・って駄目だな俺」
俺は改めて気付いた
愛紗視点
私は今1人で昼食を取っている・・・一緒に食べようって言ってくれる人も居たがそんな気になれなかった
「・・・やはりつまらんな 理由もなく一刀がいないのは・・・何時も談笑したりあいつが私を困らせたり・・・でもあの子供様な笑顔が好きだ・・・はぁ駄目だな私」
私は改めて気付いた
一刀視点
告白するって言ったけどやっぱり恥ずかしいしあんなことあった後だから気まずい
愛紗ともあれから話してない
そういえばこんなに話さないのも久しぶりだな
「!!・・・愛紗」
「一刀か・・・」
偶然に会ってしまった
やっぱり気まずい・・・怒ってるかな
「・・・・愛紗 言いたいことがあるんだ」
あぁもう男は度胸だ
「奇偶だな、私もだ」
答えてはくれた・・・怒ってはいないみたい
でも愛紗の話って何だろう?
「じゃあ愛紗の用件を先に言ってよ」
「いいや 一刀からの用件を先に聞く」
「「///・・・・・・・・・・・・・」」
「じゃ、じゃあ一緒に言うか」
「そ、そうだな」
俺は覚悟を決めて息を吸い込んだ
愛紗視点
告白するとは言ったもののやはり恥ずかしいし朝のこともある
一刀ともあれから話してないな
そういえば何時ぶりだろうかこんなに話さないのも
「!!・・・愛紗」
「一刀か・・・」
偶然に会ってしまった
どこか気まずいな
「・・・・愛紗 言いたいことがあるんだ」
「奇偶だな、私もだ」
ああ、もう当たって砕けろ
「じゃあ愛紗の用件を先に言ってよ」
「いいや 一刀からの用件を先に聞く」
「「///・・・・・・・・・・・・・」」
「じゃ、じゃあ一緒に言うか」
「そ、そうだな」
私は覚悟を決めて息を吸い込んだ
「「好きだ!!」」
第3者視点
「「//////」」
「・・・・まじで?」
「・・・・本当か?」
「俺は本気だよ?今日一日で気付いたよ愛紗がいないと寂しいってね」
「それは私もだ・・・だが、元々の原因となったあれについては何も言わないのだな」
「だって・・・俺、別に悪いことした訳じゃないから謝るのも違うし何て言えば分んなかったんだもん」
「お前は・・・・・・ま、それもそうだな」
「「あははははは」」
2人は何時ものように・・・何時も以上に楽しそうに笑い合った
「ふむ・・・なるようになったか」
「盗聴とは良い趣味やな~」
「お主もな」
「「ふははははは」」
どこかで嫌な笑い声も響いたとか
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思いつきと勢いで書きました
だからグダグダです
批判しないでください
6月13日本文を少しいじりました