No.219677

己の信ずる道を行け

銀雷さん

寒い・・・風邪が治らん・・・

続けますけど・・・

2011-05-30 21:26:57 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:860   閲覧ユーザー数:811

ここは、夏口に駐屯している黄祖の支配下の一つの町である・・・

 

 

 

 そこでは一人の男が、都督を務めていた。名を、蘇飛・・・

 

 

 この蘇飛は、文武両道のお手本とも言え、武は孫策にも匹敵するとも言われ、智は周喩にも劣らず、その上優しさもあるため、この当たり一帯では、かなりの評価を得ていた・・・

 

時が過ぎ・・・

 

黄祖「これは一体どういうことだ!!」

 

蘇飛「しかし!あの場では、そうせざる終えない状況だったではありませんか!」

 

黄祖「しかし、今の状況では好機だったではないか!」

 

蘇飛「ですが!「もういい!下がれ!」・・・分かり申した、しかし!甘寧は足止めに貢献しました!その事を称え任用してはいただけないでしょうか!」

 

黄祖「そんなことが出来る分けなかろう!!それに、足止めなどそこらへんの兵士でも出来るではないか?違うか?」

 

蘇飛「・・・分かり申した、もう何も言いますまい・・・」

 

黄祖「よかろう、その礼儀に対してこのことは無罪放免にしておこう・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘇飛「くそっ!」(ドゴッ!)

 

壁に拳を叩きつける・・・

 

蘇飛「少し落ち着くか・・・」

 

そういって、町のほうに向かって言った・・・

 

そして・・・

 

蘇飛「また、あんたか・・・」

 

おじさん「そう言いなさるな~、それで、お目当ての品は?」

 

おじさん再来!!・・・

 

蘇飛「はいはい・・・じゃあ、なんだこりゃ?」

 

おじさん「お!旦那お目が高い、それは、かの有名な干将が作り上げたとされる夫婦剣『干将・莫耶』だぞ!!」(ドドーン!)

 

 

 

 

 

蘇飛「・・・(飾るか?)へぇ、じゃあ・・・それと、この鈴をくれ」(リーン)

 

おじさん「反応薄っ!?まぁいいけど・・・・へい毎度あり!勘定は・・・こんなもんでどうですか?」

 

蘇飛「・・・・・・高くないか?もう少しまけてくれても?」

 

ざっと・・・蘇飛の月給の3倍ほど・・・

 

おじさん「しょうがないじゃないですか~、鈴がほとんど占めてるんですから~」

 

蘇飛「高!?鈴ってこんなに高価!?」

 

おじさん「嘘ですよ・・・まぁ、こんなもんで・・・」

 

先ほどの、半分の半分以下ぐらい・・・・

 

蘇飛「よし!今すぐ、役所に連れて行ってやろう!」

 

おじさん「ちょ!待って!もうしません!」

 

軽く受け流し・・・

 

蘇飛「はいはい・・・じゃあな・・・」

 

おじさん「お勘定!!「出世払いで!」儲けが~」(泣)

 

御用にならないだけありがたいと思え・・・

 

蘇飛「とりあえず、落ち着いたから・・・帰るか・・・」

 

魯粛「蘇飛様?どちらに行っていらしたのですか?」(ズゴゴゴ!)

 

蘇飛「ごめんなさい・・・」

 

魯粛「お仕事が溜まっていますよ?」(ニコッ)

 

蘇飛「お前が溜めたんz「なにか?」やらせていただきます!」

 

甘寧「そんな物はいいとして・・・」

 

魯粛「良くありません!」

 

甘寧「鍛錬だ!!」(ガシッ!)

 

右手を・・・

 

魯粛「今日は、逃がしません!!」(ガシッ!)

 

左手を・・・

 

蘇飛「内戦だ・・・」

 

甘寧・魯粛「コイツにだけは(あなただけには)・・・」

 

『負けん!(負けません!)』

 

【続く】

 


 
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