No.217151

真・恋姫無双外史をかける一刀 18話

真・恋姫無双外史をかける一刀 18話を投稿します。

2011-05-16 23:59:03 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:4770   閲覧ユーザー数:3854

「ばかな!?孫堅が進軍を止めただと!!私の読みが違っただと」

 

兵の報告に劉表軍の参謀、蔡瑁は声を荒げた。

それを遠目で見ていた者がいた。

 

「ふはは、さすが孫堅だ。そうでなくてはな」

 

「やはり黄祖様の読みが当たりましたね。これで蔡瑁が目論んでいた暗殺が白紙になったわけです。・・・黄祖様を悪者にした策が」

 

「ふん、そのような事など気にするな太史慈。ワシがそう言われ様とかまわん。それが「真に荊州の民の為に」なるのならな。その為ならわしは喜んで「悪」となろうぞ」

 

黄祖はそういうと何処かに歩き出した。

太史慈は黙って黄祖に付いて行った。

黄祖が着いたのは一つの牢屋。

 

「・・・元気か?と聞くのは場違いか?徐晃よ?」

 

そこには鎖でつながれた一人の少女がいた。

 

「・・・問題ない。何しに来た?」

 

「・・・孫堅が進軍を止めたらしい。やはり奴は英雄なのだろう。さて此処からは本題だ。・・・お主の姉が孫堅軍にいるらしい」

 

「!?それは本当ですか?」

 

「ああ、ほぼ間違いない。蔡瑁はお主を使うだろうな、アレを使って」

 

鎖につながれた少女は震えだした。

 

「・・・すまない。ワシが愚かなせいでお主の村が襲われお主は強制的に戦闘に出されるようになってしまった」

 

「・・・貴方を恨んではない。真実を知ったからな。だが、もうあの頃に戻れないのは事実だ。・・・姉さんと戦うか、どうすればいいんだ。わたしは。いや、どうにも出来ないか」

 

少女は大声で泣き出した。

黄祖は少女の姿を少しまた後去っていった。

太史慈は優しい声で

 

「赤曜(せきよう)安心しろ。お前は必ず助けてやる・・・もしそれが出来ずに姉妹戦わないといけなくなる様ならその前に私が赤曜を死なせてやる」

 

太史慈の言葉に少女はただ泣きながら頷くのだった。

後書き

 

・・・やっぱりうまく書けませんね。

 

必要悪という表現は難しいです。

 

戦闘が始まったら本格的に書けるかと思います。

 

・・・別に書けないから短い物にしたわけじゃないんだからね///

 

「ぶるぁぁ!!」「ふんぬぅぅぅ!!」

 

貂蝉と卑弥呼が現れた。

 

まだ日は跨いでない。ここは退散だ。

 

老仙がダッシュで逃げ出した。


 
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